猫との暮らしを考える際に、ケージ飼いについて否定的な考え方を持っている方もいることでしょう。猫をケージ飼いする場合、行動範囲が狭まり自由に動けなくなることで、窮屈な思いをさせてしまうのではと考える方もいるはずです。
結論からお伝えすると、ケージ飼いは猫との生活を考えるうえで有効な選択肢の1つです。ケージ飼いには飼い主さんだけでなく、猫にとってもメリットがあります。一方で、ケージでの飼い方次第では、猫にかわいそうな思いをさせてしまうこともあるでしょう。
この記事では、猫のケージ飼いに関するさまざまな悩みについて1つずつ解説します。最後までお読みいただくことで、猫のケージ飼いに関する疑問が解消されるはずですよ。
目次
◆猫をケージ飼いするのはかわいそう?
◆猫をケージで飼う際のメリット
◆家に猫用のケージを置いている人の割合は約65%
◆猫は一生ケージで飼い続けられる?
◆猫のケージ飼いは寿命を縮めるって本当?
◆猫のケージ飼いは夜だけなら大丈夫?
◆猫をケージ飼いするのに共働きの場合はどうする?
◆猫をケージ飼いするとなつかないって本当?
◆猫のケージ飼いにおける注意点
◆失敗しない猫用ケージの選び方
◆猫との暮らしが楽しくなるienekoのデザイナーズケージ
◆猫をケージ飼いする場合はストレスがたまらないように配慮が必要
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。
執行ねこ員:白井君。猫のケージ飼いってかわいそうなのかな?
白井君:たしかに、行動を制限してしまう点はかわいそうですが、実はケージがあると…。
執行ねこ員:かわいそうってことね。うん、わかった。
白井君:まだ途中だったのに…。
結論からお伝えすると、ケージ飼いだからといって一概に猫がかわいそうだとは言えません。なぜなら、年齢やお迎えする環境によってはケージの活用により、猫をトラブルから守ることにつながるからです。
たしかに、猫をケージの中へ入れてしまうのはかわいそうなので、自由にさせてあげた方が良いという意見もあるのは事実です。一方で、お迎え当初は猫を放し飼いにすることで、ケガやトラブルにつながることもあります。そのため、猫をケージ飼いしているから、かわいそうだとは言えないのです。
>>猫のケージ飼いがかわいそうだと言われる3つの理由!可哀想な思いをさせないための工夫も解説
執行ねこ員:たしかに一理あるとは思うけど、ケージには具体的にどのようなメリットがあるのかな?
白井君:ケージは飼い主さん目線だけではなく、猫目線で見たときにもメリットがありますよ!
猫をケージ飼いするメリットは、主に以下のとおりです。
猫は縄張り意識が強く、自分のテリトリーを確保しようとする動物です。ケージがあることで、猫にとって自分だけの安心できるスペースを確保できます。
猫をケージの中へ入れると、一時的に行動を制限できます。掃除や仕事中などは、放し飼いにしていると、飼い主さんの近くに寄ってきてしまうことがあるでしょう。外出中など目が行き届かないときなども猫をケージの中に入れてあげることで、家で歩き回っている間にケガをするなどのトラブルが防げます。
また、猫がケガや病気をかかえてしまったときも、ケージがあれば行動を制限することで安静にしてもらえるのもメリットです。多頭飼いをしている場合は、他の猫に病気を移さないよう隔離するのにも役立ちます。
>>猫を飼うのにケージは必要!用意する5つのメリットやケージ選びのポイントを解説
執行ねこ員:必要性はわかったけど、実際はどのぐらいの人がケージを置いているのだろう?白井君がそれっぽいこと言っているだけのこともあるし。
白井君:信用されていませんね…。実際に調べてみたところ、調査結果が公開されているみたいですよ。
ねこのきもちWEB MAGAZINEが公開している「猫のケージに関するアンケート」では、回答した飼い主さんのうち65%の人がケージを置いていると答えています。
参照元:【調査】自宅に愛猫の「ケージ」を置いている飼い主の割合は ケージのメリット、必要性を獣医師が解説(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
執行ねこ員:実際にケージを置いている人が多いんだね。
白井君:別のアンケート結果では、ケージを買ったけど使わなくなった人の意見もありました。ですので、35%の人のなかには、以前はケージを利用していたという人もいそうですね。
参照元:猫にケージは必要?ケージ飼いのメリット、ケージのタイプやおすすめのケージ(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
執行ねこ員:でも、だからといって、一生ケージで暮らすのは嫌だなぁ。
白井君:おっしゃるとおりです。
猫をケージで飼うこと自体は問題なく、むしろメリットが多いです。しかし、ケージで一生飼い続けることは、猫にとって好ましい環境ではありません。
ケージの中だと、猫の行動範囲が狭まってしまいます。猫が閉ざされた環境のなかで、自由に体を動かせずストレスがたまってしまうため、定期的にケージから出してあげましょう。
>>猫を一生ケージで飼い続けるのはNG!ケージで飼う方が良い5つのケースや注意点を解説
執行ねこ員:そういえば、猫のケージ飼いは寿命を縮めるって聞いたけど本当?
白井君:どこで聞いたのですか…。
猫のケージ飼い自体が、寿命を縮めるわけではありません。しかし、猫にストレスがたまると、目に見えない病気にかかりやすくなります。そのため、ケージ内の環境に問題があったり長期間行動が制限されたりすると、猫が病気になることで結果的に寿命を縮めてしまうケースが考えられるのです。
なお、猫の平均寿命は種類や環境によって変わるものの、一般的には16歳ほどとされています。
参照元:2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査 結果(一般社団法人 ペットフード協会)
猫と長く一緒に暮らすためにもストレスをためないよう、ケージ内の環境に気をつかいましょう。
執行ねこ員:一生一緒にいてくれやっ…て思うでしょう?きちんと、環境に気をつかうようにね。
白井君:もちろんです!(どこかで聞いたことがある歌詞…)
夜になったらケージの中へ入れてあげること自体は、猫を予期せぬトラブルに遭遇させず、飼い主さんの不安も解消する意味では有効な手段です。
ケージ飼い自体は問題なくても、心情的にはできれば放し飼いにしてあげたいと考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。しかし、寝ている間は飼い主さんの目が行き届かないため、気づかないうちに猫がケガをしてしまわないかと不安な方もいるはずです。
仮にケージの中へ入れるのは夜だけと決めれば、行動を制限する時間が少なくすみます。猫の行動が気になって眠れないという方でも、ケージの中で寝てくれるのであれば安心できるのではないでしょうか。夜に猫をケージの中へ入れる場合は、ベッドや毛布を入れてあげるなど、ぐっすり眠れるような環境をつくってあげましょう。
>>猫を夜だけケージ飼いする際の注意点や夜鳴きが気になる場合の対処法を解説
飼っている猫が活動的であり、室内に棚など危ない箇所がある場合、日中はケージの中に入れてあげた方が安全です。
ただし、仕事から帰ってきたら猫がストレスを発散できるように、ケージから出して遊ばせてあげましょう。共働きの場合は日によって交互に遊んだり、トイレを片付けたりするなど役割を分担できれば、仕事で忙しくても猫のお世話を行えます。
理想を言えば、常に猫のお世話ができる環境を整えられるのがベストです。しかし、共働きであっても役割分担を行い、きちんと猫の世話ができたうえで愛情を注いであげられるのであれば問題ありません。猫と一緒に過ごす時間を共有できるなど、共働きならではのメリットもありますよ。
>>共働き家庭で猫のケージ飼いをする際の工夫や注意点!あると便利なアイテムも紹介
基本的には、ケージで飼うからなつかないわけではありません。ただし、ケージに入れっぱなしで猫と遊んであげる時間が少なければ、結果的になつきにくくなることは考えられます。
また、部屋の中では放し飼いにしたいと考えていても、猫がケージから出てこない場合もあることでしょう。その場合は、ケージを飼い主さんが普段生活する空間に移動させることで、猫が周囲の環境に慣れていく場合もあります。
猫の性格によっては飼い主さんになかなかなつかず、ケージの中から出てこないことがあるかもしれません。猫がなついてくれないと感じる場合は、おやつをあげたりおもちゃで遊んであげたりするなどして、少しずつコミュニケーションをとるようにしていきましょう。
執行ねこ員:飼い主目線の一方的な愛情を押し付けるだけではいけないよ。
白井君:おっしゃるとおりですね。
執行ねこ員:白井君に言っているんだけど?
白井君:えっ…?
猫をケージ飼いする場合は、いくつか注意点があります。たとえば、長時間ケージの中へ入れっぱなしにするのは避けましょう。ケージの中へ入れっぱなしにしたままだと、猫がストレスをためやすくなります。ケージから出して、猫が自由に動ける時間をつくってあげましょう。
>>猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因と飼い主さんができる3つの対策
ほかにも、フードや水、トイレは必須です。仕事で家を空ける時間が長い場合は、とくに注意しましょう。また、温度管理もケージ飼いをする際は重要です。猫はケージの中へ入れられると、必然的に行動範囲が狭まります。
夏の間は日によって、部屋の中であっても日向になることがあります。室内であっても猫が熱中症になってしまう場合もあるため、日差しと温度管理に注意しましょう。
執行ねこ員:午前は日陰でも、午後は日向とかあるからね。
執行ねこ員:これからケージを購入する場合は、どのような点に注意して選べばいいのかな?高いケージを選べばいいってわけでもないだろうし。
白井君:おっしゃるとおりです。
執行ねこ員:まぁ、でも猫はお金の心配はしなくていっか!
白井君:おっしゃるとおりです…。
猫用のケージを選ぶ際に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
大きさは、トイレや食事と寝床が分けられるようなサイズのケージを選びましょう。また、猫が上下に移動できるような高さも必要です。基本的には3段ケージであれば、それぞれのスペースや高さを確保できるのでおすすめです。
ただし、部屋の天井の高さによっては、3段ケージが置きにくい場合もあることでしょう。その場合は、2段ケージを購入したうえで、キャットタワーも合わせて用意できれば猫が上下にも移動できるようになります。
なかには、以前使用していた犬用のケージを代用できないかと考える方もいるかもしれません。
執行ねこ員:横のスペースはありそうだしね。
結論からお伝えすると、猫を飼う際に犬用のケージで代用するのは避けましょう。犬用ケージの場合、横のスペースはあっても高さがなく、猫が上下に移動できる場所を確保できないからです。
また、飼い主さん目線では、掃除がしやすい設計になっているかも見ておきましょう。ケージ内の掃除は、飼い主さんの仕事です。猫目線であることはもちろん、飼い主さん目線で見た際に実用的であるかは、ケージを選ぶ際に確認しておきましょう。
執行ねこ員:猫を迎えるにあたって、新たにケージを購入しようと思っても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。
白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。
執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!
白井君:もちろんありますよ!
少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。
ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。
執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!
ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。
ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます。
執行ねこ員:広々していて快適!
ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。
執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。
また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。
ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。
ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。
執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!
>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから
>>ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由!他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説
猫をケージで飼うこと自体は、何も問題はありません。むしろ、年齢や環境次第では、猫をケージ飼いするメリットは多数あります。
ただし、一生ケージで飼うのは、猫のストレスがたまり寿命を縮めることにつながる場合もあるため避けましょう。周囲の環境に慣れてきたら、ケージの中に入れるのは夜だけにしたり、ケージから出す時間をつくったりするなどの配慮が必要です。
猫をケージの中へ入れることで、行動範囲が狭まってしまうのは事実です。ただし、ケージ内で自由に動ける広さや高さを確保するなどして、猫が快適に過ごせる環境を整えてあげれば問題ありません。
新たにケージの購入を検討している場合は、ienekoのデザイナーズケージがおすすめです。天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインで設計されています。
また、ienekoのケージは通常のものよりサイズが大きくつくられています。そのため、ケージ飼いであっても、猫が快適に過ごせるはずですよ。
>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから
結論からお伝えすると、ケージ飼いは猫との生活を考えるうえで有効な選択肢の1つです。ケージ飼いには飼い主さんだけでなく、猫にとってもメリットがあります。一方で、ケージでの飼い方次第では、猫にかわいそうな思いをさせてしまうこともあるでしょう。
この記事では、猫のケージ飼いに関するさまざまな悩みについて1つずつ解説します。最後までお読みいただくことで、猫のケージ飼いに関する疑問が解消されるはずですよ。
目次
◆猫をケージ飼いするのはかわいそう?
◆猫をケージで飼う際のメリット
◆家に猫用のケージを置いている人の割合は約65%
◆猫は一生ケージで飼い続けられる?
◆猫のケージ飼いは寿命を縮めるって本当?
◆猫のケージ飼いは夜だけなら大丈夫?
◆猫をケージ飼いするのに共働きの場合はどうする?
◆猫をケージ飼いするとなつかないって本当?
◆猫のケージ飼いにおける注意点
◆失敗しない猫用ケージの選び方
◆猫との暮らしが楽しくなるienekoのデザイナーズケージ
◆猫をケージ飼いする場合はストレスがたまらないように配慮が必要
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。
猫をケージ飼いするのはかわいそう?
執行ねこ員:白井君。猫のケージ飼いってかわいそうなのかな?
白井君:たしかに、行動を制限してしまう点はかわいそうですが、実はケージがあると…。
執行ねこ員:かわいそうってことね。うん、わかった。
白井君:まだ途中だったのに…。
結論からお伝えすると、ケージ飼いだからといって一概に猫がかわいそうだとは言えません。なぜなら、年齢やお迎えする環境によってはケージの活用により、猫をトラブルから守ることにつながるからです。
たしかに、猫をケージの中へ入れてしまうのはかわいそうなので、自由にさせてあげた方が良いという意見もあるのは事実です。一方で、お迎え当初は猫を放し飼いにすることで、ケガやトラブルにつながることもあります。そのため、猫をケージ飼いしているから、かわいそうだとは言えないのです。
>>猫のケージ飼いがかわいそうだと言われる3つの理由!可哀想な思いをさせないための工夫も解説
猫をケージで飼う際のメリット
執行ねこ員:たしかに一理あるとは思うけど、ケージには具体的にどのようなメリットがあるのかな?
白井君:ケージは飼い主さん目線だけではなく、猫目線で見たときにもメリットがありますよ!
猫をケージ飼いするメリットは、主に以下のとおりです。
- 自分の居場所をつくってあげられる
- 一時的に行動を制限してもらいたいときに役立つ
- ケガや病気になったとき安静にしてもらえる
猫は縄張り意識が強く、自分のテリトリーを確保しようとする動物です。ケージがあることで、猫にとって自分だけの安心できるスペースを確保できます。
猫をケージの中へ入れると、一時的に行動を制限できます。掃除や仕事中などは、放し飼いにしていると、飼い主さんの近くに寄ってきてしまうことがあるでしょう。外出中など目が行き届かないときなども猫をケージの中に入れてあげることで、家で歩き回っている間にケガをするなどのトラブルが防げます。
また、猫がケガや病気をかかえてしまったときも、ケージがあれば行動を制限することで安静にしてもらえるのもメリットです。多頭飼いをしている場合は、他の猫に病気を移さないよう隔離するのにも役立ちます。
>>猫を飼うのにケージは必要!用意する5つのメリットやケージ選びのポイントを解説
家に猫用のケージを置いている人の割合は約65%
執行ねこ員:必要性はわかったけど、実際はどのぐらいの人がケージを置いているのだろう?白井君がそれっぽいこと言っているだけのこともあるし。
白井君:信用されていませんね…。実際に調べてみたところ、調査結果が公開されているみたいですよ。
ねこのきもちWEB MAGAZINEが公開している「猫のケージに関するアンケート」では、回答した飼い主さんのうち65%の人がケージを置いていると答えています。
参照元:【調査】自宅に愛猫の「ケージ」を置いている飼い主の割合は ケージのメリット、必要性を獣医師が解説(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
執行ねこ員:実際にケージを置いている人が多いんだね。
白井君:別のアンケート結果では、ケージを買ったけど使わなくなった人の意見もありました。ですので、35%の人のなかには、以前はケージを利用していたという人もいそうですね。
参照元:猫にケージは必要?ケージ飼いのメリット、ケージのタイプやおすすめのケージ(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫は一生ケージで飼い続けられる?
執行ねこ員:でも、だからといって、一生ケージで暮らすのは嫌だなぁ。
白井君:おっしゃるとおりです。
猫をケージで飼うこと自体は問題なく、むしろメリットが多いです。しかし、ケージで一生飼い続けることは、猫にとって好ましい環境ではありません。
ケージの中だと、猫の行動範囲が狭まってしまいます。猫が閉ざされた環境のなかで、自由に体を動かせずストレスがたまってしまうため、定期的にケージから出してあげましょう。
>>猫を一生ケージで飼い続けるのはNG!ケージで飼う方が良い5つのケースや注意点を解説
猫のケージ飼いは寿命を縮めるって本当?
執行ねこ員:そういえば、猫のケージ飼いは寿命を縮めるって聞いたけど本当?
白井君:どこで聞いたのですか…。
猫のケージ飼い自体が、寿命を縮めるわけではありません。しかし、猫にストレスがたまると、目に見えない病気にかかりやすくなります。そのため、ケージ内の環境に問題があったり長期間行動が制限されたりすると、猫が病気になることで結果的に寿命を縮めてしまうケースが考えられるのです。
なお、猫の平均寿命は種類や環境によって変わるものの、一般的には16歳ほどとされています。
参照元:2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査 結果(一般社団法人 ペットフード協会)
猫と長く一緒に暮らすためにもストレスをためないよう、ケージ内の環境に気をつかいましょう。
執行ねこ員:一生一緒にいてくれやっ…て思うでしょう?きちんと、環境に気をつかうようにね。
白井君:もちろんです!(どこかで聞いたことがある歌詞…)
猫のケージ飼いは夜だけなら大丈夫?
夜になったらケージの中へ入れてあげること自体は、猫を予期せぬトラブルに遭遇させず、飼い主さんの不安も解消する意味では有効な手段です。
ケージ飼い自体は問題なくても、心情的にはできれば放し飼いにしてあげたいと考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。しかし、寝ている間は飼い主さんの目が行き届かないため、気づかないうちに猫がケガをしてしまわないかと不安な方もいるはずです。
仮にケージの中へ入れるのは夜だけと決めれば、行動を制限する時間が少なくすみます。猫の行動が気になって眠れないという方でも、ケージの中で寝てくれるのであれば安心できるのではないでしょうか。夜に猫をケージの中へ入れる場合は、ベッドや毛布を入れてあげるなど、ぐっすり眠れるような環境をつくってあげましょう。
>>猫を夜だけケージ飼いする際の注意点や夜鳴きが気になる場合の対処法を解説
猫をケージ飼いするのに共働きの場合はどうする?
飼っている猫が活動的であり、室内に棚など危ない箇所がある場合、日中はケージの中に入れてあげた方が安全です。
ただし、仕事から帰ってきたら猫がストレスを発散できるように、ケージから出して遊ばせてあげましょう。共働きの場合は日によって交互に遊んだり、トイレを片付けたりするなど役割を分担できれば、仕事で忙しくても猫のお世話を行えます。
理想を言えば、常に猫のお世話ができる環境を整えられるのがベストです。しかし、共働きであっても役割分担を行い、きちんと猫の世話ができたうえで愛情を注いであげられるのであれば問題ありません。猫と一緒に過ごす時間を共有できるなど、共働きならではのメリットもありますよ。
>>共働き家庭で猫のケージ飼いをする際の工夫や注意点!あると便利なアイテムも紹介
猫をケージ飼いするとなつかないって本当?
基本的には、ケージで飼うからなつかないわけではありません。ただし、ケージに入れっぱなしで猫と遊んであげる時間が少なければ、結果的になつきにくくなることは考えられます。
また、部屋の中では放し飼いにしたいと考えていても、猫がケージから出てこない場合もあることでしょう。その場合は、ケージを飼い主さんが普段生活する空間に移動させることで、猫が周囲の環境に慣れていく場合もあります。
猫の性格によっては飼い主さんになかなかなつかず、ケージの中から出てこないことがあるかもしれません。猫がなついてくれないと感じる場合は、おやつをあげたりおもちゃで遊んであげたりするなどして、少しずつコミュニケーションをとるようにしていきましょう。
執行ねこ員:飼い主目線の一方的な愛情を押し付けるだけではいけないよ。
白井君:おっしゃるとおりですね。
執行ねこ員:白井君に言っているんだけど?
白井君:えっ…?
猫のケージ飼いにおける注意点
猫をケージ飼いする場合は、いくつか注意点があります。たとえば、長時間ケージの中へ入れっぱなしにするのは避けましょう。ケージの中へ入れっぱなしにしたままだと、猫がストレスをためやすくなります。ケージから出して、猫が自由に動ける時間をつくってあげましょう。
>>猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因と飼い主さんができる3つの対策
ほかにも、フードや水、トイレは必須です。仕事で家を空ける時間が長い場合は、とくに注意しましょう。また、温度管理もケージ飼いをする際は重要です。猫はケージの中へ入れられると、必然的に行動範囲が狭まります。
夏の間は日によって、部屋の中であっても日向になることがあります。室内であっても猫が熱中症になってしまう場合もあるため、日差しと温度管理に注意しましょう。
執行ねこ員:午前は日陰でも、午後は日向とかあるからね。
失敗しない猫用ケージの選び方
執行ねこ員:これからケージを購入する場合は、どのような点に注意して選べばいいのかな?高いケージを選べばいいってわけでもないだろうし。
白井君:おっしゃるとおりです。
執行ねこ員:まぁ、でも猫はお金の心配はしなくていっか!
白井君:おっしゃるとおりです…。
猫用のケージを選ぶ際に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
大きさは、トイレや食事と寝床が分けられるようなサイズのケージを選びましょう。また、猫が上下に移動できるような高さも必要です。基本的には3段ケージであれば、それぞれのスペースや高さを確保できるのでおすすめです。
ただし、部屋の天井の高さによっては、3段ケージが置きにくい場合もあることでしょう。その場合は、2段ケージを購入したうえで、キャットタワーも合わせて用意できれば猫が上下にも移動できるようになります。
なかには、以前使用していた犬用のケージを代用できないかと考える方もいるかもしれません。
執行ねこ員:横のスペースはありそうだしね。
結論からお伝えすると、猫を飼う際に犬用のケージで代用するのは避けましょう。犬用ケージの場合、横のスペースはあっても高さがなく、猫が上下に移動できる場所を確保できないからです。
また、飼い主さん目線では、掃除がしやすい設計になっているかも見ておきましょう。ケージ内の掃除は、飼い主さんの仕事です。猫目線であることはもちろん、飼い主さん目線で見た際に実用的であるかは、ケージを選ぶ際に確認しておきましょう。
猫との暮らしが楽しくなるienekoのデザイナーズケージ
執行ねこ員:猫を迎えるにあたって、新たにケージを購入しようと思っても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。
白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。
執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!
白井君:もちろんありますよ!
少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。
ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。
執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!
ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。
ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます。
執行ねこ員:広々していて快適!
ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。
執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。
また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。
ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。
ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。
執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!
>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから
>>ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由!他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説
猫をケージ飼いする場合はストレスがたまらないように配慮が必要
猫をケージで飼うこと自体は、何も問題はありません。むしろ、年齢や環境次第では、猫をケージ飼いするメリットは多数あります。
ただし、一生ケージで飼うのは、猫のストレスがたまり寿命を縮めることにつながる場合もあるため避けましょう。周囲の環境に慣れてきたら、ケージの中に入れるのは夜だけにしたり、ケージから出す時間をつくったりするなどの配慮が必要です。
猫をケージの中へ入れることで、行動範囲が狭まってしまうのは事実です。ただし、ケージ内で自由に動ける広さや高さを確保するなどして、猫が快適に過ごせる環境を整えてあげれば問題ありません。
新たにケージの購入を検討している場合は、ienekoのデザイナーズケージがおすすめです。天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインで設計されています。
また、ienekoのケージは通常のものよりサイズが大きくつくられています。そのため、ケージ飼いであっても、猫が快適に過ごせるはずですよ。
>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから