猫を一生ケージで飼い続けるのはNG!ケージで飼う方が良い5つのケースや注意点を解説

猫をこれからお迎えするにあたって、ケージで一生飼い続けても平気なのか悩んでいないでしょうか。普段は仕事があるため、日中はケージの中で過ごしてもらいたい反面、猫をケージへ入れっぱなしにするのはかわいそうだと考えている方もいることでしょう。

結論からお伝えすると、猫を一生ケージで飼うのは避けましょう。一方で、ケージは猫を室内で飼うにあたって必要なアイテムです。そのため、猫をケージで飼うこと自体がいけないわけではありません

この記事では、猫を一生ケージで飼い続けて問題ないのかという疑問について解説します。最後までお読みいただくことで、猫をケージで飼う方が良いタイミングや、ケージで飼う際の注意点についても理解できるはずですよ。
目次

猫のケージ飼いを一生続けるのはNG
猫をケージで飼うメリット・デメリット
猫をケージで飼う方が良い5つのケース
猫をケージで飼う際の注意点
機能性に優れたienekoのデザイナーズ猫ケージ
猫のケージ飼いに関するよくある質問
猫をずっとケージで飼うとストレスをためてしまう

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムではこれから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫のケージ飼いを一生続けるのはNG


執行ねこ員:ねぇねぇ、白井君。猫は室内で飼うケースが当たり前になりつつあるけど、ケージの中で一生飼い続けるのってどう思う?

白井君:たしかに、飼い主の立場で考えると、ケージで飼う方が安心できると考える人がいるのかもしれませんね…。

執行ねこ員:なるほどね。

白井君:あとは、ペットショップだと猫はケージの中にいることが多いので、お迎えしたあともケージで飼うイメージがあるのかもしれませんね…。

執行ねこ員:だとすると、教えてあげないといけないね。白井君?

白井君:わ、わかりました。

結論からお伝えすると、猫を一生ケージ飼いするのは避けましょう。なぜなら、ケージの中で飼い続けることによって猫がストレスをためやすくなり、寿命にも影響を与えてしまうからです。

ケージの中で一生飼い続ける場合、猫の行動範囲は限られてしまいます。本来、猫は上下左右に動き回る動物です。そのため、猫が自由に体を動かせるように、広いスペースを確保してあげる必要があります。しかし、ケージの中だけで過ごす場合、行動範囲が狭まってしまいます。

執行ねこ員:自由に動ける時間をおくれ。

また、ネット上ではペットショップのスタッフから「猫は一生ケージ飼いでも平気」と、言われた方もいるようです。

執行ねこ員:それは間違っている!

白井君:もしかすると、言葉が少し足りなかったり、認識ずれが起きたりしているのかもしれませんね…。

水やフードを与えたうえで、トイレの処理なども行うのであれば、猫を「一生ケージで飼う」こと自体は可能です。ただし、行動範囲が狭まりストレスをため込みやすくなるため、猫にとって好ましい環境ではありません

猫をケージで飼うメリット・デメリット


執行ねこ員:でも、ケージは猫を飼うのに必要なんだよね?飼い主さんからすると「ケージは必要だけど、一生ケージで飼うのはNG」と言われたら、どうすればいいのか混乱してしまいそうだね。

白井君:ケージで飼うメリットとデメリットを、一度整理した方が良いかもしれませんね。

ここでは、猫をケージで飼うメリットとデメリットについて解説します。

猫をケージで飼うメリットは、目を離している間に誤飲やケガなどを防げることです。ケージの中で飼うことによって、猫の行動範囲は狭まります。放し飼いにしていると、部屋に落ちているものを誤飲したり、物を倒すなどしてケガをしてしまったりすることがあるでしょう。ケージ内で飼っていれば、誤飲やケガのリスクを抑えられます。

一方で、猫をケージで飼う際のデメリットとして、ストレスの蓄積や運動不足が考えられます。自由に行動できるスペースがなければ、猫はストレスを抱えてしまうことでしょう。ケージ内で満足に体を動かせなければ、運動不足にもなります。

猫を室内で飼うにあたって、ケージは必要なアイテムです。そのため、ケージ内で飼うこと自体は問題ありません。あくまで、ケージ内で一生飼い続けることが、猫にとって良い環境ではないという話です。

>>猫を飼うのにケージは必要!用意する5つのメリットやケージ選びのポイントを解説

猫をケージで飼う方が良い5つのケース


執行ねこ員:ケージで飼っても良い場合と悪い場合があるという話だと、判断が難しいよね。具体的には、どのような場面ではケージで飼うのがいいんだろうね?

白井君:5つのケースにわけて解説しますね!

猫をケージで飼う方が良いケースは、大きくわけて5つあります。
  1. 新しくお迎えしたとき
  2. 先住猫が警戒心を強めているとき
  3. 飼い主が外出するとき
  4. 猫が病気になってしまったとき
  5. 睡眠をとるとき

ケージで飼う方が良いタイミングの判断が難しいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 新しくお迎えしたとき

猫を新しくお迎えしたときは、慣れるまでケージで飼うようにしましょう。お迎えしたばかりの猫をいきなり放し飼いにしてしまうと、不安を感じてしまうことがあるからです。

猫は新しい環境に慣れるまで、家のどこが安全なのかすぐには判断できません。猫が室内を動きまわることで、飼い主さんでも気付かない場所に入り込んでしまい、見つからなくなってしまうことも考えられます。

また、ケージは猫にとってのパーソナルスペースを確保してもらう意味もあります。まずはケージの中が安全だと認識してもらい、新しい環境に少しずつ慣れてもらいましょう。

2. 先住猫が警戒心を強めているとき

新しくお迎えした猫が環境に慣れたとしても、先住猫が受け入れていないと感じる場合はケージで飼う方が安全です。放し飼いにすることで、猫同士でケンカしてしまうことがあるからです。

新たに猫をお迎えすることで、先住猫にとっても生活環境が変わります。そのため、もともと猫を飼っている場合は、お迎えする猫と先住猫との関係性も重要です。お互いが受け入れるまではトラブルを避けるためにも、新しく迎え入れた猫はケージで飼いながら様子を見ていきましょう。

3. 飼い主が外出するとき

飼い主さんが外出する際は、猫をケージの中に入れた方が安全です。外出時は目の届かないところで事故にあったり、誤飲してしまったりすることが考えられるからです。

猫は人が想像しないようなところに、足を踏み入れてしまうことがあります。外出時に猫が室内でトラブルにあってしまった場合は、すぐに助けてあげられません。そのため、外出時はケージに入れてあげるのが安心です。

4. 猫が病気になってしまったとき

猫が病気になったときは、安静にしてもらうためにもケージの中に入れてあげるのがおすすめです。ケージ内であれば、猫がトラブルに巻き込まれず安静に過ごせるからです。

猫は病気になっても、放し飼いの場合は動き回ってしまうことが考えられます。また、多頭飼いの場合は、他の猫に病気を移さないという目的もあります。病気にかかってしまった猫が必要以上に体力を使わずにすむだけでなく、他の猫との距離を保つ意味でもケージは役に立つのです。

5. 睡眠をとるとき

飼い主さんが寝るときは、猫をケージに入れてあげた方が安心できるのではないでしょうか。放し飼いにしていると、寝ている間に猫が誤飲したり、ケガをしたりすることがあるからです。

飼い主さんが寝ているときは目が行き届かなくなるため、トラブルにあっても対処できません。外出時などと同様に、寝ているときのような目が行き届かない時間は、ケージに入れてあげることをおすすめします。

>>猫のケージ飼いって実際どうなの?飼い主さんが抱える疑問や悩みごとに切り分けて解説

猫をケージで飼う際の注意点


執行ねこ員:ケージっていろいろな場面で活躍するみたいだけど、注意点はないのかな?

白井君:ご指摘の通り、飼い主目線で気を付けなければいけないことがあります。

猫をケージで飼う際は、いくつか注意点があります。たとえば、嫌がる猫を無理やりケージに入れるのは避けましょう。猫は自分が嫌だと感じている場所や、警戒している場所に閉じ込められてしまうとストレスがたまってしまいます。

また、お迎え当初は、適度にケージから出して運動させてあげましょう。飼い主さんの目が行き届く時間帯はケージから出してあげることで、少しずつ環境に慣れていけるはずです。

また、ケージを用意する際は、運動できるような大きめのサイズを選びましょう。縦にスペースのあるタイプであれば、ケージの中でも猫が体を動かせます。

執行ねこ員:広い方が自由に体を動かせて良いもんね!

機能性に優れたienekoのデザイナーズ猫ケージ


執行ねこ員:でも、いざ猫用のケージを用意しようと思っても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからないって人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されています。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べるのが特徴です。

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

色は「Natural」と「White」の2種類あるため、お部屋のテイストに合う色のケージを選べます。

執行ねこ員:どちらもおしゃれだね!

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

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猫のケージ飼いに関するよくある質問


ここでは、猫のケージ飼いに関するよくある質問をまとめました。

1. 猫をケージに入れっぱなしにするのはよくないですか?

猫をケージに入れっぱなしにすると、ストレスがたまってしまうため避けましょう。お迎えしたばかりのタイミングであれば、目が行き届く時間だけでもケージから出してあげましょう。

2. 猫をケージ飼いするのに共働きの場合はどうすればいいですか?

飼い主さんが家にいる間は、ケージから出してあげましょう。共働きだと忙しいかもしれませんが、仕事から帰ってきたあとに交代で猫の面倒を見るなどして、ケージの外に出る時間をつくってあげてください。

3. 猫を犬用のケージで飼うのは平気でしょうか?

犬用のケージではなく、猫用のケージを用意してあげましょう。犬用のケージは仮に左右が広くても、縦が短く上下の動きが考慮されていない設計になっています。猫が横だけでなく、上下に動けるような環境をつくってあげることが重要です。

猫をずっとケージで飼うとストレスをためてしまう


猫をずっとケージで飼うと、ストレスをためてしまいます。そのため、猫をケージの中だけで一生飼い続けるのは避けましょう

ただし、ケージで飼うこと自体がNGではありません。目が行き届かない時間帯のトラブルを避けるなど、猫をケージで飼うメリットもあります

これから猫をお迎えするにあたって、ケージの購入を検討されている方のなかには、機能性だけでなくデザイン性も考慮したいと考える方もいることでしょう。ienekoのケージであれば機能性はもちろん、デザイン性にも優れているため部屋のインテリアにもなじみます

もし、ienekoのデザイナーズケージに興味を持っていただけたなら、公式サイトからチェックしてみてくださいね!

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