猫がケージから脱走するのを防止する対策と家から出ていかれないための心がけ!

猫がケージから脱走しないために、どのような点に注意すればいいか気になっていないでしょうか。飼い主さんの立場として、猫がケージから脱走しやすいタイミングを事前に理解しておきたいという方もいることでしょう。

猫がケージから脱走してしまうと、部屋を散らかしてしまうだけでなく、最悪の場合は家に帰ってこなくなることも考えられます。そのため、猫がケージだけでなく家から脱走してしまわないように、事前にできるかぎりの対策を施しましょう。

この記事では、猫がケージから脱走しやすいタイミングなど、飼い主さん目線で注意したいポイントを中心に解説します。最後までお読みいただくことで、仮に猫がケージから脱走してしまった場合の対策についても理解できますよ。
目次

猫がケージから脱走したがる3つの理由
猫がケージから脱走した場合に起こりうる3つのこと
ケージから猫が脱走しやすい2つのタイミング
猫の脱走を防止するために意識したい心がけ
猫がケージから脱走してしまった場合に備えた2つの対策
猫の脱走を防ぐためにケージを居心地の良い空間にする
猫が快適に過ごせるienekoのデザイナーズケージ
猫を守るためにもケージからの脱走防止対策は必須

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫がケージから脱走したがる3つの理由


白井君:執行ねこ員、猫はなぜケージから脱走しようとするのですか?

執行ねこ員:そこに隙間があるからさ。

猫がケージから脱走したがる理由は、大きくわけて3つあると考えられています。
  1. ケージ外の環境に対する好奇心
  2. 慣れていない環境に対する違和感
  3. その場で起きたことに対する恐怖心

それぞれ,、1つずつ解説します。

1. ケージ外の環境に対する好奇心

猫はケージ外の環境に対する好奇心から、脱走したがると言われています。

とくに子猫の場合は、さまざまなものに好奇心をもちます。部屋のテレビの音や、外を飛んでいる鳥などに反応することもあるでしょう。外で何か動くものを見つけた場合、捕まえたいという気持ちから脱走しようとしているのだと考えられます。

2. 慣れていない環境に対する違和感

ケージの中だと慣れていない環境に対して落ち着かず、その場を離れたいという思いから外へ出ようとすることもあるでしょう。

お迎えしたばかりで猫をケージに入れると、環境が変わり周囲に対して警戒心をもつことが考えられます。ケージ内においては、行動できる範囲が狭まるため、猫は外に出たがるようです。

3. その場で起きたことに対する恐怖心

猫がケージの中にいて、突如怖い思いをした際にその場から逃げようとすることがあります。

例えば、工事の音や地震などがあった際に、慣れていないとびっくりしてしまうことがあるでしょう。その場で起きたことに対して恐怖心を抱き、今いる場所から逃げる必要性を感じて、ケージから脱走しようとするのではと考えられています。

猫がケージから脱走した場合に起こりうる3つのこと


では、猫がケージから脱走した場合、どのようなことが起こりうるのでしょうか。
  1. 部屋を散らかしてしまう
  2. 事故に巻き込まれる
  3. 家に戻ってこなくなる

なかには、最悪のケースにつながる場合もあります。事前にどのようなことが考えられるのか、きちんと理解しておきましょう。

1. 部屋を散らかしてしまう

猫がケージから脱走することで、部屋を散らかしてしまうことが予想できます。

少し汚れる程度であればいいですが、走り回ることで物を倒したり、リビングなどでトイレをしたりすることも考えられます。子猫の場合は、人の目や手が届かない隙間に入り込んでしまうことがあるため、ケージから脱走した際は見つけるのが大変です。

2. 事故に巻き込まれる

ケージから脱走することで、事故に巻き込まれてしまうことがあります。

仮にケージから脱走しても、室内にとどまっていれば良いですが、隙間を見つけて家の外に出て行ってしまうこともあるでしょう。家の外では凶暴な野良猫と遭遇してケガをしたり、車にひかれてしまったりするケースも考えられます。

普段外に出たことがない猫であれば、危険な場所を理解する前に事故に合う危険性があります。

執行ねこ員:自転車や車を初めて見る猫もいるだろうしね。

白井君:子猫は好奇心が強く、車に近づいてひかれてしまう可能性があるため非常に危険です。

3. 家に戻ってこなくなる

ケージから脱走して外に出てしまうと、家に戻ってこない可能性があることを頭の中に入れておかなければなりません。

猫が外に出て行ってしまった場合、戻ってこない理由は大きく2つ考えられます。具体的には、外にいた方が自由に過ごせるのではと考えるケースと、家への帰り方がわからないケースです。

人であれば帰り方がわからなくても、誰かに尋ねることで帰れるかもしれませんが、猫は言葉が通じません。家の外は、猫が満足に食事をできる環境とは言えないため、帰る前に体力が尽きてしまうこともあります。

ケージから猫が脱走しやすい2つのタイミング


白井君:執行ねこ員が脱走する場合は、どのタイミングを狙われますか?

執行ねこ員:もちろんそれは…って、なんで言わなきゃいけないのよ!

白井君:このコラムを読んでくださる皆様のためです!

執行ねこ員:言ったら、脱走できなくなるではないか!

猫がケージから脱走しやすいタイミングは、2つあります。
  1. 扉を閉め忘れたとき
  2. ケージ内の掃除をしているとき

猫を飼っている方は、ケージから脱走してしまわないように注意してくださいね。

1. 扉を閉め忘れたとき

当然ながら、ケージについている扉の閉め忘れには注意が必要です。

ケージの扉に関しては、閉まっているように見えてロックが外れているケースも意外とあります。猫がケージのつくりに慣れてくると、扉をあけようとすることもあるでしょう。その際に、ロックをかけ忘れていると、猫が扉をいじっているうちに空いてしまうことがあります

とくに、水を取り替えながら扉を閉めるなどのながら作業になっていると、ロックのかけ忘れが多くなるため気を付けましょう。

2. ケージ内の掃除をしているとき

ケージ内を掃除する際に、猫が隙をついて脱走する場合があります。例えば、トイレを交換するにあたって、手こずっている隙に猫が逃げ出すなどのケースです。

トイレや水を手に持った状態でケージをあけていると、猫のとっさの動きに対応できない場合があるため、ケージ内の掃除や入れ替えをする際は注意が必要です。

執行ねこ員:我々猫の華麗な動きに、白井君はついてこれるかな?

白井君:漫画に出てくるセリフみたいですね…。

猫の脱走を防止するために意識したい心がけ


ケージに限らず、猫が家から脱走しないためには日頃からの心がけも大事です。日常生活においても、以下のような心がけでいることで、猫の脱走を防ぎやすくなります。
  1. 家を出るときはケージの中に入れてあげる
  2. 部屋を出るときは猫がいる位置を確認してから出る
  3. 外から帰ってきたときは、家族に猫の位置を確認してもらったうえであけてもらう

いずれの例も、ふとした隙をついて猫が扉をすり抜けていくことが考えられるケースです。猫が脱走してしまうタイミングは、日常生活の中にも隠れています。猫の位置を常に確認しておくという点は、脱走を防ぐために重要ですので、日頃から気を遣うようにしましょう。

猫がケージから脱走してしまった場合に備えた2つの対策


どれだけ気を付けていても、猫がケージから脱走してしまうこともあります。そのため、猫がケージから脱走してしまった場合に備えた対策も施しておきましょう。
  1. 脱出しそうな箇所に柵を設置する
  2. マイクロチップを装着する

事前に備えておくことで、猫がケージから出てしまっても外へ行かずにすんだり、すぐに飼い主さんのもとへ戻ってこれたりするケースがあります。

1. 脱出しそうな箇所に柵を設置する

ケージから脱出しても外へ出られないように、猫が通りそうな場所に柵を設置するのも対策の1つです。具体的には窓やベランダ、玄関などは猫が脱出ルートして通る場所であるため、飛び越えられないように策を設置しておきましょう。

万が一ケージから出てしまったとしても、外には出られないよう二重の脱走防止策をとることで、家からの脱走を防げます。

2. マイクロチップを装着する

ケージだけでなく家から脱走したときに備えて、マイクロチップの装着も検討しましょう。

マイクロチップとは、猫の体内に注入する円筒形の電子標識器具のことです。仮に脱走してしまった猫が保護された際に、マイクロチップが読み込まれ、登録されている情報をもとに飼い主が見つけやすくなります

執行ねこ員:飼い主さんの場合は、あくまで努力義務だっけ?

白井君:おっしゃるとおりです。ペットショップなどの販売業者は、マイクロチップの装着が義務化されています!

猫の脱走を防ぐためにケージを居心地の良い空間にする


脱走対策という意味では、ケージ内の環境を整えるのも大事です。猫は、ケージ内の環境が居心地よければ脱走しにくくなると考えられるからです。

執行ねこ員:脱走するにも理由があるはずだからね。

そのため、飼い主さんの立場であれば、ケージ内を居心地の良い空間に整えてあげる必要があります。具体的には、ケージ内の広さを確保したり、猫が喜ぶおもちゃを置いたりして退屈しないようにしましょう。

執行ねこ員:トイレの片付けと、水の交換も忘れずにね。

白井君:もちろんです!

猫が快適に過ごせるienekoのデザイナーズケージ


執行ねこ員:猫が快適に過ごせるようなケージを購入しようと考えても、居心地の良さそうなケージを購入しようと考えても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます

執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

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猫を守るためにもケージからの脱走防止対策は必須


猫の安全を守るためにも飼い主さんの立場としては、ケージから脱走しないための対策が必要です。脱走を防ぐにあたって、ポイントになるのは猫がいる位置です。猫はふとした隙をついて、扉からすり抜けてしまうことがあるため、ケージ内のトイレや水を交換するときなどはとくに注意しましょう。

猫の脱走を防ぐという意味では、ケージ内の環境を整えてあげることも重要です。猫が窮屈な思いをせずにすむような広さや、上下に移動できる高さがあれば、ケージ内でもストレスをためずに過ごせます。

新たにケージの購入を検討している場合は、ienekoのケージがおすすめです。通常のものと比較してサイズが大きめにつくられているため、寝床など自分のスペースはもちろん、おもちゃなどを置くスペースもあります。猫が過ごすのに十分な広さを確保できるため、ケージ内であっても快適に過ごせるはずですよ。



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