保護猫の譲渡条件とは?実際に団体が公開している条件例も合わせて紹介
保護猫をお迎えするのに、どのような条件があるのか気になっていないでしょうか。里親になることを希望しているものの、保護猫団体が提示する条件を満たせるのか不安な方もいるはずです。
保護猫は、希望すれば誰でもお迎えできるわけではありません。また、譲渡条件は団体によって異なります。
この記事では、保護猫の譲渡条件を中心に解説します。最後までお読みいただくことで、実際に保護猫団体が公開している猫ちゃんの譲渡条件についても知れますよ。
目次
◆保護猫をお迎えするには条件がある
◆保護猫を里親としてお迎えする際の主な7つの条件
◆保護猫の譲渡条件例
◆保護猫の譲渡条件がいくつも設定されているのには理由がある
◆保護猫をお迎えするまでの流れ
◆保護猫の譲渡条件に関するよくある質問
◆保護猫団体も利用しているienekoのアイテム
◆保護猫団体ごとに譲渡条件は異なる
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

保護猫をお迎えするには、いくつかの条件があります。
テレビなどのメディアで取り上げられる機会が増え、保護猫をお迎えしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、保護猫は誰でもお迎えできるわけではありません。
執行ねこ員:おやつに対する理解がない人はダメとか?
白井君:ある意味、間違ってはいないかもしれません…。
保護猫の譲渡を行っている動物愛護団体ごとに、条件が定められています。各団体の条件を満たせない場合、保護猫をお迎えすることはできません。
ここでは、保護猫を里親としてお迎えする際の主な条件について紹介します。
保護猫のお迎えを検討している方は、参考にしてみてください。
保護猫は何かしらの理由で、飼い主さんや親猫のもとを離れています。猫ちゃんに再度悲しい思いをさせないためにも、終生飼育を譲渡条件にしている保護猫団体が多いです。
また、保護猫団体が保護できる猫ちゃんの数には限度があります。一度お迎えして安易に捨てられてしまっては、いつまで経っても飼い主さんのいない猫ちゃんを減らせません。そのため、保護猫をお迎えする際は、終生飼育が条件として設定されています。
持ち家であれば問題ありませんが、アパートやマンションを借りている人もいるはずです。住んでいる部屋がペット不可の場合、基本的には引っ越す必要があります。
大家さんに一度相談するのもいいですが、入所する方のアレルギーなどの問題にもかかわってくるため断られることが多いです。
執行ねこ員:大家さんに内緒で飼うのは?
白井君:ダメ。ゼッタイ。
昔は猫ちゃんを放し飼いにして、外で飼っている人も多かったかもしれません。しかし、放し飼いにしていると面倒を見られない数の子猫が生まれてしまったり、車に引かれるなどして事故にあったりすることも考えられます。
近年では完全室内飼育できることが、お迎えの条件になっています。
また、お迎え前のアンケートや面談では嘘の住所を伝える人もいます。保護猫団体は信頼できる人に猫ちゃんを譲渡するために、身分証明書の提示を求めることがあります。
猫ちゃんが保護される状況はさまざまです。里親を探している猫ちゃんにおいて、不妊・去勢手術がすんでいないこともあります。
白井君:保護猫団体によっては、不妊・去勢手術を受けさせてから里親を探す場合もあります!
執行ねこ員:不妊・去勢手術を受けていない場合でも、譲渡する際に提携している動物病院を紹介してくれることもあるよ。
猫ちゃんは繁殖力が強く、1回の出産で1〜8頭生むと言われています。また、1年に2〜3回出産できるため、1年間で20頭以上増えることもあります。
※参照元:増やさないのも愛(環境省)
猫ちゃんが増えすぎてしまうと面倒を見られなくなったり捨てられたりすることで、野良猫や保護猫が増え続けてしまいます。
猫ちゃんのお世話を24時間365日1人で行うのは、なかなか難しいことでしょう。一方で、家族全員が猫ちゃんを飼うことに同意していれば、里親さんに万が一のことがあっても協力してもらえるはずです。
仮に猫ちゃんのことを良く思っていない方が家族にいる場合、目を離している際に危害を加えてしまうことも考えられます。また、先々ライフスタイルが変わる際に、猫ちゃんのお迎えに同意していない方の意見が強く反映される可能性も懸念されます。そのため、保護猫をお迎えする際は、里親を希望する本人だけでなく、家族全員の同意が必要なのです。
お迎えするためのケージやトイレはもちろん、ごはんやお水など猫ちゃんをお世話するにはお金が必要です。病気にかかってしまった場合、手術費用が高額になることもあるでしょう。
収入が少ないにもかかわらず猫ちゃんをお迎えすると、やがて面倒を見られなくなり捨てられてしまうことも考えられます。保護猫をお迎えする際は、ある程度の経済力を証明できなければなりません。
保護猫の譲渡条件は、団体によって異なります。ここでは、実際の譲渡条件例を紹介します。
保護猫をお迎えする条件の一例として、参考にしてください。

参照元:里親さんになっていただく方の条件(東京キャットガーディアン)
保護猫団体によっては、お迎えを希望する方の年齢制限がされています。60歳以上の場合、先々猫ちゃんのお世話を見られなくなることが懸念されるため、保護猫団体によっては譲渡不可としていることもあります。
執行ねこ員:18歳以上などの条件もあるよね。
白井君:上限だけでなく、下限もあるということですね!
一方で、東京キャットガーディアンの場合は、終生飼育できる方の同伴があれば譲渡してもらえます。
※参照元:里親を希望される方へお願い(ゆめネコ譲渡会)
保護猫団体によっては、譲渡してから定期的に近況報告を求められる場合があります。保護猫団体は保護猫活動にかかる費用を自己負担しながら行っています。
執行ねこ員:保護猫活動で収入がプラスになるどころか、マイナスになることの方が一般的だからね。
白井君:事業ではなく、ボランティアなどの善意であることが大半です!
スタッフさんからすると、保護して愛情を注いだ猫ちゃんが新しい家族のもとで幸せに過ごせていることで、安心できるだけでなく励みにもなります。
また、定期的に近況報告をしてもらうことで、里親さんがきちんとお世話していることの確認にもなります。報告の頻度や方法はさまざまですが、写真を撮って送るなどのケースが多いです。
執行ねこ員:条件がいろいろあるのはわかるけど、そもそもなぜ条件が設定されているのかな?
白井君:保護猫団体の立場で考えると、いろいろと事情がありまして…。
保護猫の譲渡条件がいくつも設定されているのには理由があります。保護猫をお迎えしたいと考えている方のなかには、里親になるための条件が厳しすぎると感じる人もいるかもしれません。
保護猫の譲渡条件を厳しく設定されている理由は、猫ちゃんが幸せな生活を送れるようにするためです。譲渡条件をゆるくしてしまうと、お迎えしてもすぐに捨ててしまう人が出てきてしまいます。そのため、保護した猫ちゃんが再度悲しい思いをしないように、譲渡条件が定められているのです。
>>保護猫の里親になる条件が厳しすぎる?お迎えする際の審査が厳しい理由を解説
保護猫をお迎えするまでの流れは、おおよそ以下のとおりです。
保護猫をお迎えする際は、里親を募集している保護猫団体に相談するのが一般的です。自分が住んでいるエリアで活動している保護猫団体を探しましょう。
里親になる際は猫ちゃんをお迎えしたり、保護猫団体のスタッフが居住環境を確認するために家へ訪問したりすることがあります。その際に、訪問可能なエリアなどが決まっている団体もあるため、まずは住んでいるエリアの近くで活動している団体から探すと良いでしょう。
>>保護猫を飼いたい方必見!お迎えするまでの一般的な流れを解説
ここでは、保護猫の譲渡条件に関するよくある質問を紹介します。
一人暮らしの場合、仕事などで家を留守にする時間の多さや収入面が懸念されます。そのため、団体によっては一人暮らしの方には譲渡不可のこともあるでしょう。
ただし、近年では保証人がいれば譲渡してもらえるケースも増えています。
>>保護猫は一人暮らしでも条件を満たせばお迎えできる!里親になるまでの流れも解説
なお、猫ちゃんを飼うのに生涯かかる費用は約380万円程度です。急な病気や手術などが発生する可能性もあるため、年収だけでなく貯蓄額なども重要です。
>>猫を飼うのに必要な費用は想像よりも高い?生涯費用や初期費用を項目別に徹底解説
ただ、保護猫をお迎えできるのは保護猫団体だけではありません。保健所や動物愛護センターでも保護猫の譲渡を行っています。
地域によって異なるものの、保護猫団体と比較して保健所などの方が譲渡条件はゆるいケースも多いです。
執行ねこ員:そういえば、白井君のienekoという会社は猫に関するサービスを展開しているんだよね。
白井君:おっしゃるとおりです!
執行ねこ員:ienekoってどんな会社なの?
白井君:ありがとうございます!ここでienekoの紹介をさせてください!
ienekoは猫と暮らす選択肢を増やしたいあなたのためのワガママコーディネーターであり、猫ちゃんと暮らす人々の選択肢が豊かになるようなプロダクトを開発しています。
執行ねこ員:ふむふむ。具体的には?
たとえば、ienekoで販売されているケージはサイズや素材にこだわっており、猫ちゃんにとって過ごしやすいだけではありません。スライドドアや猫砂ブロック、お掃除トレイなど機能性にも優れています。
天然ブナ素材を使用した自然の気の質感は、デザイン性が高くインテリアになじみやすいことから、飼い主さん目線でも魅力を感じてもらえるようなつくりになっています。
執行ねこ員:なるほど。なるほど。
また、ienekoケージは一般の方だけでなく、坂上忍さんのような保護猫活動を積極的に行っている方にもご利用いただいています。
執行ねこ員:保護猫活動に積極的な方に利用していただいているのは嬉しいね!
ienekoでは猫に関するさまざまな情報を公式サイト内のコラムや、InstagramなどのSNSで発信しています。

Instagramでは実際の商品画像や、ienekoならではの企画なども行っていますのでぜひフォローしてくださいね!
執行ねこ員:フォローはこちらから!
>>ieneko(イエネコ/いえねこ)|猫インテリア&韓国セレクトアイテム(Instagramアカウント)
保護猫は誰でもお迎えできるわけではありません。過去のトラブルや猫ちゃんが幸せになれるかどうかなどを踏まえて、保護猫団体ではそれぞれ譲渡条件を設定しています。具体的には、終生飼育や加えてペット可の物件であることなどがあります。
保護猫をお迎えしたい方は、自分が住んでいるエリアの近くで活動している保護猫団体を探しましょう。保護猫の譲渡条件は団体の公式ホームページなどに掲載されるため、譲渡会などへ参加する際は事前に確認しておくといいですよ。
保護猫は、希望すれば誰でもお迎えできるわけではありません。また、譲渡条件は団体によって異なります。
この記事では、保護猫の譲渡条件を中心に解説します。最後までお読みいただくことで、実際に保護猫団体が公開している猫ちゃんの譲渡条件についても知れますよ。
目次
◆保護猫をお迎えするには条件がある
◆保護猫を里親としてお迎えする際の主な7つの条件
◆保護猫の譲渡条件例
◆保護猫の譲渡条件がいくつも設定されているのには理由がある
◆保護猫をお迎えするまでの流れ
◆保護猫の譲渡条件に関するよくある質問
◆保護猫団体も利用しているienekoのアイテム
◆保護猫団体ごとに譲渡条件は異なる
※登場キャラクター
・白井君

・執行ねこ員

保護猫をお迎えするには条件がある
保護猫をお迎えするには、いくつかの条件があります。
テレビなどのメディアで取り上げられる機会が増え、保護猫をお迎えしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、保護猫は誰でもお迎えできるわけではありません。


保護猫の譲渡を行っている動物愛護団体ごとに、条件が定められています。各団体の条件を満たせない場合、保護猫をお迎えすることはできません。
保護猫を里親としてお迎えする際の主な7つの条件
ここでは、保護猫を里親としてお迎えする際の主な条件について紹介します。
- 終生飼育
- ペット可の住宅
- 室内飼い
- 身分証明書の提示
- 不妊・去勢手術の実施
- 家族全員の同意
- 飼育するための経済力
保護猫のお迎えを検討している方は、参考にしてみてください。
1. 終生飼育
保護猫をお迎えする際は、当然ながら終生飼育が絶対条件です。保護猫は何かしらの理由で、飼い主さんや親猫のもとを離れています。猫ちゃんに再度悲しい思いをさせないためにも、終生飼育を譲渡条件にしている保護猫団体が多いです。
また、保護猫団体が保護できる猫ちゃんの数には限度があります。一度お迎えして安易に捨てられてしまっては、いつまで経っても飼い主さんのいない猫ちゃんを減らせません。そのため、保護猫をお迎えする際は、終生飼育が条件として設定されています。
2. ペット可の住宅
保護猫をお迎えする場合は、ペット可の住宅に住んでいることが条件です。持ち家であれば問題ありませんが、アパートやマンションを借りている人もいるはずです。住んでいる部屋がペット不可の場合、基本的には引っ越す必要があります。
大家さんに一度相談するのもいいですが、入所する方のアレルギーなどの問題にもかかわってくるため断られることが多いです。


3. 室内飼い
保護猫をお迎えするには、室内飼いであることが必須です。昔は猫ちゃんを放し飼いにして、外で飼っている人も多かったかもしれません。しかし、放し飼いにしていると面倒を見られない数の子猫が生まれてしまったり、車に引かれるなどして事故にあったりすることも考えられます。
近年では完全室内飼育できることが、お迎えの条件になっています。
4. 身分証明書の提示
身分証明書の提示を譲渡条件にしている保護猫団体も多いです。なかには、保護猫を安く迎えて高く売ろうとしている悪徳業者がいるからです。また、お迎え前のアンケートや面談では嘘の住所を伝える人もいます。保護猫団体は信頼できる人に猫ちゃんを譲渡するために、身分証明書の提示を求めることがあります。
5. 不妊・去勢手術の実施
不妊・去勢手術の実施を条件に設定している保護猫団体もあります。猫ちゃんが保護される状況はさまざまです。里親を探している猫ちゃんにおいて、不妊・去勢手術がすんでいないこともあります。


猫ちゃんは繁殖力が強く、1回の出産で1〜8頭生むと言われています。また、1年に2〜3回出産できるため、1年間で20頭以上増えることもあります。
※参照元:増やさないのも愛(環境省)
猫ちゃんが増えすぎてしまうと面倒を見られなくなったり捨てられたりすることで、野良猫や保護猫が増え続けてしまいます。
6. 家族全員の同意
家族全員の同意を得ていなければ、保護猫をお迎えできません。猫ちゃんのお世話を24時間365日1人で行うのは、なかなか難しいことでしょう。一方で、家族全員が猫ちゃんを飼うことに同意していれば、里親さんに万が一のことがあっても協力してもらえるはずです。
仮に猫ちゃんのことを良く思っていない方が家族にいる場合、目を離している際に危害を加えてしまうことも考えられます。また、先々ライフスタイルが変わる際に、猫ちゃんのお迎えに同意していない方の意見が強く反映される可能性も懸念されます。そのため、保護猫をお迎えする際は、里親を希望する本人だけでなく、家族全員の同意が必要なのです。
7. 飼育するための経済力
猫ちゃんをお迎えする際は、ある程度の経済力がなければなりません。お迎えするためのケージやトイレはもちろん、ごはんやお水など猫ちゃんをお世話するにはお金が必要です。病気にかかってしまった場合、手術費用が高額になることもあるでしょう。
収入が少ないにもかかわらず猫ちゃんをお迎えすると、やがて面倒を見られなくなり捨てられてしまうことも考えられます。保護猫をお迎えする際は、ある程度の経済力を証明できなければなりません。
保護猫の譲渡条件例
保護猫の譲渡条件は、団体によって異なります。ここでは、実際の譲渡条件例を紹介します。
- 東京キャットガーディアン
- ゆめねこ譲渡会
保護猫をお迎えする条件の一例として、参考にしてください。
1. 東京キャットガーディアン
東京キャットガーディアンは、猫ちゃんの保護や譲渡に限らずさまざまな活動を行っている団体です。東京キャットガーディアンで公開されている保護猫の譲渡条件は、以下のとおりです。参照元:里親さんになっていただく方の条件(東京キャットガーディアン)
保護猫団体によっては、お迎えを希望する方の年齢制限がされています。60歳以上の場合、先々猫ちゃんのお世話を見られなくなることが懸念されるため、保護猫団体によっては譲渡不可としていることもあります。


一方で、東京キャットガーディアンの場合は、終生飼育できる方の同伴があれば譲渡してもらえます。
2. ゆめねこ譲渡会
ゆめネコ譲渡会は、飼い主がいない猫ちゃんの不妊・去勢手術の推進活動と、保護した猫ちゃんの飼い主募集の活動をしている保護猫団体です。ゆめネコ譲渡会で公開されている保護猫の譲渡条件は、以下のとおりです。- 終生飼育
- 完全室内飼い、清潔な環境
- 不妊去勢手術
- 譲渡契約書へのサインとご本人確認書のご提示
- 近況報告
- 一部医療費等のご負担
※参照元:里親を希望される方へお願い(ゆめネコ譲渡会)
保護猫団体によっては、譲渡してから定期的に近況報告を求められる場合があります。保護猫団体は保護猫活動にかかる費用を自己負担しながら行っています。


スタッフさんからすると、保護して愛情を注いだ猫ちゃんが新しい家族のもとで幸せに過ごせていることで、安心できるだけでなく励みにもなります。
また、定期的に近況報告をしてもらうことで、里親さんがきちんとお世話していることの確認にもなります。報告の頻度や方法はさまざまですが、写真を撮って送るなどのケースが多いです。
保護猫の譲渡条件がいくつも設定されているのには理由がある


保護猫の譲渡条件がいくつも設定されているのには理由があります。保護猫をお迎えしたいと考えている方のなかには、里親になるための条件が厳しすぎると感じる人もいるかもしれません。
保護猫の譲渡条件を厳しく設定されている理由は、猫ちゃんが幸せな生活を送れるようにするためです。譲渡条件をゆるくしてしまうと、お迎えしてもすぐに捨ててしまう人が出てきてしまいます。そのため、保護した猫ちゃんが再度悲しい思いをしないように、譲渡条件が定められているのです。
>>保護猫の里親になる条件が厳しすぎる?お迎えする際の審査が厳しい理由を解説
保護猫をお迎えするまでの流れ
保護猫をお迎えするまでの流れは、おおよそ以下のとおりです。
- 里親募集をしている保護猫団体の譲渡条件を確認する
- お迎えする環境を揃える
- 保護猫団体が開催している譲渡会に参加する
- 面談を行う
- トライアルを行う
- 正式譲渡の手続きを済ませる
保護猫をお迎えする際は、里親を募集している保護猫団体に相談するのが一般的です。自分が住んでいるエリアで活動している保護猫団体を探しましょう。
里親になる際は猫ちゃんをお迎えしたり、保護猫団体のスタッフが居住環境を確認するために家へ訪問したりすることがあります。その際に、訪問可能なエリアなどが決まっている団体もあるため、まずは住んでいるエリアの近くで活動している団体から探すと良いでしょう。
>>保護猫を飼いたい方必見!お迎えするまでの一般的な流れを解説
保護猫の譲渡条件に関するよくある質問
ここでは、保護猫の譲渡条件に関するよくある質問を紹介します。
1. 保護猫は一人暮らしでもお迎えできる?
保護猫団体が定めている条件を満たせればお迎えできます。一人暮らしの場合、仕事などで家を留守にする時間の多さや収入面が懸念されます。そのため、団体によっては一人暮らしの方には譲渡不可のこともあるでしょう。
ただし、近年では保証人がいれば譲渡してもらえるケースも増えています。
>>保護猫は一人暮らしでも条件を満たせばお迎えできる!里親になるまでの流れも解説
2. 保護猫の里親条件として必要な年収はいくら?
お迎えする際の年収がいくら以上などの明確な条件はありません。保護猫団体によって条件は異なりますが、一般的には300〜500万以上が目安と言われています。なお、猫ちゃんを飼うのに生涯かかる費用は約380万円程度です。急な病気や手術などが発生する可能性もあるため、年収だけでなく貯蓄額なども重要です。
>>猫を飼うのに必要な費用は想像よりも高い?生涯費用や初期費用を項目別に徹底解説
3. 条件なしで保護猫の里親になれる方法はある?
条件なしで保護猫の里親になれる方法は、基本的にないと言えます。ただ、保護猫をお迎えできるのは保護猫団体だけではありません。保健所や動物愛護センターでも保護猫の譲渡を行っています。
地域によって異なるものの、保護猫団体と比較して保健所などの方が譲渡条件はゆるいケースも多いです。
保護猫団体も利用しているienekoのアイテム




ienekoは猫と暮らす選択肢を増やしたいあなたのためのワガママコーディネーターであり、猫ちゃんと暮らす人々の選択肢が豊かになるようなプロダクトを開発しています。

たとえば、ienekoで販売されているケージはサイズや素材にこだわっており、猫ちゃんにとって過ごしやすいだけではありません。スライドドアや猫砂ブロック、お掃除トレイなど機能性にも優れています。
天然ブナ素材を使用した自然の気の質感は、デザイン性が高くインテリアになじみやすいことから、飼い主さん目線でも魅力を感じてもらえるようなつくりになっています。

また、ienekoケージは一般の方だけでなく、坂上忍さんのような保護猫活動を積極的に行っている方にもご利用いただいています。

ienekoでは猫に関するさまざまな情報を公式サイト内のコラムや、InstagramなどのSNSで発信しています。
Instagramでは実際の商品画像や、ienekoならではの企画なども行っていますのでぜひフォローしてくださいね!

>>ieneko(イエネコ/いえねこ)|猫インテリア&韓国セレクトアイテム(Instagramアカウント)
保護猫団体ごとに譲渡条件は異なる
保護猫は誰でもお迎えできるわけではありません。過去のトラブルや猫ちゃんが幸せになれるかどうかなどを踏まえて、保護猫団体ではそれぞれ譲渡条件を設定しています。具体的には、終生飼育や加えてペット可の物件であることなどがあります。
保護猫をお迎えしたい方は、自分が住んでいるエリアの近くで活動している保護猫団体を探しましょう。保護猫の譲渡条件は団体の公式ホームページなどに掲載されるため、譲渡会などへ参加する際は事前に確認しておくといいですよ。