「猫を飼うと人生が変わるって本当?」
「猫と暮らす際のメリット・デメリットを知りたい…」
「猫と暮らしのに興味はあるもののお迎えするにあたって不安がある…」
このような疑問や悩みを抱えていないでしょうか。
猫との暮らしに憧れがある一方で、良くも悪くも自分のライフスタイルにどのような影響があるのか気になる方は多いことでしょう。
結論から言うと、猫を飼うことで得られるいくつかのメリットには科学的根拠があります。また、飼い主を対象にしたアンケートでは、猫を飼うとさまざまな観点で「変わった」と実感している方が多数いました。
この記事では、猫を飼うと幸せになると言われる理由について、科学的根拠を交えて紹介します。ペットとの暮らしにおける課題についても触れているため、最後までお読みいただくことで、猫を飼うメリット・デメリットに関する悩みが解決するはずですよ。
具体的に変わった部分を問う質問では、以下のような回答がありました。
※参照元:猫を飼い始めてから変わったことについてのアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫を飼うようになってから、日々の生活が猫優先になったと考えている人が多いようです。
また、生活習慣だけでなく考え方や性格、家族関係にも良い変化が起きたと感じている方もいます。
※参照元:人生が変わった! 猫飼いさん調査「猫を飼い始めて変わったこと」(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
生活習慣に限らず考え方や人間関係にも変化があり、猫を飼うことによって「人生が変わった」と感じている方が多いようです。
執行ねこ員:ほらみろ!
白井君:確かに猫を飼っていることで…
執行ねこ員:飼わせていただいている
白井君:確かに猫を飼わせていただいていることで…さまざまな癒しを得られていますね…。
猫を飼うことで幸せになれると言われる理由は、いくつかあります。具体的には、以下の内容が挙げられます。
実際に幸福度の高まりと健康的な生活に関しては、裏付けとなるアンケート結果があります。アニコム損害保険株式会社が行った「nekokusei(ねこくせい)調査」では、以下のような回答を得られています。
※参照元:猫を飼うと、99%幸せになれる!?猫の生活実態調査「nekokusei調査」、結果公表!(アニコム損害保険株式会社)
「猫と暮らし始めて幸福度が高まったか」という問いに対して、99.6%の人が「とても高まった」または「高まった」と回答しています。
「猫と暮らし始めて健康になったか」という問いでは、50.8%の人が「非常に健康的になった」または「まぁまぁ健康的になった」と、好意的な回答をしていました。そのため、一定数の人が「幸福度」と「健康面」で、猫と暮らすメリットを感じていることがわかります。
白井君:執行ねこ員!いろいろ調べてみましたが、面白いことがわかりましたよ!実はそれぞれ、科学的根拠があるようです。
猫と暮らすメリットとして実感している方が多い「幸福度」と「健康面」に関してですが、それぞれ科学的根拠があります。
1つずつ、事例をもとに解説していきます。
実際に「飼い猫と10分間触れあったあと」と「飼い猫との触れ合いがなく10分間過ごしたあと」で比較し、飼い主の唾液中に含まれるオキシトシン濃度を検証しました。すると「飼い猫と10分間触れあったあと」の方が、オキシトシン濃度が上昇したと報告されています。
※参照元:猫と飼い主の関係に関する行動生理学的研究2022年永澤巧
そのため、猫と過ごすことで幸福度が上がる点に関しては、科学的根拠があると言えます。
星旦二氏と望月友美子氏による研究論文では、猫または犬などのペットを飼育することで、以下のような健康効果が明らかにされています。
※1 参照元:我が国の高齢者における犬猫飼育と二年後累積生存率
※2 参照元:犬猫を飼育する高齢者における 13 年後の要介護度予防効果
この研究では在宅高齢者を対象に犬猫の飼育状況だけでなく、主観的健康感や生活満足感といった項目の調査を行い、分析対象者の生存と死亡の有無を2年後まで追跡しています。その結果、犬猫を飼っているとともに世話をしている人ほど、2年後の生存率・累積生存率の高まりが報告されています。
これらの要因としては、犬や猫を飼うことで自分自身が健康だと感じられ、外出頻度が高まったと考えられています。そのため、猫を飼うメリットとして、健康面の影響に関しても科学的根拠があると言えるのです。
執行ねこ員:それは猫に決まっているではないか!ねぇ白井君?
白井君:そうですね…。ただ、犬もまた猫とは違う魅力がありますので…。
執行ねこ員:白井君?(強めの視線)
白井君:失礼しました…。
では、犬より猫を飼うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。一例として挙げると、以下のとおりです。
猫は室内でゆっくりと過ごすことを好むため、犬と比較して一定の運動量を確保する必要はありません。そのため、毎日の散歩が不要です。
室内で犬を飼う場合は、体を動かせる空間がある程度なければなりません。一方で、猫の場合はケージやキャットタワーなどの用意が必要であるものの、室内を動き回るためのスペースは不要です。
また、猫は犬ほど鳴き声が大きくないため、周りへの影響を考えた際に飼いやすい点がメリットです。
執行ねこ員:猫を飼うデメリットなんてありませんよ。ねぇ白井君?
白井君:はい、執行ねこ員。これは我々人間側のお話ですので、執行ねこ員は気兼ねなくお過ごしくださいませ。
猫を飼う際は、以下のようなデメリットがあります。
実際、ねこのきもちWEB MAGAZINEのアンケートでは、猫を飼うデメリットについて悩んだ方が多いことも判明しています。猫を飼っている・飼ったことがある人に対して「猫を飼おうとしたときに悩みましたか?」という質問をしたところ、60%が「はい」と回答しています。
参照元:たくさん悩んだけど、やっぱり飼いたい! 「猫と暮らそう」と決意した一番のきっかけはなに?(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
悩んだ理由としては、以下のような意見がありました。
参照元:たくさん悩んだけど、やっぱり飼いたい! 「猫と暮らそう」と決意した一番のきっかけはなに?(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
金銭面に加えて、生活環境や自身の行動に制限が加わることに対して、悩む方が多いようです。
参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
そのうえで「既存の猫関連商品・サービスに不満=改善してほしい事はありますか?」という質問では、以下の回答が集まりました。
参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
また「生活の選択肢が狭まった・少し我慢しているものとして、あてはまるものを選択してください」という質問では、以下の回答を得られました。
参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
このことから、猫との暮らしにおける課題が2つあると読み取れます。
それぞれ、アンケートの回答をもとに解説していきます。
ienekoが実施した実態調査では「おもちゃの種類」や「おしゃれなおもちゃ・インテリア」に対して、不満や改善の要望がありました。
例えば、部屋の景観を崩さないようなおしゃれなおもちゃへのニーズが考えられます。子供が遊ぶおもちゃやさまざまなインテリアと比べて、猫用を含むペット用品にはおしゃれな製品が少ないことに対する不満もあるようです。
また、猫が傷をつけてしまうため、室内におしゃれなインテリアを置けないという悩みもあることでしょう。そのため、上記のアンケート結果から、猫と暮らすお家時間を充実させたいニーズが伺えます。
ienekoが実施した実態調査において、「既存の猫関連商品・サービスに不満=改善してほしい事はありますか?」という質問では「猫との外出」が上位にあります。また、「生活の選択肢が狭まった・少し我慢しているものとして、あてはまるものを選択してください」という質問でも「旅行」や「日々のお出かけ」が上位にありました。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
施設によっては、犬はOKだが猫はNGというケースもあります。そのため、犬と比べて猫に対する理解を得られていないのが実情です。
移動を伴う猫との時間を楽しみたいというニーズに対して、現状では選択肢が乏しく我慢につながっているのです。
白井君:もちろんです、執行ねこ員!
ここで、ienekoというブランドについて紹介させてください。
ienekoは「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」を、コンセプトにしています。この記事では、いくつかのアンケート結果を紹介しましたが、猫ユーザーの皆様から寄せられる意見についてはその気持ちがよくわかります。実際に、僕も猫を飼っており、同じような想いを抱いたからです。
以前から、僕は猫用グッズについてこのような気持ちがありました。
僕自身「猫もいて、自分の理想のライフスタイルも叶う」といった、暮らしを実現させてくれるブランドがあればいいなと思いましたが、なかなか見当たりません。そこで、そのようなブランドがないのであれば自身で創ろうと考え、ienekoという会社を立ち上げました。
この記事で取り上げているアンケートからもわかるとおり、飼い主様は猫との暮らしを通じて癒しを得られている反面、我慢していることが多いはずです。ienekoでは猫用品に対する小さな不満の種から、猫と一緒にできたら楽しい暮らしのアイデアを「ワガママのたね」と呼び、製品の開発につなげています。
実際に「ワガママのたね」をもとに開発・販売したのが、以下の製品です。
また、今後はインテリアに馴染む猫製品だけでなく猫と滞在できるカフェやホテル、猫が食べても大丈夫な花・植物を毎月届けるサブスクの開発なども視野にいれています。
ienekoは、猫との暮らしを満喫するあなたの「ワガママライフコーディネーター」です。毎日の思い出を増やせるような、ライフスタイルの提供を目指していますので、一度ienekoサイトにも遊びに来ていただけると嬉しいです!
ieneko公式サイトはこちら
猫を飼うことでライフスタイルだけでなく、考え方も変わって交友関係が広がり、人生が変わったと実感している人は多くいます。実際に猫を飼うメリットとして挙げられる「幸福度」や「健康面」に関しては、科学的根拠があります。
一方で、猫との暮らしで得られることは、メリットだけではありません。飼い主目線で考えた際にお金や時間などで我慢することが多く、デメリットがあるのは事実です。また、現在の日本においては、猫製品のカスタマイズ性と、社会的な選択肢の乏しさにおいて課題があります。
そのため、猫をお迎えするには、ある程度の覚悟が必要と言えるかもしれません。それでも、猫はあなたに対して多くの癒しを与えてくれます。この記事を通じて、猫との暮らしにおけるメリットがお伝えできていれば幸いです。
「猫と暮らす際のメリット・デメリットを知りたい…」
「猫と暮らしのに興味はあるもののお迎えするにあたって不安がある…」
このような疑問や悩みを抱えていないでしょうか。
猫との暮らしに憧れがある一方で、良くも悪くも自分のライフスタイルにどのような影響があるのか気になる方は多いことでしょう。
結論から言うと、猫を飼うことで得られるいくつかのメリットには科学的根拠があります。また、飼い主を対象にしたアンケートでは、猫を飼うとさまざまな観点で「変わった」と実感している方が多数いました。
この記事では、猫を飼うと幸せになると言われる理由について、科学的根拠を交えて紹介します。ペットとの暮らしにおける課題についても触れているため、最後までお読みいただくことで、猫を飼うメリット・デメリットに関する悩みが解決するはずですよ。
猫を飼って人生が変わったと感じている人は多い
執行ねこ員:ねぇねぇ白井君。猫の存在は人を幸せにするって信じるかい?
白井君:執行ねこ員…。い、いきなりなにを…。
執行ねこ員:人は猫と過ごすことによってね、人生が変わるんだよ!
白井君:確かにそのような話を聞いたこともありますが…。
猫を飼って人生が変わったと感じている人が、一定数いることをご存知でしょうか。実際に「ねこのきもちWEB MAGAZINE」が実施したアンケートでは、「猫を飼って自分が変わったと感じたことはありますか?」という問いに対して、95%が「変わった」と回答しています。
※参照元:人生が変わった! 猫飼いさん調査「猫を飼い始めて変わったこと」(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
具体的に変わった部分を問う質問では、以下のような回答がありました。
- 猫時間になり規則正しい生活になった
- 自分のことよりも猫の世話を真っ先にやる生活へと変わった
- 愛猫の食事時間に合わせて、こちらの行動を決めるようになった
※参照元:猫を飼い始めてから変わったことについてのアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫を飼うようになってから、日々の生活が猫優先になったと考えている人が多いようです。
また、生活習慣だけでなく考え方や性格、家族関係にも良い変化が起きたと感じている方もいます。
- 猫のように毎日を真剣に、一生懸命生きようと思うようになった
- 性格が穏やかになった
- 猫のことで家族との会話が増えた
※参照元:人生が変わった! 猫飼いさん調査「猫を飼い始めて変わったこと」(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
生活習慣に限らず考え方や人間関係にも変化があり、猫を飼うことによって「人生が変わった」と感じている方が多いようです。
執行ねこ員:ほらみろ!
猫を飼うと幸せになる理由
執行ねこ員:実際に猫と過ごすことで、白井君はいま幸せでしょ?白井君:確かに猫を飼っていることで…
執行ねこ員:飼わせていただいている
白井君:確かに猫を飼わせていただいていることで…さまざまな癒しを得られていますね…。
猫を飼うことで幸せになれると言われる理由は、いくつかあります。具体的には、以下の内容が挙げられます。
- 幸福度が高まる
- 健康的な生活をおくれるようになる
- 新しい家族が増え、愛情や絆が芽生える
- 片付けの習慣を身につけられる
- 交友関係を広げられる
- 命の尊さについて学べる
- 日々の生きがいにつながる
実際に幸福度の高まりと健康的な生活に関しては、裏付けとなるアンケート結果があります。アニコム損害保険株式会社が行った「nekokusei(ねこくせい)調査」では、以下のような回答を得られています。
※参照元:猫を飼うと、99%幸せになれる!?猫の生活実態調査「nekokusei調査」、結果公表!(アニコム損害保険株式会社)
「猫と暮らし始めて幸福度が高まったか」という問いに対して、99.6%の人が「とても高まった」または「高まった」と回答しています。
「猫と暮らし始めて健康になったか」という問いでは、50.8%の人が「非常に健康的になった」または「まぁまぁ健康的になった」と、好意的な回答をしていました。そのため、一定数の人が「幸福度」と「健康面」で、猫と暮らすメリットを感じていることがわかります。
猫を飼う2つのメリットには科学的根拠がある
執行ねこ員:でも、本当に幸福度や健康面でメリットがあるのかな?白井君:執行ねこ員!いろいろ調べてみましたが、面白いことがわかりましたよ!実はそれぞれ、科学的根拠があるようです。
猫と暮らすメリットとして実感している方が多い「幸福度」と「健康面」に関してですが、それぞれ科学的根拠があります。
- 幸福度が上がる
- 健康面で良い影響がある
1つずつ、事例をもとに解説していきます。
1. 幸福度が上がる
猫を飼い、撫でる・遊ぶといった行動をとることで、人の幸福度が上がります。実際に猫を飼うことによる幸福度の向上は、東京農業大学の永澤巧氏による 「猫を撫でることの健康効果」の博士論文で、明らかにされているのです。
この研究では、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌に着目しています。「オキシトシン」は、精神的な安らぎを与えると言われる神経伝達物質の働きを促進し、ストレス反応を抑える効果があります。実際に「飼い猫と10分間触れあったあと」と「飼い猫との触れ合いがなく10分間過ごしたあと」で比較し、飼い主の唾液中に含まれるオキシトシン濃度を検証しました。すると「飼い猫と10分間触れあったあと」の方が、オキシトシン濃度が上昇したと報告されています。
※参照元:猫と飼い主の関係に関する行動生理学的研究2022年永澤巧
そのため、猫と過ごすことで幸福度が上がる点に関しては、科学的根拠があると言えます。
2. 健康面で良い影響がある
猫との暮らしにおいては、健康面でも良い影響があります。星旦二氏と望月友美子氏による研究論文では、猫または犬などのペットを飼育することで、以下のような健康効果が明らかにされています。
- 高齢者における2年後生存率の高まり ※1
- 死亡を含む要介護度重症化の抑制 ※2
※1 参照元:我が国の高齢者における犬猫飼育と二年後累積生存率
※2 参照元:犬猫を飼育する高齢者における 13 年後の要介護度予防効果
この研究では在宅高齢者を対象に犬猫の飼育状況だけでなく、主観的健康感や生活満足感といった項目の調査を行い、分析対象者の生存と死亡の有無を2年後まで追跡しています。その結果、犬猫を飼っているとともに世話をしている人ほど、2年後の生存率・累積生存率の高まりが報告されています。
これらの要因としては、犬や猫を飼うことで自分自身が健康だと感じられ、外出頻度が高まったと考えられています。そのため、猫を飼うメリットとして、健康面の影響に関しても科学的根拠があると言えるのです。
白井君:執行ねこ員はこれらの科学的根拠について、ご存知でしたか?
執行ねこ員:カガクテキコンキョ…もちろん…意識しておりますとも…。
犬より猫を飼うメリット
新たにペットを迎え入れる際、犬と猫のどちらが良いか迷うという方もいることでしょう。執行ねこ員:それは猫に決まっているではないか!ねぇ白井君?
白井君:そうですね…。ただ、犬もまた猫とは違う魅力がありますので…。
執行ねこ員:白井君?(強めの視線)
白井君:失礼しました…。
では、犬より猫を飼うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。一例として挙げると、以下のとおりです。
- 散歩をしなくても良い
- 室内に広めのスペースを必要としない
- 鳴き声が犬よりは小さい
猫は室内でゆっくりと過ごすことを好むため、犬と比較して一定の運動量を確保する必要はありません。そのため、毎日の散歩が不要です。
室内で犬を飼う場合は、体を動かせる空間がある程度なければなりません。一方で、猫の場合はケージやキャットタワーなどの用意が必要であるものの、室内を動き回るためのスペースは不要です。
また、猫は犬ほど鳴き声が大きくないため、周りへの影響を考えた際に飼いやすい点がメリットです。
猫を飼うにはメリットだけでなくデメリットもある
しかし、猫を飼うにはメリットだけでなく、当然デメリットもあります。執行ねこ員:猫を飼うデメリットなんてありませんよ。ねぇ白井君?
白井君:はい、執行ねこ員。これは我々人間側のお話ですので、執行ねこ員は気兼ねなくお過ごしくださいませ。
猫を飼う際は、以下のようなデメリットがあります。
- お金がかかる
- 長期間家を留守にできない
- 室内に抜け毛や汚れが増える
- ニオイが気になる
- 世話をするための手間と時間がかかる
実際、ねこのきもちWEB MAGAZINEのアンケートでは、猫を飼うデメリットについて悩んだ方が多いことも判明しています。猫を飼っている・飼ったことがある人に対して「猫を飼おうとしたときに悩みましたか?」という質問をしたところ、60%が「はい」と回答しています。
参照元:たくさん悩んだけど、やっぱり飼いたい! 「猫と暮らそう」と決意した一番のきっかけはなに?(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
悩んだ理由としては、以下のような意見がありました。
- 猫=家中ボロボロになる、というイメージだったので、耐えられるだろうかと悩みました
- 旅行や外出が自由にできなくなる。家が傷む。別れがくる
- ペット不可のアパートに住んでいたため、引越し費用も含めた金銭面
- 共働きなので、お留守番させることへの不安
- 私が単身住まいなのでなにかあったときに託す人がいないから
参照元:たくさん悩んだけど、やっぱり飼いたい! 「猫と暮らそう」と決意した一番のきっかけはなに?(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
金銭面に加えて、生活環境や自身の行動に制限が加わることに対して、悩む方が多いようです。
執行ねこ員:それって犬も同じなのでは?
白井君:仰るとおりなのですが、上記に加えてienekoが行った調査では猫ならではの事情もあるようでして…。
猫との暮らしにおける2つの課題
実際にienekoでは、猫と暮らす222名の方に「猫との暮らしにおける実態調査」というアンケートを行いました。結果として、猫と暮らす上で「生活の選択肢が狭まった」「少し我慢している」と感じた飼い主は、90%を占めています。参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
そのうえで「既存の猫関連商品・サービスに不満=改善してほしい事はありますか?」という質問では、以下の回答が集まりました。
参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
また「生活の選択肢が狭まった・少し我慢しているものとして、あてはまるものを選択してください」という質問では、以下の回答を得られました。
参照元:「猫との暮らし」に関する実態調査(ieneko)
このことから、猫との暮らしにおける課題が2つあると読み取れます。
- 猫製品におけるカスタマイズ性の少なさ
- 社会的な選択肢の乏しさ
それぞれ、アンケートの回答をもとに解説していきます。
1. 猫製品におけるカスタマイズ性の少なさ
猫製品におけるカスタマイズ性の少なさが、猫との暮らしにおいて飼い主の我慢につながっていることがわかります。ienekoが実施した実態調査では「おもちゃの種類」や「おしゃれなおもちゃ・インテリア」に対して、不満や改善の要望がありました。
例えば、部屋の景観を崩さないようなおしゃれなおもちゃへのニーズが考えられます。子供が遊ぶおもちゃやさまざまなインテリアと比べて、猫用を含むペット用品にはおしゃれな製品が少ないことに対する不満もあるようです。
また、猫が傷をつけてしまうため、室内におしゃれなインテリアを置けないという悩みもあることでしょう。そのため、上記のアンケート結果から、猫と暮らすお家時間を充実させたいニーズが伺えます。
2. 社会的な選択肢の乏しさ
社会的な選択肢の乏しさにより、飼い主の行動が制限されています。ienekoが実施した実態調査において、「既存の猫関連商品・サービスに不満=改善してほしい事はありますか?」という質問では「猫との外出」が上位にあります。また、「生活の選択肢が狭まった・少し我慢しているものとして、あてはまるものを選択してください」という質問でも「旅行」や「日々のお出かけ」が上位にありました。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
- 猫を預けられる施設がないため長期の旅行に行けない
- 猫を連れていけるホテルやカフェが少ないため外出を楽しめない
施設によっては、犬はOKだが猫はNGというケースもあります。そのため、犬と比べて猫に対する理解を得られていないのが実情です。
移動を伴う猫との時間を楽しみたいというニーズに対して、現状では選択肢が乏しく我慢につながっているのです。
猫を飼うデメリットに対するienekoとしてのアプローチ
執行ねこ員:猫を飼うことで飼い主が我慢を強いられているなんて…。白井君の会社は猫に関するサービスを提供しているんでしょ?何とかしてよ!白井君:もちろんです、執行ねこ員!
ここで、ienekoというブランドについて紹介させてください。
ienekoは「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」を、コンセプトにしています。この記事では、いくつかのアンケート結果を紹介しましたが、猫ユーザーの皆様から寄せられる意見についてはその気持ちがよくわかります。実際に、僕も猫を飼っており、同じような想いを抱いたからです。
以前から、僕は猫用グッズについてこのような気持ちがありました。
- 猫グッズは個人的に「ダサい…」と感じる…
- 猫にとっては必要だとしてもダサくてあまり部屋に置きたくない…
僕自身「猫もいて、自分の理想のライフスタイルも叶う」といった、暮らしを実現させてくれるブランドがあればいいなと思いましたが、なかなか見当たりません。そこで、そのようなブランドがないのであれば自身で創ろうと考え、ienekoという会社を立ち上げました。
この記事で取り上げているアンケートからもわかるとおり、飼い主様は猫との暮らしを通じて癒しを得られている反面、我慢していることが多いはずです。ienekoでは猫用品に対する小さな不満の種から、猫と一緒にできたら楽しい暮らしのアイデアを「ワガママのたね」と呼び、製品の開発につなげています。
実際に「ワガママのたね」をもとに開発・販売したのが、以下の製品です。
また、今後はインテリアに馴染む猫製品だけでなく猫と滞在できるカフェやホテル、猫が食べても大丈夫な花・植物を毎月届けるサブスクの開発なども視野にいれています。
ienekoは、猫との暮らしを満喫するあなたの「ワガママライフコーディネーター」です。毎日の思い出を増やせるような、ライフスタイルの提供を目指していますので、一度ienekoサイトにも遊びに来ていただけると嬉しいです!
ieneko公式サイトはこちら
執行ねこ員:うむ。期待しているよ白井君。
猫を飼うことで人生が変わると感じている人は多い
猫を飼うことでライフスタイルだけでなく、考え方も変わって交友関係が広がり、人生が変わったと実感している人は多くいます。実際に猫を飼うメリットとして挙げられる「幸福度」や「健康面」に関しては、科学的根拠があります。
一方で、猫との暮らしで得られることは、メリットだけではありません。飼い主目線で考えた際にお金や時間などで我慢することが多く、デメリットがあるのは事実です。また、現在の日本においては、猫製品のカスタマイズ性と、社会的な選択肢の乏しさにおいて課題があります。
そのため、猫をお迎えするには、ある程度の覚悟が必要と言えるかもしれません。それでも、猫はあなたに対して多くの癒しを与えてくれます。この記事を通じて、猫との暮らしにおけるメリットがお伝えできていれば幸いです。