猫は意外と食欲旺盛ないきものということを知っていましたか?彼らはついつい食べすぎてしまうこともしばしば。一方で食事の好みが合わなかったり、健康状態が万全ではなかったりすると食欲不振に陥ってしまうデリケートな一面も。猫が食欲不振に陥ってしまった際は、その原因を特定して対処してあげることが彼らの健康を守るために欠かせません。ここでは猫の食欲不振に関する5つの原因と解決方法について詳しく解説していきます。猫の食欲不振が思わぬトラブルを招いてしまわぬよう、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
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猫は美食家?好みに合った餌を選ぼう!
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ストレスは毒!食欲不振と直結
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猫の加齢も食欲不振の原因に。餌の与え方を工夫しよう!
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猫にも歯周病や口内炎が?口腔内のトラブルは早めに獣医師に相談を!
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病気かも?一人で悩まず猫の病院を頼ろう!
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猫は美食家?好みに合った餌を選ぼう!
猫の食欲不振。真っ先に考えたいことは、餌の好みが合わないケース。新しい餌に変えた時に食いつきが悪くなってしまったり、反対に同じ餌を与え続けた時に少しづつ食べる量が減ってしまった経験はありませんか?猫は私たちが考えている以上に繊細ないきものです。とくにキャットフードを変えるときは、最初は普段食べているものと併用しつつ、新しいものの割合を増やすひと工夫を意識してみましょう!
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ストレスは毒!食欲不振の原因に
ストレスの蓄積はいちばんの毒。猫の食欲不振ともっとも直結します。ストレスになる原因を排除することができれば良いものの、たとえば引っ越しによる環境の変化や周辺工事による騒音などは簡単には解決できないこともしばしば。そんな時は飼い主さんが一緒にストレス解消のお手伝いをしてあげましょう。一緒にいられる時間を増やしたり、おもちゃで遊んであげたり、他にも猫のひとり遊びを充実させるキャットタワーを導入したり、暮らしの中で工夫してあげられるポイントを探っていきましょう!猫を注意深く観察することがポイントです。
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猫の加齢も食欲不振の原因に。餌の与え方を工夫しよう!
猫は人間より成長のスピードがはやく、気がついたらおじいちゃん、おばあちゃんなんてことも。体力の減退や噛む力の減少などが食欲不振に影響を与えている恐れがあります。加齢が原因の場合、ムリに餌を与えようとするとかえって逆効果になってしまうようです。少量でも栄養価の高い食事に変えてあげたり、ペーストタイプや液状のキャットフードを導入したりしてみてはいかがでしょうか?
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猫にも歯周病や口内炎が?口腔内のトラブルは早めに獣医師に相談を!
あまり知られていないですが、猫も人間と同じく歯周病や口内炎などの口腔トラブルを抱えるケースがあります。猫用の歯磨きやデンタルケア製品などもありますが、猫の口内は繊細でかえって症状が悪くなってしまうことも。獣医師の方に早めに相談することをお勧めします。また、日頃の口腔ケアで予防することも大切です。定期検診や獣医師のアドバイスのもと歯磨きトレーニングなどを導入してみましょう!
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病気かも?一人で悩まず猫の病院を頼ろう!
これまで紹介してきた、猫の餌の好みやストレスの蓄積、加齢、口腔内トラブルに当てはまらない場合、猫が健康上のトラブルを抱えている可能性が高そうです。猫は自分で病気などに気が付きにくく、気がついていても飼い主さんにうまく伝えられないことがほとんど。急な食欲不振など、猫との生活で違和感を感じた時は一人で悩みすぎず猫の病院や獣医師さんを頼ってあげるようにしてください!
ワンポイント
ここまで猫の食欲不振とそれにまつわる猫のトラブルについて解説してきました。自由気ままな猫らしいわがままから早急に解決してあげたい猫の口腔内トラブルや病気まで、食欲不振にまつわる悩み事はさまざまですね。私が昔飼っていた猫も引っ越し時に食欲不振に陥っていたことがあり、その際は一緒に遊ぶ時間を確保して運動時間を増やすことで少しずつ改善されていきました。ただ、もちろん飼い主さんが工夫してあげることも大切ですが、一人で悩みすぎないことも重要です。実は、飼い主さんが思っていた以上に深刻な問題だったなんてことになりかねません。食欲不振など小さな変化にも十分に気を配って猫の健康と猫と飼い主さんの幸せな共同生活を守っていけるようにしましょうね!