猫を飼い始める時、飼い主さんが直面する悩みの一つが、「どんな餌を選んであげればいいのか?」ということではないでしょうか。
この記事では、初めて猫を飼い始める人向けに、猫の餌の選び方やおすすめのキャットフードを紹介します。
猫の健康を保つために必要な栄養素や、猫の好みに合わせた餌の選び方について詳しく解説しますので、初めて猫を迎える際の参考にしてみてください。
目次
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猫の餌を選ぶ時に考えるべき5つのポイント
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失敗しない!おすすめのブランドはこれ!
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試行錯誤しながら好みを掴もう!
猫の餌を選ぶ時に考えるべき考えるべき5つのポイント
栄養バランス
猫を飼う上で、餌の選び方は非常に重要です。まずは成分表から猫に必要な栄養素をバランスよく含んでいるかを確認しましょう。
タンパク質や脂肪分、ビタミン、ミネラルなどが猫の健康を維持する上で重要になります。
年齢に合わせた選択
猫の年齢に合わせて適切なキャットフードを選びましょう。全年齢対象のキャットフードもありますが、猫は飽きっぽく何年も1種類だけを与えていると食べてくれなくなってしまうこともしばしば。年齢別のキャットフードなら変化も与えつつ、猫の成長段階に合わせた適切な栄養バランスが保てるでしょう。
ドライフードかウェットフードか
基本的にはどちらでも構いません。猫の好みに合わせてあげましょう。
例外として、自分からあまり水を飲まない猫に対してはウェットフードが有効です。フードを通して水分摂取量を高めることが可能です。
添加物に注意
人間の食事同様、過度な添加物の摂取には気をつけましょう。人間の1/10程度の体重しかない猫は添加物に対してより敏感になるとされています。
猫の餌を選ぶ中で迷った時には、なるべく自然由来の材料から作られたものを選ぶようにしてあげましょう。
獣医師のアドバイス
猫の健康状態に不安があったり食欲不振が見られたりする際は、一度獣医師に相談をしてみることも大切です。
自分一人で悩むのではなく専門家のアドバイスを取り入れてあげることが猫のためになります。
以上のポイントを考慮しつつ猫の餌を選んでいきましょう。また、一度選んでおしまいではなく、あまり食べてくれない時は餌の種類を変えてあげたり、通常時もいくつかのフードをローテーションしてあげたりすることで食欲不振に陥りにくくなるでしょう。
失敗しない!おすすめのブランドはこれ!
ドライフード
ドライフードは長期保存が効きやすく、栄養バランスもこだわって作られたものが多いので比較的選びやすいでしょう。
ヒルズサイエンスダイエットやロイヤルカナン、ピュリナワンなどが代表的なブランドです。
ウェットフード
ウェットフードは水分摂取量の向上に一役買います。また、ドライフードよりウェットフードを好む猫は多く、食べ始めたら止まらなくなってしまう子もいるくらいです。
アイシアやユニ・チャームに加え、いなば食品や三洋食品など水産系のメーカーからも商品が展開されています。
高品質・無添加フード
品質や素材にこだわりたい人はナチュラルバランスやカナガンなど品質や無添加素材を追求したフードを検討してみると良いでしょう。
試行錯誤しながら好みを掴もう!
猫の好みを掴むには試行錯誤が大切
猫の飼い主は誰しもが猫に喜んでもらいたいと考えるものですが、彼らの好みを把握するのは簡単なことではありません。ドライフードとウェットフード、フレーバー、メーカーなど好みが分かれやすいポイントを入れ替えつつ食い付きの良さや完食する割合などをもとに比べていきましょう。また、その時の体調や気分、空腹度合い、飽きなどさまざまな要素に左右される部分もあります。一度好みを掴んだらそれだけを与えるのではなく定期的に入れ替えをしてあげることも大切です。
ワンポイント
猫の餌を選ぶ際は、栄養バランスや猫の年齢、彼らの好みに合わせてあげることが重要です。ドライフードとウェットフードの選択肢があり、その中でも無添加素材を重視するなら高品質なフードも選択肢の一つです。猫の好みは試行錯誤が必要で、定期的にフードをローテーションさせて飽きさせないように心がけましょう。また、体調不良や食欲不振などで困った際には獣医師や専門家の助言を仰ぐことをおすすめします。愛らしい猫との共同生活を楽しむために、適切な餌を選んで、猫の幸せな日々をサポートしましょう。