猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因と飼い主さんができる3つの対策

猫をケージの中で飼うと、ストレスをためてしまうので良くないのではと考えていないでしょうか。一方で、ケージがないと飼い主さんの目が行き届かない時間に、猫が走り回ることでトラブルに合わないか不安だという方もいることでしょう。

ケージ飼いをすると猫がストレスをためてしまうこともあるのは事実ですが、ケージ飼い自体に問題があるわけではありません。猫がストレスをためてしまうかどうかは、ケージ内での飼い方の問題です。

この記事では、猫がケージ内でストレスをためてしまう原因や対処法について解説します。最後までお読みいただくことで、ケージ飼いをする際に猫がストレスをためにくい方法まで理解できますよ。
目次

猫のケージ飼い自体がストレスになるわけではない
猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因
猫がケージの中でストレスをためないためにできる3つの対策
猫がストレスをためないケージの選び方
猫がストレスをためにくいienekoのデザイナーズケージ
過ごしやすい環境を整えればケージ飼いでも猫のストレスはたまりにくい

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫のケージ飼い自体がストレスになるわけではない


結論からお伝えすると、ケージ飼い自体が猫にとってストレスになるわけではありません

執行ねこ員:ここテストに出ます。

猫をケージで飼うと、ストレスがたまるのでかわいそうだと考える人もいることでしょう。しかし、実際はケージで飼うこと自体がストレスをためるわけではありません。ケージ内で猫にとって過ごしやすい環境を用意できれば、ストレスはたまりにくくなります

>>猫のケージ飼いがかわいそうだと言われる3つの理由!可哀想な思いをさせないための工夫も解説

執行ねこ員:もちろん、ケージを嫌がる猫もいるけどね。

白井君:執行ねこ員は、ケージは嫌いですか?

執行ねこ員:白井君との距離感を適度に保つためには必要だと思っているよ。

白井君:悲しい…。

猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因


猫がケージ内でストレスをためてしまうのには、大きく分けて5つの原因があります。
  1. 行動の制限
  2. 環境の変化
  3. 閉じ込められることに対する不安
  4. 構ってもらえないことへの寂しさ
  5. ケージ内の衛生環境

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

1. 行動の制限

ケージの中に入ると行動範囲が制限されるので、猫にとってはストレスです。なぜなら、自分で行きたい場所に移動できなかったり、運動不足になったりすることでストレスがたまるからです。

自由に動ければストレスを発散できますが、ケージ内だと行動が制限されてしまいます。そのため、猫はケージの中に入れられるとストレスをためてしまう場合があります。

執行ねこ員:自由に移動できなくなるのはなかなか辛いものだよ。

2. 環境の変化

猫が暮らす環境の変化によって、ストレスをためてしまうことも考えられます。

新しくお迎えしたり、いきなりケージの中へ入れたりすると、猫にとっては住む環境が大きく変わります。多頭飼いの場合は、先住猫との相性次第ではストレスがたまりやすくなるでしょう。猫にとっては、新しい環境へ適応することへのストレスもあるのです。

>>猫を飼うのにケージは必要!用意する5つのメリットやケージ選びのポイントを解説

3. 閉じ込められることに対する不安

ケージに入れられることで、猫が今後自由に動けなくなるのではと不安になり、ストレスをためてしまう場合もあります。とくに狭いケージの場合は窮屈だと感じるため、余計にストレスをかかえてしまうことでしょう。

また、長時間ケージに入れられることで不満を感じたり、このまま外に出してもらえないのではと不安を感じたりすることもあります。

>>猫を一生ケージで飼い続けるのはNG!ケージで飼う方が良い5つのケースや注意点を解説

4. 構ってもらえないことへの寂しさ

猫がケージに入れられたあとで、構ってもらえないことへの寂しさを感じてストレスになることも考えられます。

飼い主さんの生活次第では、留守番や夜の時間などに猫をケージへ入れることも多いのではないでしょうか。結果的に、ケージに入れられている間は飼い主さんの目が行き届かず、猫目線では構ってもらえないことになりストレスになる場合があるのです。

>>猫を夜だけケージ飼いする際の注意点や夜鳴きが気になる場合の対処法を解説

5. ケージ内の衛生環境

ケージ内の衛生環境に問題があり、猫がストレスをためてしまう場合もあります。具体的には、トイレが片付いていないケースです。

猫は清潔な環境を好むため、飼い主さんが仕事のためケージの中で留守番をする場合、トイレをしてもすぐに片付けられないのでストレスをためてしまいます。

執行ねこ員:自動のトイレでない限りは、飼い主さんが片付けてくれないとそのままだからね。

白井君:飼い主さんがこまめにトレイを確認しなければなりません!

>>猫をケージで留守番させても平気?仕事や旅行で長時間家を空ける方向けの対策も解説

猫がケージの中でストレスをためないためにできる3つの対策


猫がケージの中でストレスをためないために、飼い主さんができる対策は大きく分けて3つあります。
  1. ケージの外に出してあげる時間をつくる
  2. 一緒に遊ぶ時間をつくる
  3. ケージ内の環境を整える

とくに猫をケージ飼いしている飼い主さんは、必ずチェックしてくださいね。

1. ケージの外に出してあげる時間をつくる

普段はケージ飼いをしていても、目が行き届く時間はケージの外に出してあげましょう。ケージに慣れている猫でも、長時間行動が制限されるとストレスがたまるからです。

仕事で飼い主さんが外出している間は猫をケージの中へ入れるとしても、帰ってきてから寝るまでの間はケージの外に出してあげるなどの配慮が必要です。

2. 一緒に遊ぶ時間をつくる

ケージから出して、一緒に遊んであげる時間をつくるのも大事です。

仮に仕事が忙しくて短い時間になったとしても、飼い主さんに遊んでもらえることで猫は喜びます。普段はどうしても時間がとれなけば、休みの日にまとまった時間を確保して猫と遊びましょう。

執行ねこ員:白井君どうせ暇でしょ?今から10時間ぐらい遊ぼうよ。

白井君:せめて、その10分の1にしませんか…。

3. ケージ内の環境を整える

ケージ内の環境を整えるのも、猫のストレスをためにくくする方法の1つです。

トイレの片付けはもちろんですが、他にも飼い主さんができることはあります。例えば、ケージ内におもちゃやハンモックを置き、猫が一人で遊べるようにしてあげましょう。ケージ内の環境が快適であれば、猫はストレスをためずにすみます。

猫がストレスをためないケージの選び方


猫がストレスをためないためのケージ選びで、重要なのが広さと高さです。

ケージが広ければおもちゃを置いても寝床を広く確保でき、高さがあれば猫がケージ内で上下に移動できて運動不足の解消にもなります。

執行ねこ員:猫は上下に走り回るのが好き!

ありがちな失敗は猫が成長するにつれて、ケージが小さく感じるようになるケースです。値段は高く感じるかもしれませんが、猫の成長を見据えて大きめのケージを購入すればあとで買い替えをする必要もないため、結果的に費用を抑えられますよ。

猫がストレスをためにくいienekoのデザイナーズケージ


執行ねこ員:猫がストレスをためにくい大きめのケージを購入しようと考えても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます

執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから

過ごしやすい環境を整えればケージ飼いでも猫のストレスはたまりにくい


猫のケージ飼い自体が、ストレスをためるわけではありません。あくまで、ケージ内での飼い方次第では、猫がストレスをためやすくなるという話です。

ずっとケージの中に閉じ込めていたり、構っていなかったりすれば猫はストレスをためてしまうことでしょう。ケージ飼いで猫がストレスをためないようにするには、ケージから出して遊んであげる時間をつくったり、おもちゃやハンモックを用意したりするなどの方法があります。

猫がストレスをためにくい大きめのケージを探している場合は、ienekoのケージがおすすめです。通常のケージより大きめにつくられているため、猫が子猫のときから大きく成長しても、広さを確保できるため買い替えずに長く利用できますよ。



>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから