猫が食べやすい食器の選び方!深さ・高さ・傾斜だけでなく素材の特徴についても解説

新たに猫ちゃん用の食器を買おうと考えているものの、どのような点に気をつけたらいいかわからず悩んでいないでしょうか。毎日使うアイテムなので、猫ちゃん目線での食べやすさはもちろん、飼い主さん目線で使い勝手が良い食器を選びたいと考える方もいることでしょう。

食器選びは、猫ちゃんの食生活に影響を与えます。猫ちゃんの体に合っていないと、ご飯を食べてもらえないだけでなく、体に負荷がかかることで吐き戻しを引き起こしてしまうかもしれません。

この記事では、猫ちゃんが食べやすい食器の特徴について解説します。最後までお読みいただくことで、猫ちゃんに合わせた食器の選び方が理解できるはずですよ。
目次

食器選びは猫の食生活において非常に重要
猫が食べやすい食器の選び方で押さえておきたい3つのポイント
猫の食器選びにおいては素材も重要
吐き戻しが多い場合は早食い防止用の食器もおすすめ
猫の空腹を防ぐには自動給餌器や知育おもちゃを使う
猫が食べやすいように設計されたienekoのフードボウル
猫にとって食べやすい食器を用意してあげよう

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

食器選びは猫の食生活において非常に重要


執行ねこ員:白井君。食べ物だけでなく、食器にもお金をかけないとだめだよ。

白井君:えっ?えぇ…。

執行ねこ員:昔から食器を制する者は食事を制すって言うでしょ?

白井君:初めて聞きましたが…。

食器選びは、猫ちゃんの食生活において非常に重要です。猫ちゃんの食器選びにおいて、デザイン性だけで決めていないでしょうか。

たしかに、食器は毎日使うアイテムですので、なるべくならおしゃれなアイテムを選びたいと考える方もいることでしょう。ただし、選んだ食器が猫ちゃんに合っていないと、ご飯を食べてくれなかったり吐き戻しにつながったりすることもあります。

人と違って、猫ちゃんは自分が使う食器を選べません。猫ちゃんが食事の際にストレスを感じないよう食器選びにも気を遣いましょう。

猫が食べやすい食器の選び方で押さえておきたい3つのポイント



猫ちゃんの食器選びにおいて、押さえておきたいポイントは大きく3つあります。
  1. 深さは3~5cm程度
  2. 高さは5~8cm程度
  3. 傾斜は15度が目安

新たに猫ちゃん用の食器購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 深さは3~5cm程度

猫ちゃんが食べやすい食器を選ぶ際は、奥行きが短く深さが3~5cmほどの底が浅いお皿を選びましょう。

猫ちゃんは顎が短いため、底が深いお皿だと奥にあるフードが届きにくくなります。食器の中にあるご飯が口に届かないと、ストレスがたまりお皿をひっくり返してしまうこともあります。

2. 高さは5~8cm程度

高さが5〜8cm程度の食器であれば、猫ちゃんが食べやすくなります。

床の上に底が浅い食器を置いた場合、猫ちゃんがご飯を食べるには頭を下げなければなりません。頭を大きく下げた状態では食道が胃よりも下にきてしまうため、逆流しやすく吐き戻しにつながります

執行ねこ員:白井君も床にご飯を置いて食べてみるといいよ。

白井君:非常に食べにくいです…。

3. 傾斜は15度が目安

食器に角度がつけば、猫ちゃんがご飯を食べやすくなります。具体的には、15度の角度をつけられるのが理想です。

食器の奥にあるフードも、傾斜があれば反り返ることで猫ちゃんが食べやすい位置に保てます。また、首と床がまっすぐ平行に保てれば体への負担を軽減でき、吐き戻しの防止につながります。

猫の食器選びにおいては素材も重要


猫ちゃん用の食器には多くの種類があり、使われている素材もさまざまです。
  1. 陶器製
  2. ステンレス製
  3. プラスチック製

陶器製であれば重さがあるため、食器が倒れにくく安定しやすいです。電子レンジで温め可能な製品も多く使いやすい点はメリットですが、値段はやや高めです。

ステンレス製は軽量で扱いやすく、耐久性にも優れています。傷つきにくいのも魅力ですが、食器に自分の姿が移りこむのを嫌う猫ちゃんもいます

プラスチック製は種類が多く、バリエーションも豊富です。値段も手軽ですが、傷つきやすいのが特徴です。

執行ねこ員:好みや食事のスタイルによって向いている素材が変わるんだね。

白井君:おっしゃるとおりです!

吐き戻しが多い場合は早食い防止用の食器もおすすめ


猫ちゃんのご飯を食べるペースが早く、吐き戻しをしてしまう場合は早食い防止用の食器がおすすめです。

吐き戻しの理由としてあるのが、ご飯を食べる早さです。空腹だったり、他の猫ちゃんに食べられないよう早く食べたりするなど、早食いの理由はいくつか考えられます。

執行ねこ員:白井君に取り上げられないよう早く食べなきゃ!

白井君:取り上げませんので、落ち着いて食べてください…。

皿の底に突起があるタイプの食器であれば、構造上口の中へ入れられる量が少なくなるため早食い防止につながります。

猫の空腹を防ぐには自動給餌器や知育おもちゃを使う


猫の空腹を防ぐために、自動給餌器や知育おもちゃを使うというのも選択肢の1つです。

日中は仕事で家を留守にするため、猫ちゃんにご飯をあげる間隔が必然的に空いてしまうという方もいるはずです。仕事から帰ってきてからご飯をあげると、猫ちゃんが空腹の状態であることから早食いにつながり、食べてからすぐ吐いてしまうことがあります。

>>猫が食べてすぐ吐く原因と5つの対策!吐き戻しの際に病気を疑うべきケースも解説

自動給餌器や知育おもちゃを用意すれば、猫ちゃんが自分のタイミングでフードを食べられるようになります。1回に食べる量を減らせるため、複数回食事をする習慣のある猫ちゃんにもおすすめですよ。

猫が食べてすぐ吐く場合の対策にもなるienekoのフードボウル


執行ねこ員:猫が食べやすい食器を探している人もいるだろうけど、いろいろな種類があって悩みそうだよね。

白井君:たしかに多くの製品が販売されていると、どれを買えばいいのか悩んでしまうかもしれませんね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめの食器はないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、新たに猫ちゃん用の食器を購入したいと考えている方にはienekoのフードボウルがおすすめです。

ienekoのフードボウルは、猫ちゃんの体に配慮した設計がされており、おしゃれで機能的にも優れているのが特徴です。

執行ねこ員:ふ〜ん。具体的には?

15度の傾きが猫ちゃんの首・腰の負担を軽減し、食道がまっすぐの姿勢を保ってくれるため、吐き戻しづらくなります。

分離式であるため、お皿だけ取り外して洗えるだけでなく重ねて収納できるので、実用性にも優れています。

執行ねこ員:飼い主さん目線でも便利だね!

目が細かいテープで土台にお皿をしっかり固定できるため、パワフルにご飯を食べる猫ちゃんでも皿が取れる心配は一切無用です。

執行ねこ員:食べている最中にお皿がずれにくいのはいいね!

また、高品質で丈夫な素材を使用している点も、ienekoのフードボウルならではの特徴です。高質な粘土のみを選び、高温で2度焼きした硬質なセラミック皿は、耐久性はもちろん、雑菌が繁殖しにくいというメリットがあります。

安全性にもこだわっており、毎日使うものだからこそ人間と同じ基準をクリアした素材でつくられているため、安心してご利用いただけます。

執行ねこ員:それなら安心!


ienekoのフードボウルは、デザイン性にも優れています。花びらのようなふんわりかわいらしい形のセラミック皿と天然オーク材ベースの組み合わせが、インテリアにもなじみやすいのが人気の理由です。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

>>ienekoのフードボウルはこちらから

猫にとって食べやすい食器を用意してあげよう


猫ちゃんが食事をする際に、食器のサイズが合っていないとご飯を食べなかったり、吐き戻しにつながったりすることがあります。

猫ちゃんの食器選びで重要なポイントは、深さと高さと傾斜です。人と違って、猫ちゃんは自分で食器を選べません。飼い主さんが猫ちゃんの大きさや食べ方に合わせて、食べやすい食器を用意してあげましょう。

新たに猫ちゃん用の食器を購入しようと考えている方には、ienekoのフードボウルがおすすめです。ienekoで販売しているフードボウルは、猫目線だけでなく飼い主さん目線でも優れているアイテムです。

猫ちゃんの体に配慮して設計されており、15度の傾きが首・腰の負担を軽減でき、食道がまっすぐの姿勢を保ってくれるので、吐き戻しづらくなります。お皿だけ取り外して洗うこともでき、重ねて収納できるので実用性にも優れています。

おしゃれなデザインはインテリアにもなじみやすく、飼い主さんの猫ライフをワンランクアップさせてくれるはずですよ。