犬が悪いことをしたらケージに入れるのはNG!叱る際の注意点とコツをそれぞれ解説

犬が悪いことをしたからといって、ケージ内に閉じ込めていないでしょうか。愛犬のイタズラ行為に対するしつけとして、ケージをお仕置き部屋にしている方もなかにはいるかもしれません。

しかし、犬が悪いことをしたからといって、ケージに入れるのはやめましょう。犬がケージにネガティブな印象を持ち、本来の用途として活用できなくなる可能性があるからです。

この記事では、犬が悪いことをしたらケージの中へ入れる行為が、なぜいけないのか解説します。最後までお読みいただくことで、犬が悪いことをしたときに叱るコツまで理解できるようになりますよ。
目次

犬が悪いことをしたらケージに入れるのはNG
ケージは犬のお仕置き部屋ではない
犬が悪いことをしたときに叱る際の注意点
犬が悪いことをしたときに叱る2つのコツ
叱るだけでなく良いことをしたときは褒める
犬が悪いことをしたらケージへ閉じ込めてはいけない

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫や犬をお迎えする方や、すでに飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

犬が悪いことをしたらケージに入れるのはNG


白井君:執行ねこ員は、犬が悪いことをしたらケージへ入れることに対してどう思われますか?

執行ねこ員:犬ではないからわからないなぁ。

白井君:まぁ、それはそうですね…。

執行ねこ員:なら聞かないでくれる?

結論から言うと、犬が悪いことをしたからといってケージに入れるのはやめましょう。なぜなら、お仕置きのつもりでケージへ入れても、基本的に犬のイタズラ癖は改善しないからです。

犬が家具や小物をかじってしまった際に、ケージの中へ入れることで物理的にイタズラができなくなります。ケージに閉じ込められることで、犬は自由に動ける範囲が狭まり反省してほしいと考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、悪いことをしたからといってケージの中へ入れても、そのことを犬が理解して反省するわけではないのです。実際にケージの中へ入れても暴れたり、鳴いたりするなど明確にイタズラが改善したという声はほとんど確認できません。

ケージは犬のお仕置き部屋ではない


そもそも、ケージは犬のお仕置き部屋ではありません。ケージは犬だけでなく、飼い主さんにとってもさまざまなメリットがあります。

普段、部屋で放し飼いにしている場合、ケージ内は犬のテリトリーです。ケージは人間に邪魔をされない自分だけのスペースと言えるため、落ち着いて過ごせる空間になります。

飼い主さんにとっても部屋の掃除や来客時など、一時的に犬の行動範囲を制限できるメリットがあります。本来であれば安心できるスペースであるはずなのに、悪いことをしたからといってケージに閉じ込めてしまっては、犬はネガティブな印象を持つことでしょう。

ケージに対して悪いイメージがついてしまうと、しつけにも悪影響を与えてしまいます。

執行ねこ員:ケージは嫌な場所だというイメージがついてしまうのはよくないね。

白井君:おっしゃるとおりです

犬が悪いことをしたときに叱る際の注意点


ここでは、犬が悪いことをしたときに叱る際の注意点について解説します。
  1. 暴力は振るわない
  2. 時間が経ってから叱らない
  3. 強い口調で名前を呼ばない

犬のイタズラ行為に対して、どのように叱ればいいのか悩んでいる方はポイントを押さえておきましょう。

1. 暴力は振るわない

犬が悪いことをしたからといって、暴力を振るってはいけません。具体的には、叩く・蹴るなどの行為です。

暴力を振るってしまうと、犬は怯えてしまいます。自分の言うことを聞かせようとして、犬を怯えさせてしまう行為は、しつけではありません

2. 時間が経ってから叱らない

時間が経ってから犬を叱るのはやめましょう。犬は人の言葉を理解できないため、後から叱られてもなぜ飼い主さんが怒っているのかがわからず困惑してしまうからです。

タイムラグが発生することで、何を反省して良いのかわからなくなり、誤った解釈をさせてしまうことがあります。

執行ねこ員:後から言われても困るんだよね(チラッ)。

白井君:私のことを言っているのでしょうか…。

3. 強い口調で名前を呼ばない

犬を叱る際に、強い口調で名前を呼ぶのは避けましょう。名前を呼ばれるのは怖いことだと感じてしまい、呼んでも来なくなってしまうことがあるからです。

犬を叱る際に、子供と同様に強い口調で名前を呼んでいないでしょうか。飼い主さんにとっては、愛犬への意思表示として伝えているつもりかもしれませんが、犬にとっては怖いことや嫌なことだと認識してしまう可能性があります

犬が悪いことをしたときに叱る2つのコツ


続いては、犬が悪いことをしたときに叱るコツについて解説していきます。
  1. 低い声で叱る
  2. 言葉を統一する

2つとも簡単にできる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

1. 低い声で叱る

叱る際は、いつもより低い声で叱りましょう。普段の飼い主さんと様子が違うことを理解してもらうためです。

犬は人の言葉を正しく理解できないため、遊んでいるときや褒めているときと同じ声のトーンで叱っても、飼い主さんが怒っていると認識しにくくなります。

2. 言葉を統一する

犬を叱るときは、ある程度言葉を統一しましょう

あらゆる言葉で注意しても、犬はすべての言葉を理解できません。人間と違い言葉の使い分けができないため、混乱してしまいます。

執行ねこ員:まぎらわしい言い方しないでほしいよね(チラッ)。

白井君:またしても…。

叱るだけでなく良いことをしたときは褒める


愛犬のしつけとして大事なのが、悪いことをしたら叱るだけでなく、良いことをしたら褒めてあげることです。愛犬が言うことを聞いてくれたときなどは少し大げさに喜んだり、おやつをあげたりしましょう

人間と同様に、犬にも感情があります。常に叱ってばかりだと、犬もどうしたらよいかわからなくなってしまいます。

飼い主さんとの関係構築もできなくなるため、叱るだけでなく褒めてあげることで、ポジティブな経験を通じて学習してもらいましょう

執行ねこ員:叱って伸ばそうなんて時代遅れだよ。

白井君:そのような言葉、どこで覚えたのですか…。

犬が悪いことをしたらケージへ閉じ込めてはいけない


愛犬が悪いことをしたからといって、ケージの中へ閉じ込めるのはやめましょう。犬にとって安心できるはずの場所が嫌いな空間になってしまい、ケージ本来の用途として活用できなくなるためです。

犬が悪いことをした場合はケージに入れるのではなく、普段より声のトーンを低くするなどして、その場で叱りましょう。ケージは犬だけでなく、飼い主さんにとっても役に立つアイテムです。お仕置き部屋としてではなく、自分だけのテリトリーとして愛犬が落ち着いて過ごせるような場所として活用していきましょう。