保護猫は独身男性でもお迎えできる?譲渡を懸念される理由についても解説
独身男性だと保護猫を飼いたくても、譲ってもらえない場合があると聞いて、本当なのか気になっていないでしょうか。そもそも、なぜ独身男性だと保護猫の譲渡が難しいのか知りたい方もいるはずです。
結論からお伝えすると、独身男性でも譲渡条件をクリアしていれば、保護猫をお迎えすることは可能です。また、独身男性だけが譲渡を断られるわけではありません。あくまで、独身男性の方に多く想像される生活スタイルの場合、譲渡が難しいケースもあるという話です。
この記事では、独身男性が保護猫の譲渡を断られやすい理由などについて解説します。最後までお読みいただくことで、実際に独身男性でも保護猫をお迎えできたケースについても知ることができますよ。
目次
◆独身男性は保護猫の里親になれないって本当?
◆保護猫をお迎えするのに独身男性だと懸念される理由
◆保護猫団体は男性差別をしているわけではない
◆独身男性が一度断られたあとで保護猫をお迎えできた2つの事例
◆譲渡を断られた場合は保健所や動物愛護センターへ
◆保護猫をお迎えするタイミングについて考えることも重要
◆保護猫団体も利用しているienekoのアイテム
◆以前と比べて独身男性でも保護猫をお迎えしやすくなっている
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

執行ねこ員:白井君。独身男性だと保護猫の里親になれないという噂があるけど本当?
白井君:確かにそのような噂は聞きますよね…。
結論から言うと、独身男性でも条件をクリアできれば保護猫の里親になれます。ただし、条件が多少厳しくなるのは事実です。
以前は、譲渡不可の条件に「独身男性」と記載している団体があったようです。もちろん、今でも独身男性には譲渡していない保護団体があるかもしれません。
一方で、ienekoが独自に調査した限りでは、「独身男性」であることを譲渡不可の条件に設定している団体は確認できませんでした。そのため、独身男性だからといって、猫ちゃんを引き取れないわけではないのです。
執行ねこ員:具体的に独身男性だと、なぜ譲渡を懸念されるのかな?
白井君:団体によって考え方はさまざまですが、一例を紹介しますね!
独身男性の場合、主に家を空ける時間が長いことに対して譲渡を懸念されます。 仕事終わりに飲み会などがあり、帰りが遅い人もいるはずです。朝早くて夜の帰りが遅いと、その間は猫ちゃんにお留守番をさせることになります。
執行ねこ員:いざというときに、不安ではあるよね。
白井君:仕事となると、半日家を空けている方も多いですからね…。
一部の団体では、動物虐待の事例において男性の割合が高いからといって、譲渡不可にしているケースもあるようです。それでも、保護猫団体が定めている条件をきちんとクリアしていれば、独身男性であっても譲渡してもらえます。
保護猫の譲渡に対して「独身男性」だとお迎えできなかったと聞いて、男性差別なのではと感じる人もいるかもしれません。
執行ねこ員:白井君が男性差別をしています!
白井君:私限定ですか…?
あくまで独身男性に多い生活スタイルの場合、譲渡を見送られるケースがあるという話です。そのため、女性でも日中に家を空ける時間が多かったり、近くに家族がおらず万が一の預け先となる方がいなかったりする場合は譲渡を見送られます。
その点では、一人暮らしの方に対して譲渡不可とする保護猫団体は一定数あります。
>>保護猫は一人暮らしでも条件を満たせばお迎えできる!里親になるまでの流れも解説
ここでは、独身男性でも保護猫をお迎えできた2つの事例を紹介します。
一般的なケースではないかもしれませんが、独身男性の方で保護猫の譲渡を断られた方は参考にしてみてください。
参照元:猫を飼おうとした独身男性がぶつかった壁 やっと出会えた姉妹猫「スーパー可愛い」(sippo)
この方の場合は、猫共生型住宅へ引っ越したものの、保護猫団体に譲渡を断られてしまったようです。しかし、その後オーナーさんに声をかけてもらい、オーナーさんが過去に譲ってもらった保護猫団体から猫ちゃんを譲り受けたようです。
執行ねこ員:猫共生型住宅に住んでいるオーナーさんからすると、その方が本気で猫を飼おうとしていることがわかるしね。
白井君:普段から会話する機会があれば、おおよその人となりもわかりますしね!
参照元:「独身お断り」35歳記者が直面した保護猫を飼うまでの厳しいハードル(LIFE INSIDER)
この方は「独身男性」だからというわけではないものの、一人暮らしであり近くに家族がいないことではじめは断られてしまいました。
しかし、その後何度も譲渡会に足を運んでいるうちに、保護猫団体の方に声を掛けられたようです。その際にスマホ内の「猫フォルダ」を見せたり、ペット可の物件へ引っ越したりなどと、熱意を伝えたことで代表の方が保証人となり譲り受けられました。
執行ねこ員:保護猫団体の方は、あくまできちんと面倒を見てくれる方へ譲るために、引き取りの条件を設定しているわけだからね。
白井君:経済力や住環境に問題がなく、猫ちゃんを大事にしてくれそうな方だと感じてもらえれば、譲ってもらえるケースもあるようですね!

保護猫団体に独身男性だからと譲渡を断られた場合は、住んでいる地域の保健所や動物愛護センターに相談するのも1つの方法です。保健所の場合は、保護猫団体よりも譲渡条件が厳しくないケースも多いからです。
例として、東京都動物愛護センターの公式サイトに書かれている譲渡条件を確認すると、調査時点で性別や居住形態の指定はありません。
参照元:東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには(東京都動物愛護センター「ワンニャンとうきょう」)
ペットショップから猫ちゃんをお迎えするのは気が引けるという方であれば、保健所や動物愛護センターからお迎えするという方法もあります。
執行ねこ員:もちろん、誰でもOKというわけではないよ!
白井君:あくまで猫ちゃんと一緒に暮らせる経済力や、環境を整えられていることが前提です!

猫ちゃんをお迎えしたい方にとって、独身男性であることを理由に断られてしまうと、やるせない気持ちになる方もいるかもしれません。一方で、一度本当に保護猫をお迎えするタイミングであるかはきちんと考える必要があります。
猫ちゃんをお迎えすることは、1つの命を預かることです。とくに保護猫の場合は何らかの理由により、親猫や飼い主さんと一度離れています。保護主さんも保護した猫ちゃんに愛情を持っており、次こそは幸せになってほしいと願っています。
また、お迎えする前は問題ないと考えていたものの、急な転勤や収入が不安定になってしまったなど、あとから状況が変わってしまう方もいることでしょう。なかには、これらの理由から、一度お迎えした猫ちゃんを手放したいと保護猫団体へ連絡する方もいます。
独身男性の方に限らない話ではありますが、保護猫を飼いたいと検討している方は、今一度お迎えするタイミングとして適しているか考えてみてはいかがでしょうか。
執行ねこ員:お迎えしたあとですぐに捨てられては、猫たちがかわいそうだからね。
白井君:猫ちゃんに何度も辛い思いをさせてはいけません!

執行ねこ員:そういえば、白井君のienekoという会社は猫に関するサービスを展開しているんだよね。
白井君:おっしゃるとおりです!
執行ねこ員:ienekoってどんな会社なの?
白井君:ありがとうございます!ここでienekoの紹介をさせてください!
ienekoは猫と暮らす選択肢を増やしたいあなたのためのワガママコーディネーターであり、猫ちゃんと暮らす人々の選択肢が豊かになるようなプロダクトを開発しています。
執行ねこ員:ふむふむ。具体的には?
たとえば、ienekoで販売されているケージはサイズや素材にこだわっており、猫ちゃんにとって過ごしやすいだけではありません。スライドドアや猫砂ブロック、お掃除トレイなど機能性にも優れています。
天然ブナ素材を使用した自然の気の質感は、デザイン性が高くインテリアになじみやすいことから、飼い主さん目線でも魅力を感じてもらえるようなつくりになっています。
執行ねこ員:なるほど。なるほど。
また、ienekoケージは一般の方だけでなく、坂上忍さんのような保護猫活動を積極的に行っている方にもご利用いただいています。
執行ねこ員:保護猫活動に積極的な方に利用していただいているのは嬉しいね!
ienekoでは猫に関するさまざまな情報を公式サイト内のコラムや、InstagramなどのSNSで発信しています。

Instagramでは実際の商品画像や、ienekoならではの企画なども行っていますのでぜひフォローしてくださいね!

執行ねこ員:フォローはこちらから!
>>ieneko(イエネコ/いえねこ)|猫インテリア&韓国セレクトアイテム(Instagramアカウント)
以前と比べて、独身男性でも保護猫をお迎えしやすくなっています。一方で、一部の団体では譲渡不可の条件として指定されていなくても、結果的に独身男性の場合はお迎えが難しいというケースもあります。
お迎えする条件においては、独身男性だから保護猫の譲渡が難しいというわけではありません。あくまで独身男性に想定される生活スタイルの場合、保護猫をお迎えするのが難しいという話であり、独身女性でも譲渡を断られるケースはあります。
独身男性で保護猫をお迎えしたい方は、まずは住んでいる地域の保護猫団体に相談して譲渡条件を確認しましょう。
結論からお伝えすると、独身男性でも譲渡条件をクリアしていれば、保護猫をお迎えすることは可能です。また、独身男性だけが譲渡を断られるわけではありません。あくまで、独身男性の方に多く想像される生活スタイルの場合、譲渡が難しいケースもあるという話です。
この記事では、独身男性が保護猫の譲渡を断られやすい理由などについて解説します。最後までお読みいただくことで、実際に独身男性でも保護猫をお迎えできたケースについても知ることができますよ。
目次
◆独身男性は保護猫の里親になれないって本当?
◆保護猫をお迎えするのに独身男性だと懸念される理由
◆保護猫団体は男性差別をしているわけではない
◆独身男性が一度断られたあとで保護猫をお迎えできた2つの事例
◆譲渡を断られた場合は保健所や動物愛護センターへ
◆保護猫をお迎えするタイミングについて考えることも重要
◆保護猫団体も利用しているienekoのアイテム
◆以前と比べて独身男性でも保護猫をお迎えしやすくなっている
※登場キャラクター
・白井君

・執行ねこ員

独身男性は保護猫の里親になれないって本当?


結論から言うと、独身男性でも条件をクリアできれば保護猫の里親になれます。ただし、条件が多少厳しくなるのは事実です。
以前は、譲渡不可の条件に「独身男性」と記載している団体があったようです。もちろん、今でも独身男性には譲渡していない保護団体があるかもしれません。
一方で、ienekoが独自に調査した限りでは、「独身男性」であることを譲渡不可の条件に設定している団体は確認できませんでした。そのため、独身男性だからといって、猫ちゃんを引き取れないわけではないのです。
保護猫をお迎えするのに独身男性だと懸念される理由


独身男性の場合、主に家を空ける時間が長いことに対して譲渡を懸念されます。 仕事終わりに飲み会などがあり、帰りが遅い人もいるはずです。朝早くて夜の帰りが遅いと、その間は猫ちゃんにお留守番をさせることになります。


一部の団体では、動物虐待の事例において男性の割合が高いからといって、譲渡不可にしているケースもあるようです。それでも、保護猫団体が定めている条件をきちんとクリアしていれば、独身男性であっても譲渡してもらえます。
保護猫団体は男性差別をしているわけではない
保護猫の譲渡に対して「独身男性」だとお迎えできなかったと聞いて、男性差別なのではと感じる人もいるかもしれません。


あくまで独身男性に多い生活スタイルの場合、譲渡を見送られるケースがあるという話です。そのため、女性でも日中に家を空ける時間が多かったり、近くに家族がおらず万が一の預け先となる方がいなかったりする場合は譲渡を見送られます。
その点では、一人暮らしの方に対して譲渡不可とする保護猫団体は一定数あります。
>>保護猫は一人暮らしでも条件を満たせばお迎えできる!里親になるまでの流れも解説
独身男性が一度断られたあとで保護猫をお迎えできた2つの事例
ここでは、独身男性でも保護猫をお迎えできた2つの事例を紹介します。
- 猫共生型住宅のオーナーさんからの紹介
- 保護猫団体の代表の方に相談
一般的なケースではないかもしれませんが、独身男性の方で保護猫の譲渡を断られた方は参考にしてみてください。
1. 猫共生型住宅のオーナーさんからの紹介
猫共生型住宅のオーナーさんからの紹介で、保護猫団体を紹介してもらえたケースです。参照元:猫を飼おうとした独身男性がぶつかった壁 やっと出会えた姉妹猫「スーパー可愛い」(sippo)
この方の場合は、猫共生型住宅へ引っ越したものの、保護猫団体に譲渡を断られてしまったようです。しかし、その後オーナーさんに声をかけてもらい、オーナーさんが過去に譲ってもらった保護猫団体から猫ちゃんを譲り受けたようです。


2. 保護猫団体の代表の方に相談
保護猫団体の代表の方へ熱意を伝えたことで、お迎えできたという方もいます。参照元:「独身お断り」35歳記者が直面した保護猫を飼うまでの厳しいハードル(LIFE INSIDER)
この方は「独身男性」だからというわけではないものの、一人暮らしであり近くに家族がいないことではじめは断られてしまいました。
しかし、その後何度も譲渡会に足を運んでいるうちに、保護猫団体の方に声を掛けられたようです。その際にスマホ内の「猫フォルダ」を見せたり、ペット可の物件へ引っ越したりなどと、熱意を伝えたことで代表の方が保証人となり譲り受けられました。


譲渡を断られた場合は保健所や動物愛護センターへ
保護猫団体に独身男性だからと譲渡を断られた場合は、住んでいる地域の保健所や動物愛護センターに相談するのも1つの方法です。保健所の場合は、保護猫団体よりも譲渡条件が厳しくないケースも多いからです。
例として、東京都動物愛護センターの公式サイトに書かれている譲渡条件を確認すると、調査時点で性別や居住形態の指定はありません。
参照元:東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには(東京都動物愛護センター「ワンニャンとうきょう」)
ペットショップから猫ちゃんをお迎えするのは気が引けるという方であれば、保健所や動物愛護センターからお迎えするという方法もあります。


保護猫をお迎えするタイミングについて考えることも重要
猫ちゃんをお迎えしたい方にとって、独身男性であることを理由に断られてしまうと、やるせない気持ちになる方もいるかもしれません。一方で、一度本当に保護猫をお迎えするタイミングであるかはきちんと考える必要があります。
猫ちゃんをお迎えすることは、1つの命を預かることです。とくに保護猫の場合は何らかの理由により、親猫や飼い主さんと一度離れています。保護主さんも保護した猫ちゃんに愛情を持っており、次こそは幸せになってほしいと願っています。
また、お迎えする前は問題ないと考えていたものの、急な転勤や収入が不安定になってしまったなど、あとから状況が変わってしまう方もいることでしょう。なかには、これらの理由から、一度お迎えした猫ちゃんを手放したいと保護猫団体へ連絡する方もいます。
独身男性の方に限らない話ではありますが、保護猫を飼いたいと検討している方は、今一度お迎えするタイミングとして適しているか考えてみてはいかがでしょうか。


保護猫団体も利用しているienekoのアイテム




ienekoは猫と暮らす選択肢を増やしたいあなたのためのワガママコーディネーターであり、猫ちゃんと暮らす人々の選択肢が豊かになるようなプロダクトを開発しています。

たとえば、ienekoで販売されているケージはサイズや素材にこだわっており、猫ちゃんにとって過ごしやすいだけではありません。スライドドアや猫砂ブロック、お掃除トレイなど機能性にも優れています。
天然ブナ素材を使用した自然の気の質感は、デザイン性が高くインテリアになじみやすいことから、飼い主さん目線でも魅力を感じてもらえるようなつくりになっています。

また、ienekoケージは一般の方だけでなく、坂上忍さんのような保護猫活動を積極的に行っている方にもご利用いただいています。

ienekoでは猫に関するさまざまな情報を公式サイト内のコラムや、InstagramなどのSNSで発信しています。
Instagramでは実際の商品画像や、ienekoならではの企画なども行っていますのでぜひフォローしてくださいね!

>>ieneko(イエネコ/いえねこ)|猫インテリア&韓国セレクトアイテム(Instagramアカウント)
以前と比べて独身男性でも保護猫をお迎えしやすくなっている
以前と比べて、独身男性でも保護猫をお迎えしやすくなっています。一方で、一部の団体では譲渡不可の条件として指定されていなくても、結果的に独身男性の場合はお迎えが難しいというケースもあります。
お迎えする条件においては、独身男性だから保護猫の譲渡が難しいというわけではありません。あくまで独身男性に想定される生活スタイルの場合、保護猫をお迎えするのが難しいという話であり、独身女性でも譲渡を断られるケースはあります。
独身男性で保護猫をお迎えしたい方は、まずは住んでいる地域の保護猫団体に相談して譲渡条件を確認しましょう。