猫ケージのレイアウトにおける工夫と注意点!2段と3段それぞれの基本パターンを紹介

猫ケージ内のレイアウトについて、どのようにすればいいのかわからず悩んでいないでしょうか。段数によって水やフードの置き場所も変わるため、どこに何を置けば良いのかわからず困っている方もいることでしょう。

結論からお伝えすると、猫ケージ内のレイアウトにおいて基本パターンはあるものの、明確な正解はありません。なぜなら、ケージ内のレイアウトは猫の性格などによって正解が変わるからです。

この記事では、猫ケージのレイアウトにおける工夫や注意点を中心に解説します。最後までお読みいただくことで、猫ケージのレイアウトに関する疑問が解消されるはずですよ。
目次

猫ケージのレイアウトに明確な正解はない
猫ケージのレイアウトにおける注意点はトイレの場所
猫ケージの中に必要なアイテム
猫ケージのレイアウトにおける基本パターン
猫ケージのレイアウトにおいては天井の扱いも大事
猫ケージのレイアウトで参考になるサイト
レイアウトで工夫する余地が豊富なienekoのデザイナーズケージ
利用者さんへ猫ケージのレイアウトや工夫について聞いてみた
ケージの置き場所は猫の性格にも配慮して決める
猫ケージ内の過ごしやすさはレイアウトの工夫次第

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫ケージのレイアウトに明確な正解はない


猫ケージのレイアウトに関しては、明確に正解と言えるものはありません。なぜなら、猫によってケージ内での過ごし方が違うからです。

執行ねこ員:猫によって、それぞれ好みがあるからね。人間も朝早くから起きて健康的な生活を送っている人がいる一方で、白井君みたいな人もいるわけで。

白井君:まるで私がだらけた生活をしているみたいに言わないでください…。

仮にケージ内のレイアウトにおいて正解があるとすれば、猫にとって居心地の良い環境になっているかどうかです。ケージ内のレイアウトが他の飼い主さんと違っていても、飼っている猫にとって過ごしやすければ問題ありません。

執行ねこ員:他の人と比べてどうかではなく、飼っている猫がどう思うかだよ。

飼い主さんの生活スタイル次第では、猫がケージ内で過ごす時間が多いケースもあることでしょう。その場合は、猫にとってケージの中が居心地の良い環境になるよう配慮してあげる必要があります。猫が生活するうえで必要なものはすべて揃えてあげるなどして、ケージ内で不自由なく過ごせるようにしてあげましょう。

猫ケージのレイアウトにおける注意点はトイレの場所


執行ねこ員:猫ケージのレイアウトに正解はないとしても、一般的に気を付ける点があれば知りたいなぁ。ねぇ、白井君。

白井君:猫ケージのレイアウトで注意すべき点があるとすれば、トイレの位置ですね!
  1. 片付けやすいようにトイレは一番下に置く
  2. トイレの周辺に水や寝床を置かない

それぞれ順番に見ていきましょう。

1. 片付けやすいようにトイレは一番下に置く

トイレは片付けがしやすいように、一番下に置くのが基本です。上段だと片付けの最中などに、こぼしてしまう可能性があるからです。

執行ねこ員:トイレを片付けている最中にこぼすと悲惨だよね。

また、トイレ内で猫が砂をかく場合があります。その際にトイレだけではなく、下の段に砂が飛び散るため、一番下に水やフードを置いてくと汚れてしまうケースもあるため注意が必要です。

2. トイレの周辺に寝床や水を置かない

トイレの周辺には、寝床や水を置かないようにしましょう。なぜなら、猫は綺麗好きであるため、水や寝床が汚れていることを嫌うからです。

また、水やフードとの距離が近いと、トイレの砂が混じってしまうこともあります。衛生的にも良くないため、トイレの周辺には猫が口にする水やフードはなるべく置かないようにしましょう。

猫ケージの中に必要なアイテム


執行ねこ員:飼い主さんによっては家を空けることが多く、猫がケージで過ごす時間が多いケースもあるよね。

白井君:ケージ内で過ごす時間が長くなる場合、いろいろと必要なアイテムがありそうですね。

執行ねこ員:必要なアイテムと言えば…。では問題です。猫にとって居心地の良い環境をつくるために、ケージ内に揃えておくと良いアイテムを8つ答えてください。

白井君:昔そのような番組ありましたね…。

執行ねこ員:さぁ、走って!

白井君:自分で走って、自分で答えるんですか…?

猫がケージの中で過ごすにあたって、必要なアイテムは以下のとおりです。
  1. トイレ
  2. フード
  3. 寝床
  4. 爪とぎ
  5. ハンモック
  6. おもちゃ
  7. ステップ

猫は人間と違い、自分で過ごしやすい環境をつくれません。飼い主さんによっては外出などが多く、猫にケージ内でお留守番してもらう時間が長くなる場合もあることでしょう。その際は、猫が生活するにあたって必要なアイテムをすべてケージ内に揃えてあげてくださいね。

猫ケージのレイアウトにおける基本パターン


ここでは、猫ケージのレイアウトにおける基本パターンを紹介します。
  1. 2段ケージのレイアウト
  2. 3段ケージのレイアウト

具体的に解説するので、猫ケージのレイアウトに悩んでいる方は参考にしてください。

1. 2段ケージのレイアウト

2段ケージのレイアウトにおける基本パターンは、以下のとおりです。
  1. 1段目(一番下)にトイレを置く
  2. 2段目に寝床をつくる

幅の広いケージであれば1段目のスペースにはトイレ離れた位置にフードや水を置くのが一般的です。

また、2段の場合は、フードと水をケージの外に設置する人もいます。ケージの中にすべて入れようとすると、窮屈になってしまうため猫にとって居心地が悪くなってしまいます。ケージの大きさ次第では、フードと水はケージの外へ置くようにしましょう。

2. 3段ケージのレイアウト

3段ケージのレイアウトにおける基本パターンは、以下のとおりです。
  1. 1段目(一番下)にトイレを置く
  2. 2段目に水やフードを置く
  3. 3段目に寝床をつくる

爪とぎを置く場合は、1段目に置くことで片付けが楽になります。

2段目に水を置くと、猫が動き回ることでこぼしてしまわないように注意が必要です。その際は、1段目に水の入った皿を置き、2段目には柵に取り付けられる自動給水装置を設置するという方法もあります。

3段目は、寝床やハンモックなど自由に過ごせるスペースにするのが一般的です。また、3段ケージは高さがあるため、キャットタワーの代わりになります。

>>猫ケージは2段と3段のどっちがおすすめ?項目別の比較とそれぞれ向いている人の特徴を解説

猫ケージのレイアウトにおいては天井の扱いも大事


執行ねこ員:でも白井君。ケージにおいて重要な場所を忘れていないかい?

白井君:と、言いますと?

執行ねこ員:天井だよ!天井!

猫によっては、ケージの天井部分を好みます。ケージの外からよじ登ったり、飛び乗ったりしてニャルソックをしていることもあるでしょう。

白井君:ニャルソックとは、猫が窓の外をじっと見つめており、警備をしているように見える様子のことを言います!

そのため、マットや寝床をケージの天井に配置する方もいます。また、外付けのステップを用意するなどして、天井に上がりやすくするなどの配慮をしている方もいるようです。

執行ねこ員:天井を制する者はケージを制す!

白井君:某バスケットボール漫画に影響されたんですね…。

猫ケージのレイアウトで参考になるサイト


執行ねこ員:ケージ自体が大きい場合は、レイアウトを考えるうえでセンスが試されるよね。白井君はケージ内のレイアウトを考えるにあたって、参考にしている人はいるの?

白井君:特定の人というわけではありませんが、いろいろと検索して情報を集めていますよ!

猫ケージのレイアウトにおけるアイディアが思い浮かばない場合は、以下のサイトが参考になりますよ。
  1. Instagram
  2. RoomClip
  3. Pinterest

これらのサイトは画像メインで掲載されているため、それぞれ「猫 ケージ レイアウト」などで検索すると、さまざまなアイディアが出てくるはずですよ。

執行ねこ員:自分だけの知識で解決しようとしても限界があるからね。他の人の力を借りるのは悪いことではないんだよ。

白井君:おっしゃるとおりです。

執行ねこ員:だから自分で0から考える必要はないんだよ、白井君。

白井君:私に言っていたんですね…。

レイアウトで工夫する余地が豊富なienekoのデザイナーズケージ


執行ねこ員:レイアウトはもちろんのこと、新たにケージを購入しようと思っても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます

執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから

>>ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由!他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説

ケージのレイアウトや工夫している点を利用者へ聞いてみた


実際にienekoのケージを利用してくださっているアンバサダーさんへ、レイアウトの工夫について聞いてみました。
  1. ルーク&レイアちゃん
  2. しなぼんちゃん

今回は、2人のアンバサダーさんにお話を伺いました。実際に使用していただいている様子と合わせてご紹介します。

1. ルーク&レイアちゃん


白井君:ケージ内のレイアウトで工夫している点があれば教えてください!

アンバサダーさん:2匹とも夜はケージで寝るようにしているため、猫ステップには季節に合わせて布団を敷き、横長猫ステップにも爪とぎや水置き場を設置しています。また、気分転換できるよう、2箇所にハンモックも吊っています!

白井君:その他に、ケージ内のレイアウトで工夫している点はありますか?

アンバサダーさん:アイテムの色味を白やベージュ、グレーなどから選んでいます。2匹のためになんでも2つずつ揃えているうちに、ごちゃごちゃしてしまいそうなので、できるだけシンプルなものを選ぶよう心がけています!

2. しなぼんちゃん


白井君:ケージ内のレイアウトで工夫している点があれば教えてください!

アンバサダーさん:うちの猫はジャンプ力がないので、猫ステップやハンモックの配置は高低差が少なく、スムーズに乗り降りできる動線にしています!

白井君:その他に、ケージ内のレイアウトで工夫している点はありますか?

アンバサダーさん:木目ケージのナチュラルな雰囲気を活かせるように、アイテムは控えめな色味を意識しています。室内にはケージにかかわらず木目調の小物や家具を多めに置いているため、インテリアに統一感が出るように工夫しています!

執行ねこ員:以上、アンバサダーさんからの回答でした。

白井君:まるで自分が話したかのように…。

ケージの置き場所は猫の性格にも配慮して決める


ケージ内のレイアウトだけでなく、置く場所も重要です。なお、ケージの置き場所に関しては基本的な注意点を意識しながら、猫の性格にも配慮して決めましょう。

猫は外を眺めるのが好きなので、ケージは窓際などで静かな場所へ置くのが一般的です。ただし、ケージを置く際は日差しに注意が必要です。猫をケージの中へ入れてしまうと、行動範囲が狭まります。ケージを置いた場所が日向の場合、室内でも熱中症になってしまいます。

また、ケージを置く部屋の人通りが多いかどうかも考慮しましょう。猫の性格によっては、人の出入りが多いと気になってしまい、ストレスをためてしまう場合があります。

執行ねこ員:白井君も自分の部屋が、人の通り道になっていたら嫌でしょ?

白井君:それは嫌ですね…。

>>猫がケージ内でストレスをためてしまう5つの原因と飼い主さんができる3つの対策

猫ケージ内の過ごしやすさはレイアウトの工夫次第


猫によって好む環境は異なるため、ケージ内のレイアウトに明確な正解があるわけではありません。一方で、基本となるケージ内のレイアウト例は存在します。

猫は綺麗好きなので、とくにトイレの位置には注意しましょう。しかし、ケージの大きさ次第では、トイレと水やフードのスペースが取れないこともあるはずです。その場合は、水やフードはケージの外に置き、トイレとの距離を保ちましょう。

猫ケージ内の過ごしやすさは、レイアウトの工夫によって変わります。猫が生活するのに必要なアイテムを揃えてあげれば、ケージが居心地の良い場所になるはずですよ。

新たにケージの購入を検討している方は、ienekoのデザイナーズケージがおすすめです。ienekoのケージは、通常のものよりサイズが大きくつくられています。そのため、ケージ内のレイアウトで工夫できる余地が大きく、愛猫も快適に過ごせるはずですよ。




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