やってはいけない猫の飼い方!飼育環境・健康管理・スキンシップ・しつけに分けて解説
猫を飼うにあたって、やってはいけないことがあるなら事前に知りたいと思いませんか。自分が気づかないうちに、猫にとっては嫌がる動作をしていないか不安な方もいるはずです。
やってはいけない猫の飼い方は、多岐にわたります。飼育環境の整備だけでなくスキンシップの方法など、飼い主の立場としてさまざまな知識を持っていなければなりません。
この記事では、やってはいけない猫の飼い方について解説します。最後までお読みいただくことで、飼い主さんと猫ちゃんがともに幸せな生活をおくるための知識が深まるはずですよ。
目次
◆猫を飼う場合は無計画でお迎えしてはいけない
◆やってはいけない猫の飼い方:飼育環境編
◆やってはいけない猫の飼い方:健康管理編
◆やってはいけない猫の飼い方:スキンシップ編
◆やってはいけない猫の飼い方:しつけ編
◆猫がストレスを感じやすいタイミング
◆猫にとって過ごしやすい環境を整えることが重要
◆新たに購入するならienekoのデザイナーズケージがおすすめ
◆やってはいけないことを理解したうえで猫をお迎えしよう
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫を飼う大前提として、無計画にお迎えしてはいけません。
執行ねこ員:そんなの当たり前でしょ?
白井君:そうです。当たり前な話ですよね…。
具体的には、以下の3つは猫を飼う際に最低限必要なポイントです。
仮に、住んでいる家において、猫を飼うスペースがなければ飼ってはいけません。狭いスペースで飼おうとすると、お迎えした猫ちゃんはもちろんのこと、飼い主さんにとっても息苦しさを感じてしまうことでしょう。
当然ながら、ペット不可の家に住んでいる場合はNGです。普段から面倒をみる人がいない場合も飼ってはいけません。可愛いから、寂しいからなどの理由で、面倒をみられるかわからないのに、勢いでお迎えするのはやめましょう。
また、猫をお迎えすると何かとお金がかかります。とくに病気にかかった際の医療費は高額なので、ある程度の資金力が必要です。
>>猫を飼うのに必要な費用は想像よりも高い?生涯費用や初期費用を項目別に徹底解説
ここからは、やってはいけない猫の飼い方をカテゴリ分けしてご紹介します。
まずは、飼育環境に関してです。
1つずつ見ていきましょう。
他にもおやつやクッションなど、猫が快適に過ごすためにはさまざまなアイテムが必要です。
>>猫を飼うのに必要なもの14選!愛猫が快適に過ごすために欠かせないアイテムを紹介
毛布やフードボウルなどは、使用するたびに汚れます。猫は清潔な環境を好むため、普段から使用するアイテムは綺麗にしておく必要があります。
白井君:人間と違って猫は自分で片付けられませんからね…。
執行ねこ員:そうだそうだ!
また、小さな雑貨などは、誤飲する危険性もあります。猫が使用するアイテムだけでなく、飼い主さんの日用品や生活必需品なども綺麗に片付けておきましょう。
猫は、環境の変化に敏感な動物です。寝床が変わると警戒して寝られなくなったり、ストレスをためたりしてしまいます。
また、使わない寝床をすぐに片付けるのもよくありません。とくに季節の変わり目などは、急な温度変化に対応できるよう、完全に使わなくなるまでは片付けないようにしましょう。
執行ねこ員:前日と比べて気温が10度以上違うこともあるからね。
白井君:気温の変化で体調を崩しやすくなるのは猫も一緒です!
人間にとってはリラックス効果を期待できたとしても、猫にとっては害になるものもあります。飼い主さんにとっては癒される香りであっても、猫をお迎えする際は片付けましょう。
続いては、健康管理についてです。
ついしてしまうことが多い内容も含まれているため、事前に確認しておきましょう。
猫ちゃんとのコミュニケーションをとるうえで、喜んでくれるからといって、ついおやつをあげすぎてしまう方もいるのではないでしょうか。とくに室内飼いの場合、運動量が減りやすいため、おやつのあげすぎは肥満につながります。
もちろん、人間と同じでごはんのあげすぎもいけません。
療法食は何かしらの病気をかかえている猫ちゃんに合わせて、成分を調整している食事のことです。健康な猫ちゃんに与えると、満足に栄養を摂取できなくなってしまいます。
執行ねこ員:元気なときはもっとおやつをよこせ!
白井君:それはそれで、また違う話なのでは…。
猫ちゃんは人間の言葉を話せないため、病気になっても症状を伝えられません。言葉でコミュニケーションを取れないため、猫ちゃんが病気を抱えていることに気づけないこともあります。
また、お金がないからといって後回しにしてしまう方もいるかもしれません。ですが、お迎えした猫ちゃんは立派な家族です。家族の一員としてお迎えしたからには、人間同様に必要な治療を受けさせる義務があります。
猫を飼う際の注意点として多いのが、スキンシップです。
人間にとっては問題がない行動でも、猫にとっては悪影響を及ぼす場合があります。事前に、きちんと把握しておきましょう。
何かしらの動作に集中しているタイミングで邪魔をすると、ストレスをためやすくなります。
また、来客時も注意が必要です。仲の良い友人が来た際は、せっかく来たのだから触れ合ってほしいと思ったり、相手からせがまれたりすることもあるでしょう。
猫ちゃんが拒否していなければ構いませんが、嫌がるタイミングでの触れ合いを強制すると、ストレスがたまり健康にも悪影響を及ぼします。
執行ねこ員:知らない人に寄ってこられてもめんどくさいよ。
白井君:まぁ、お気持ちはわかりますが…。
人間にとっては慣れた行為であっても、猫ちゃんにとっては危険な瞬間と言えるのです。
爪切り、ブラッシング、歯磨きなどは猫ちゃんにとって必要なお手入れです。飼い主さんが日中は仕事で忙しい場合、夜の限られた時間でしか手入れをしてあげられないケースもあることでしょう。
とはいえ、猫ちゃんが嫌がっている場合は無理に行ってはいけません。爪切りなどは、途中で猫ちゃんが暴れだしてしまうと、誤ってケガをしてしまう可能性があります。
執行ねこ員:白井君のせいでケガをしそうになりました。
白井君:できればお手入れの際は、暴れないでいただけると助かります…。
また、猫のひげは神経や血管が通っているため、引っ張ったり切ったりすると痛みを伴います。人間のひげとは役割が異なるため、切ってはいけないのです。
最後は、しつけに関してです。
子供のしつけと同じでは、うまくいかないケースが多々あります。猫の飼い方において、やってはいけないしつけ方法を知っておきましょう。
また、しかる際に叩くなど危害を加える行為も避けましょう。
よく動画などで、猫の首をつかんで移動させる行為を見かける方もいるのではないでしょうか。しかし、無理に首から引っ張ったり持ち上げたりすると、筋肉や神経を痛める可能性があります。
親猫が子猫の首をつかんで移動させる様子を見かけるかもしれませんが、猫なりの力で加減しています。そのため、人間が猫ちゃんに対して行うのは避けましょう。
執行ねこ員:話せないからって、好き勝手やったらダメだよ。
白井君:おっしゃるとおりです。
人間同士であれば、言葉で補足することにより意図を伝えられるかもしれません。猫ちゃんは後からしかられると理由がわからないため、飼い主さんに対して警戒心を強めてしまいます。注意する際は、その場で強く・短くしかるようにしましょう。
猫ちゃんには、ストレスを感じやすいタイミングがあります。具体的には、以下のとおりです。
テレビの音量や工事現場の音などは、猫ちゃんにとって騒音でありストレスを感じやすくなります。
来客などの際も、猫ちゃんは警戒心を示すため負担になることでしょう。子供が生まれたり、新入り猫をお迎えしたりするなど、環境の変化もストレスがたまりやすい瞬間です。
環境が変わるという意味では、引っ越しや車に乗るなどのタイミングも猫ちゃんにとっては負荷がかかります。病院へ行く際は注射を行った経験があるなど、猫ちゃんが苦手意識を持っている場合も拒否反応を示すことでしょう。
移動など致し方ない瞬間もありますが、日頃からなるべく猫ちゃんにストレスがかからない方法を選んであげてくださいね。
執行ねこ員:ストレスを感じずにのんびり暮らしたいな〜。
白井君:猫ちゃんが幸せに暮らせるかどうかは、飼い主さんの配慮次第です!

猫ちゃんをお迎えするうえで重要なのが、過ごしやすい環境を整えてあげることです。
猫ちゃんは自分で住む場所を選べなければ、環境を整えることもできません。飼い主さんの行動や配慮次第で、過ごしやすい空間で過ごせるかが決まります。
新たに猫ちゃんをお迎えする際は、ケージを用意してあげましょう。ケージがあることで、結果的に猫ちゃんが過ごしやすい環境を整えられるからです。
執行ねこ員:そうなの?
白井君:解説しますね!
猫ちゃんは、自分のテリトリーを持ちたがる動物です。自分が暮らす空間において、誰にも邪魔されないスペースを探します。
ケージ内は、猫ちゃんにとって誰にも邪魔されない空間です。広さや高さがあるケージであれば、自由に動き回れます。
飼い主さんにとっても、新しい環境に慣れていない猫ちゃんの行動を制限する意味で、メリットがあります。とくにお迎え当初は、自由に室内を歩き回ることで、猫ちゃんが予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。
ケージがあることで、猫ちゃんをケガのリスクから守ることにもつながるのです。
執行ねこ員:猫ケージを新たに購入しようと考えても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。
白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。
執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!
白井君:もちろんありますよ!
少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。
執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。
ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます。
執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。
執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。
ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。
執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!
>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから
>>ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由!他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説
飼い主さんの立場において、猫ちゃんをお迎えするうえでやってはいけないことが多々あります。
大前提として、猫ちゃんが快適に過ごせるよう環境整備が必要です。仮に居住スペースや金銭面に懸念があるようであれば、猫を飼うのは控えましょう。お迎えしてからも、健康管理やスキンシップなど、気をつけなければならないことが多々あります。
猫ちゃんと一緒に楽しく幸せな生活をおくるためにも、飼い主さんの立場として、事前にやってはいけない飼い方をきちんと理解しておきましょう。


>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから
やってはいけない猫の飼い方は、多岐にわたります。飼育環境の整備だけでなくスキンシップの方法など、飼い主の立場としてさまざまな知識を持っていなければなりません。
この記事では、やってはいけない猫の飼い方について解説します。最後までお読みいただくことで、飼い主さんと猫ちゃんがともに幸せな生活をおくるための知識が深まるはずですよ。
目次
◆猫を飼う場合は無計画でお迎えしてはいけない
◆やってはいけない猫の飼い方:飼育環境編
◆やってはいけない猫の飼い方:健康管理編
◆やってはいけない猫の飼い方:スキンシップ編
◆やってはいけない猫の飼い方:しつけ編
◆猫がストレスを感じやすいタイミング
◆猫にとって過ごしやすい環境を整えることが重要
◆新たに購入するならienekoのデザイナーズケージがおすすめ
◆やってはいけないことを理解したうえで猫をお迎えしよう
※登場キャラクター
・白井君

・執行ねこ員

猫を飼う場合は無計画でお迎えしてはいけない

猫を飼う大前提として、無計画にお迎えしてはいけません。


具体的には、以下の3つは猫を飼う際に最低限必要なポイントです。
- お世話できるスペースがあるか
- 面倒をみる人がいるか
- 十分なお金があるか
仮に、住んでいる家において、猫を飼うスペースがなければ飼ってはいけません。狭いスペースで飼おうとすると、お迎えした猫ちゃんはもちろんのこと、飼い主さんにとっても息苦しさを感じてしまうことでしょう。
当然ながら、ペット不可の家に住んでいる場合はNGです。普段から面倒をみる人がいない場合も飼ってはいけません。可愛いから、寂しいからなどの理由で、面倒をみられるかわからないのに、勢いでお迎えするのはやめましょう。
また、猫をお迎えすると何かとお金がかかります。とくに病気にかかった際の医療費は高額なので、ある程度の資金力が必要です。
>>猫を飼うのに必要な費用は想像よりも高い?生涯費用や初期費用を項目別に徹底解説
やってはいけない猫の飼い方:飼育環境編

ここからは、やってはいけない猫の飼い方をカテゴリ分けしてご紹介します。
まずは、飼育環境に関してです。
- 必要なアイテムを揃えていない
- トイレなどが汚いままになっている
- 部屋が散らかっている
- 寝床を頻繁に変える
- 強い香りのするアイテムを置いたままにする
1つずつ見ていきましょう。
1. 必要なアイテムを揃えていない
猫をお迎えする際は、事前に必要なアイテムを揃えておきましょう。お迎え前に揃えておきたいアイテムは、以下のとおりです。- キャットフード
- フードボウル
- トイレ
- 猫砂
- ケージ
- 爪切り
- ブラシ
他にもおやつやクッションなど、猫が快適に過ごすためにはさまざまなアイテムが必要です。
>>猫を飼うのに必要なもの14選!愛猫が快適に過ごすために欠かせないアイテムを紹介
2. トイレなどが汚いままになっている
トイレを片付けないなど、不衛生な環境を放置してはいけません。毛布やフードボウルなどは、使用するたびに汚れます。猫は清潔な環境を好むため、普段から使用するアイテムは綺麗にしておく必要があります。


3. 部屋が散らかっている
部屋が散らかっている状態で、猫を飼ってはいけません。物があちこちに倒れていると、猫が走り回っている間にぶつかるなどしてケガをしてしまうからです。また、小さな雑貨などは、誤飲する危険性もあります。猫が使用するアイテムだけでなく、飼い主さんの日用品や生活必需品なども綺麗に片付けておきましょう。
4. 寝床を頻繁に変える
寝床を頻繁に変えるのも、猫を飼うのにやってはいけない行動の1つです。猫は、環境の変化に敏感な動物です。寝床が変わると警戒して寝られなくなったり、ストレスをためたりしてしまいます。
また、使わない寝床をすぐに片付けるのもよくありません。とくに季節の変わり目などは、急な温度変化に対応できるよう、完全に使わなくなるまでは片付けないようにしましょう。


5. 強い香りのするアイテムを置いたままにする
アロマや芳香剤など、強い香りのするアイテムを置いたままにするのもよくありません。人間にとってはリラックス効果を期待できたとしても、猫にとっては害になるものもあります。飼い主さんにとっては癒される香りであっても、猫をお迎えする際は片付けましょう。
やってはいけない猫の飼い方:健康管理編

続いては、健康管理についてです。
- おやつをあげすぎてしまう
- 健康にもかかわらず療法食をあげてしまう
- 必要な医療を受けさせない
ついしてしまうことが多い内容も含まれているため、事前に確認しておきましょう。
1. おやつをあげすぎてしまう
おやつをあげすぎてしまうと、猫の健康を維持するうえではよくありません。猫ちゃんとのコミュニケーションをとるうえで、喜んでくれるからといって、ついおやつをあげすぎてしまう方もいるのではないでしょうか。とくに室内飼いの場合、運動量が減りやすいため、おやつのあげすぎは肥満につながります。
もちろん、人間と同じでごはんのあげすぎもいけません。
2. 健康にもかかわらず療法食をあげてしまう
猫ちゃんが健康にもかかわらず、療法食をあげるのは避けましょう。療法食は何かしらの病気をかかえている猫ちゃんに合わせて、成分を調整している食事のことです。健康な猫ちゃんに与えると、満足に栄養を摂取できなくなってしまいます。


3. 必要な医療を受けさせない
猫ちゃんに対して、必要な医療を受けさせないのは非常に問題です。猫ちゃんは人間の言葉を話せないため、病気になっても症状を伝えられません。言葉でコミュニケーションを取れないため、猫ちゃんが病気を抱えていることに気づけないこともあります。
また、お金がないからといって後回しにしてしまう方もいるかもしれません。ですが、お迎えした猫ちゃんは立派な家族です。家族の一員としてお迎えしたからには、人間同様に必要な治療を受けさせる義務があります。
やってはいけない猫の飼い方:スキンシップ編

猫を飼う際の注意点として多いのが、スキンシップです。
- 集中しているタイミングで邪魔をする
- 触れ合いを強要する
- 猫の前でフラッシュをたく
- お手入れを無理やり行う
- ひげを切る
人間にとっては問題がない行動でも、猫にとっては悪影響を及ぼす場合があります。事前に、きちんと把握しておきましょう。
1. 集中しているタイミングで邪魔をする
猫ちゃんが何かしらの行動に集中しているときは、飼い主さんが邪魔をしてはいけません。具体的には、食事や毛づくろいのタイミングがあげられます。何かしらの動作に集中しているタイミングで邪魔をすると、ストレスをためやすくなります。
2. 触れ合いを強要する
猫ちゃんとのスキンシップにおいて、触れ合いを強要してはいけません。例えば、嫌がる猫ちゃんに対して、しきりにしっぽや頭をなでたりする行為です。また、来客時も注意が必要です。仲の良い友人が来た際は、せっかく来たのだから触れ合ってほしいと思ったり、相手からせがまれたりすることもあるでしょう。
猫ちゃんが拒否していなければ構いませんが、嫌がるタイミングでの触れ合いを強制すると、ストレスがたまり健康にも悪影響を及ぼします。


3. 猫の前でフラッシュをたく
猫ちゃんの前で、フラッシュをたいてはいけません。強い光を浴びてしまうと、網膜障害などを引き起こし、目を傷つけてしまうことがあるからです。人間にとっては慣れた行為であっても、猫ちゃんにとっては危険な瞬間と言えるのです。
4. お手入れを無理やり行う
猫ちゃんのお手入れを無理やり行うのも、やってはいけない飼い方です。爪切り、ブラッシング、歯磨きなどは猫ちゃんにとって必要なお手入れです。飼い主さんが日中は仕事で忙しい場合、夜の限られた時間でしか手入れをしてあげられないケースもあることでしょう。
とはいえ、猫ちゃんが嫌がっている場合は無理に行ってはいけません。爪切りなどは、途中で猫ちゃんが暴れだしてしまうと、誤ってケガをしてしまう可能性があります。


5. ひげを切る
伸びているのが気になるからといって、猫のひげを切ってはいけません。ひげから得られる情報で、平衡感覚を保つなどの側面があるからです。また、猫のひげは神経や血管が通っているため、引っ張ったり切ったりすると痛みを伴います。人間のひげとは役割が異なるため、切ってはいけないのです。
やってはいけない猫の飼い方:しつけ編

最後は、しつけに関してです。
- 大きな声で注意する
- 首の後ろをつかむ
- 時間が経過してからしかる
子供のしつけと同じでは、うまくいかないケースが多々あります。猫の飼い方において、やってはいけないしつけ方法を知っておきましょう。
1. 大きな声で注意する
猫ちゃんへのしつけとして、大きな声で注意してはいけません。びっくりするだけでなく、必要以上に警戒心を強めてしまうからです。また、しかる際に叩くなど危害を加える行為も避けましょう。
2. 首の後ろをつかむ
首の後ろをつかむ行為もしてはいけません。よく動画などで、猫の首をつかんで移動させる行為を見かける方もいるのではないでしょうか。しかし、無理に首から引っ張ったり持ち上げたりすると、筋肉や神経を痛める可能性があります。
親猫が子猫の首をつかんで移動させる様子を見かけるかもしれませんが、猫なりの力で加減しています。そのため、人間が猫ちゃんに対して行うのは避けましょう。


3. 時間が経過してからしかる
時間が経過してから、猫ちゃんをしかるのもやってはいけないしつけの仕方です。後から注意しても、猫ちゃんはなぜ怒っているのかわからないからです。人間同士であれば、言葉で補足することにより意図を伝えられるかもしれません。猫ちゃんは後からしかられると理由がわからないため、飼い主さんに対して警戒心を強めてしまいます。注意する際は、その場で強く・短くしかるようにしましょう。
猫がストレスを感じやすいタイミング

猫ちゃんには、ストレスを感じやすいタイミングがあります。具体的には、以下のとおりです。
- 大きな音がする
- 知らない人がやってくる
- 動物を含む家族が増える
- 体を拘束される
- 病院へ行く
- 引っ越しをする
- 乗り物に乗る
テレビの音量や工事現場の音などは、猫ちゃんにとって騒音でありストレスを感じやすくなります。
来客などの際も、猫ちゃんは警戒心を示すため負担になることでしょう。子供が生まれたり、新入り猫をお迎えしたりするなど、環境の変化もストレスがたまりやすい瞬間です。
環境が変わるという意味では、引っ越しや車に乗るなどのタイミングも猫ちゃんにとっては負荷がかかります。病院へ行く際は注射を行った経験があるなど、猫ちゃんが苦手意識を持っている場合も拒否反応を示すことでしょう。
移動など致し方ない瞬間もありますが、日頃からなるべく猫ちゃんにストレスがかからない方法を選んであげてくださいね。


猫にとって過ごしやすい環境を整えることが重要

猫ちゃんをお迎えするうえで重要なのが、過ごしやすい環境を整えてあげることです。
猫ちゃんは自分で住む場所を選べなければ、環境を整えることもできません。飼い主さんの行動や配慮次第で、過ごしやすい空間で過ごせるかが決まります。
新たに猫ちゃんをお迎えする際は、ケージを用意してあげましょう。ケージがあることで、結果的に猫ちゃんが過ごしやすい環境を整えられるからです。


猫ちゃんは、自分のテリトリーを持ちたがる動物です。自分が暮らす空間において、誰にも邪魔されないスペースを探します。
ケージ内は、猫ちゃんにとって誰にも邪魔されない空間です。広さや高さがあるケージであれば、自由に動き回れます。
飼い主さんにとっても、新しい環境に慣れていない猫ちゃんの行動を制限する意味で、メリットがあります。とくにお迎え当初は、自由に室内を歩き回ることで、猫ちゃんが予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性も考えられます。
ケージがあることで、猫ちゃんをケガのリスクから守ることにもつながるのです。
新たに購入するならienekoのデザイナーズケージがおすすめ




少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。
ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。
ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます。

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。
ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。
ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

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>>ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由!他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説
やってはいけないことを理解したうえで猫をお迎えしよう
飼い主さんの立場において、猫ちゃんをお迎えするうえでやってはいけないことが多々あります。
大前提として、猫ちゃんが快適に過ごせるよう環境整備が必要です。仮に居住スペースや金銭面に懸念があるようであれば、猫を飼うのは控えましょう。お迎えしてからも、健康管理やスキンシップなど、気をつけなければならないことが多々あります。
猫ちゃんと一緒に楽しく幸せな生活をおくるためにも、飼い主さんの立場として、事前にやってはいけない飼い方をきちんと理解しておきましょう。
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