猫の吐き戻しが多いと悩む方必見!吐いてしまう5つの原因と病院へ連れて行く際の判断基準
猫ちゃんがご飯を食べた際に、吐き戻している姿を見て病気なのではと不安になっていないでしょうか。吐き戻しをするものの、その後は元気に過ごしている場合、動物病院を受診した方がいいのか悩んでいる方もいるはずです。
猫ちゃんはそもそも吐き戻しが多い動物なので、頻度やタイミングによっては過敏に反応しなくても問題ありません。一方で、嘔吐物が赤色や茶色の場合は病気を抱えている可能性があるため、早めに動物病院へ連れて行きましょう。
この記事では、猫ちゃんの吐き戻しについて解説します。最後までお読みいただくことで、病院へ連れて行った方がいいのか判断する際の参考になるはずですよ。
目次
◆猫は吐き戻しが多い動物
◆猫が吐き戻してしまう5つの原因
◆猫が吐き戻しをする頻度
◆猫が食べてすぐ吐く場合の理由と対策
◆猫が吐き戻した際は嘔吐物の色を確認する
◆猫が毎日吐くものの元気はあるならしばらく様子を見る
◆猫の吐き戻しで病院を受診する際に必要な情報
◆食べ方や姿勢に問題がある場合は食器を変える
◆猫の吐き戻し対策になるienekoのフードボウル
◆猫の吐き戻しが多い場合は早めに動物病院を受診しよう
※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。
・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

執行ねこ員:オエッ。
白井君:大丈夫ですか…?
執行ねこ員:大丈夫。猫ってそういうものだから。
白井君:は、はぁ…。
執行ねこ員:オエッ。
白井君:…。
猫ちゃんはもともと、人間などと比べて吐きやすい動物だと言われています。実際に、多くの飼い主さんが、一緒に暮らす猫ちゃんの吐き戻しを経験しています。
ユニ・チャームの「2016年4月キャットフード使用者516人に対する調査」によると、65.4%の方が、猫ちゃんの吐き戻しを経験したことがあると回答しました。
※参照元:2016年4月キャットフード使用者516人に対する調査(ユニ・チャーム)
また、ねこのきもちWEB MAGAZINEの「猫が吐く頻度についてアンケート」でも、94%の方が「何かを吐いたことがある」と回答しています。
※参照元:猫が吐く頻度についてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫ちゃんは体の構造上、人間よりも消化に時間がかかると言われており、食道にたまったご飯の吐き戻しが多いです。また、食べたご飯だけでなく、毛玉を吐くこともあります。
執行ねこ員:オエッ。
白井君:本当に大丈夫なんですかね…。

猫ちゃんが吐き戻しをしてしまうのには、大きく分けて5つの原因が考えられます。
一緒に暮らしている猫ちゃんの吐き戻しが多い場合、これから紹介する5つの原因に心当たりがないか確認してみてください。
猫ちゃんが毛繕いをする際に、胃に毛玉がたまります。消化されて便として出るケースもありますが、長毛の猫ちゃんの場合は毛玉が胃にたまりやすくなるのです。胃にたまった毛玉を出すために、猫ちゃんが吐き戻してしまいます。
猫ちゃんが誤飲しやすいものとしてはアクセサリー、ヘアゴム、ティッシュなどがあります。
執行ねこ員:おやつを保管する場所に困るだろうから、胃のなかにためこんでおきました。
白井君:すぐに吐き出してください!
猫ちゃんをお迎えしたことによる環境の変化や、飼い主さんを含む周囲からの視線、先住猫との相性などでストレスをためてしまうことがあります。ストレスによって胃酸が過剰に分泌されると、胃液が逆流することで吐き気を引き起こします。
食べているご飯のなかに、特定のアレルゲンと呼ばれるアレルギー反応を引き起こす原因となる物質が含まれている場合、吐き気の症状につながります。アレルギーの症状は痒みや脱毛など、皮膚に表れやすいと言われていますが、猫ちゃんによっては不快感から嘔吐につながることもあるのです。
執行ねこ員:アレルゲンかぁ…(白井君の方を見る)。
白井君:何か言いたそうですね。
また、猫ちゃんが吐いてしまう場合、他にはウイルス性の感染症なども考えられます。
吐き戻しをする頻度は、猫ちゃんによってさまざまです。猫ちゃんは吐き戻しをしやすい動物でもあるため、年に数回吐く程度であればそこまで気にする必要はありません。
実際に、ねこのきもちWEB MAGAZINEの「猫が吐く頻度についてアンケート」でも、頻度を問う質問で一番多い回答は「年に1〜3回」の30%でした。
※参照元:猫が吐く頻度についてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
執行ねこ員:多くの人が経験しているケースにおいては問題ないのかもしれないね。
白井君:おっしゃるとおりです。
また、1回に連続して吐く場合も、過敏に反応する必要はありません。
一方で、吐き戻しの頻度に関して、以下のケースは何かしらの病気を抱えていることがあります。
・月に2~3回ほど吐く
・1日に4回以上吐く
・3日以上毎日吐く
消化器系疾患や脱水症状などの可能性が考えられるため、早めに病院へ連れて行きましょう。
猫ちゃんがご飯を食べてすぐ吐く場合は、以下の理由が考えられます。
猫ちゃんがご飯をそのまま吐いた場合は、食べたものが胃へ到達する前に食道から逆流して吐き出されることが考えられます。ご飯を食べてすぐ吐く場合は、食べるペースや姿勢など食べ方に問題があるため、以下の対策を取りましょう。
ご飯を食べてすぐ吐く場合は様子見で問題ありませんが、時間が経過してから吐いてしまうのであれば何かしらの病気を抱えていることが考えられます。
>>猫が食べてすぐ吐く原因と5つの対策!吐き戻しの際に病気を疑うべきケースも解説
猫ちゃんの吐き戻しが続く場合は、嘔吐物の色を確認しましょう。毛玉やご飯をそのまま吐き戻す以外には、以下のような色をしているケースが考えられます。
白や透明色で水っぽい場合は、胃液や直前に飲んだ水が逆流しているケースです。ストレスや空腹などが原因として考えられるため大半はすぐに収まるものの、吐き戻しが続くと脱水症状になってしまうこともあります。
黄、緑色の場合は、胃酸過多で胆汁が混じっているケースです。多くは食事の間隔が長いときや、異物を吐き出そうとしたりする際に見られます。
食事の量は変えずに、回数を増やすなどすることで改善する場合が多いです。一方で、腎臓病や肝炎の初期症状のケースもあるため、吐き戻しが続くようなら動物病院へ連れて行きましょう。
赤、ピンク、茶色の場合は、体内からの出血が考えられます。何かしらの病気を抱えている可能性が高いため、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
白井君:執行ねこ員は大丈夫そうですか?
執行ねこ員:色を確認したらレインボーでした。
白井君:心配を通り越して、ぜひ見せていただきたいのですが…。

執行ねこ員:なかには、毎日吐くけど元気なケースもあるよね。
白井君:飼い主さんも判断に迷うところかもしれませんね…。
猫ちゃんが毎日吐いてしまうものの、元気がある場合はしばらく様子を見て問題ありません。とくに、毛玉や食べたご飯をそのまま吐き戻してしまう場合は、過敏に反応しなくても大丈夫です。
ただし、症状がしばらく続いたり、赤色や茶色の嘔吐物を吐いたりしてしまう場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。
執行ねこ員:吐かないけど元気な場合はどうしよう!!
白井君:それは、ただ元気なだけでは…。

猫ちゃんの吐き戻しによって病院を受診する際は、以下の情報を伝えると原因の特定がスムーズに進むことがあります。
動物病院のお医者さんは、猫ちゃんの様子を見たり検査したりすることで、病気の有無や特定を行います。しかし、猫ちゃんが吐いてしまった際に、その場で見ているわけではありません。そのため、飼い主さんが詳細な情報を提供することで病気を特定しやすくなります。
執行ねこ員:先生!うちの子がなんかヤバそうです!!
白井君:具体的にお願いします!!
伝える際は、なるべく事実ベースで共有するようにしましょう。猫ちゃんが吐いてしまった際に、余裕があれば写真を撮っておくことで、より判断がしやすくなりますよ。
猫ちゃんの食べ方や姿勢に問題がある場合は、食器を変えるのも吐き戻し対策の1つです。
病気以外で猫ちゃんが吐き戻してしまう理由として、早食いや食べる際の姿勢に問題があり、体へ負荷がかかっているケースもあるからです。
>>猫が食べやすい食器の選び方!深さ・高さ・傾斜だけでなく素材の特徴についても解説
猫ちゃんが高さの低い食器でご飯を食べる際は、頭を下げた姿勢になります。頭を下げたまま食べ続けると、食道が胃よりも下にある状態なので、食べ物が逆流しやすいのです。高さのある食器に変えることで、食道から食べ物が逆流せず、食べた後ですぐ吐く回数を減らせることがありますよ。
猫ちゃんによって変わるものの、ご飯を食べる際は一般的に床から5〜8cmほどの高さが適していると言われています。食器を変えたり土台の上に置いたりするなどして、猫ちゃんが頭を下げずに食べられれば吐き戻しを軽減できます。
>>猫の餌台が高すぎるとどうなる?高さの調節が必要な2つの理由
執行ねこ員:猫がご飯を食べる際に、ひっくり返りにくい食器を探している人もいるだろうけど、いろいろな種類があって悩みそうだよね。
白井君:たしかに多くの製品が販売されていると、どれを買えばいいのか悩んでしまうかもしれませんね。
執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめの食器はないの?イイ感じのやつ!
白井君:もちろんありますよ!
少し強引な流れではありますが、新たに猫ちゃん用の食器を購入したいと考えている方にはienekoのフードボウルがおすすめです。

ienekoのフードボウルは、猫ちゃんの体に配慮した設計がされており、おしゃれで機能的にも優れているのが特徴です。
執行ねこ員:ふ〜ん。具体的には?

15度の傾きが猫ちゃんの首・腰の負担を軽減し、食道がまっすぐの姿勢を保ってくれるため、吐き戻しづらくなります。

分離式であるため、お皿だけ取り外して洗えるだけでなく重ねて収納できるので、実用性にも優れています。
執行ねこ員:飼い主さん目線でも便利だね!

目が細かいテープで土台にお皿をしっかり固定できるため、パワフルにご飯を食べる猫ちゃんでも皿が取れる心配は一切無用です。
執行ねこ員:食べている最中にお皿がずれにくいのはいいね!

また、高品質で丈夫な素材を使用している点も、ienekoのフードボウルならではの特徴です。高質な粘土のみを選び、高温で2度焼きした硬質なセラミック皿は、耐久性はもちろん、雑菌が繁殖しにくいというメリットがあります。

安全性にもこだわっており、毎日使うものだからこそ人間と同じ基準をクリアした素材でつくられているため、安心してご利用いただけます。
執行ねこ員:それなら安心!


ienekoのフードボウルは、デザイン性にも優れています。花びらのようなふんわりかわいらしい形のセラミック皿と天然オーク材ベースの組み合わせが、インテリアにもなじみやすいのが人気の理由です。
執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!
>>ienekoのフードボウルはこちらから
猫ちゃんが吐き戻しをしてしまうのには、異物の誤飲や日々のストレスなど、いくつかの理由が考えられます。それぞれの理由に応じて、適切な対策を取りましょう。仮に猫ちゃんが吐き戻しても、元気があるのであれば数日様子を見て問題ありません。
動物病院を急いで受診するかどうかは、嘔吐物の色で判断しましょう。赤やピンク、茶色であれば体内の出血が考えられるため、すぐに動物病院を受診してくださいね。
食べたご飯をそのまま吐き戻したり、毛玉を吐いたりしている場合、緊急性はないと考えて良さそうです。早食いの習慣や食べる姿勢などを見直すことで、吐き戻しが軽減するケースもありますよ。
吐き戻しの対策として、新たに猫ちゃん用の食器を買おうとしている方には、ienekoのフードボウルがおすすめです。ienekoのフードボウルは、素材にこだわっています。高質な粘土のみを選び、高温で2度焼きした硬質なセラミック皿は、耐久性はもちろん雑菌も繁殖しにくいのが特徴です。
また、土台から取り外しができるため、吐き戻し対策以外に利便性の面でも優れています。おしゃれなデザインはインテリアにもなじみやすく、飼い主さんの猫ライフをワンランクアップさせてくれるはずですよ。
猫ちゃんはそもそも吐き戻しが多い動物なので、頻度やタイミングによっては過敏に反応しなくても問題ありません。一方で、嘔吐物が赤色や茶色の場合は病気を抱えている可能性があるため、早めに動物病院へ連れて行きましょう。
この記事では、猫ちゃんの吐き戻しについて解説します。最後までお読みいただくことで、病院へ連れて行った方がいいのか判断する際の参考になるはずですよ。
目次
◆猫は吐き戻しが多い動物
◆猫が吐き戻してしまう5つの原因
◆猫が吐き戻しをする頻度
◆猫が食べてすぐ吐く場合の理由と対策
◆猫が吐き戻した際は嘔吐物の色を確認する
◆猫が毎日吐くものの元気はあるならしばらく様子を見る
◆猫の吐き戻しで病院を受診する際に必要な情報
◆食べ方や姿勢に問題がある場合は食器を変える
◆猫の吐き戻し対策になるienekoのフードボウル
◆猫の吐き戻しが多い場合は早めに動物病院を受診しよう
※登場キャラクター
・白井君

・執行ねこ員

猫は吐き戻しが多い動物






猫ちゃんはもともと、人間などと比べて吐きやすい動物だと言われています。実際に、多くの飼い主さんが、一緒に暮らす猫ちゃんの吐き戻しを経験しています。
ユニ・チャームの「2016年4月キャットフード使用者516人に対する調査」によると、65.4%の方が、猫ちゃんの吐き戻しを経験したことがあると回答しました。
※参照元:2016年4月キャットフード使用者516人に対する調査(ユニ・チャーム)
また、ねこのきもちWEB MAGAZINEの「猫が吐く頻度についてアンケート」でも、94%の方が「何かを吐いたことがある」と回答しています。
※参照元:猫が吐く頻度についてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
猫ちゃんは体の構造上、人間よりも消化に時間がかかると言われており、食道にたまったご飯の吐き戻しが多いです。また、食べたご飯だけでなく、毛玉を吐くこともあります。


猫が吐き戻してしまう5つの原因
猫ちゃんが吐き戻しをしてしまうのには、大きく分けて5つの原因が考えられます。
- 体内の毛玉
- 異物の誤飲
- 日々の生活におけるストレス
- 食物アレルギー
- 病気
一緒に暮らしている猫ちゃんの吐き戻しが多い場合、これから紹介する5つの原因に心当たりがないか確認してみてください。
1. 体内の毛玉
猫ちゃんが、体内の毛玉を吐き戻すケースがあります。猫ちゃんが毛繕いをする際に、胃に毛玉がたまります。消化されて便として出るケースもありますが、長毛の猫ちゃんの場合は毛玉が胃にたまりやすくなるのです。胃にたまった毛玉を出すために、猫ちゃんが吐き戻してしまいます。
2. 異物の誤飲
猫ちゃんが異物を誤飲し、吐き戻しをするのもよくあるケースです。体内で消化できないものを誤って飲み込んでしまうと、胃が刺激されて吐き戻しにつながります。猫ちゃんが誤飲しやすいものとしてはアクセサリー、ヘアゴム、ティッシュなどがあります。


3. 日々の生活におけるストレス
日常生活によるストレスも、猫ちゃんが吐き戻しをする原因の1つです。猫ちゃんをお迎えしたことによる環境の変化や、飼い主さんを含む周囲からの視線、先住猫との相性などでストレスをためてしまうことがあります。ストレスによって胃酸が過剰に分泌されると、胃液が逆流することで吐き気を引き起こします。
4. 食物アレルギー
食物アレルギーが原因で、猫ちゃんが吐き戻しをするケースも考えられます。食べているご飯のなかに、特定のアレルゲンと呼ばれるアレルギー反応を引き起こす原因となる物質が含まれている場合、吐き気の症状につながります。アレルギーの症状は痒みや脱毛など、皮膚に表れやすいと言われていますが、猫ちゃんによっては不快感から嘔吐につながることもあるのです。


5. 病気
病気によって猫ちゃんが吐いてしまっている場合は、注意が必要です。胃腸炎や膵炎などの病気が考えられるため、早めに病院へ連れて行きましょう。また、猫ちゃんが吐いてしまう場合、他にはウイルス性の感染症なども考えられます。
猫が吐き戻しをする頻度
吐き戻しをする頻度は、猫ちゃんによってさまざまです。猫ちゃんは吐き戻しをしやすい動物でもあるため、年に数回吐く程度であればそこまで気にする必要はありません。
実際に、ねこのきもちWEB MAGAZINEの「猫が吐く頻度についてアンケート」でも、頻度を問う質問で一番多い回答は「年に1〜3回」の30%でした。
※参照元:猫が吐く頻度についてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)


また、1回に連続して吐く場合も、過敏に反応する必要はありません。
一方で、吐き戻しの頻度に関して、以下のケースは何かしらの病気を抱えていることがあります。
・月に2~3回ほど吐く
・1日に4回以上吐く
・3日以上毎日吐く
消化器系疾患や脱水症状などの可能性が考えられるため、早めに病院へ連れて行きましょう。
猫が食べてすぐ吐く場合の理由と対策
猫ちゃんがご飯を食べてすぐ吐く場合は、以下の理由が考えられます。
- 食べるペースが早い
- フードが体質に合っていない
- 食べる際の姿勢が悪い
猫ちゃんがご飯をそのまま吐いた場合は、食べたものが胃へ到達する前に食道から逆流して吐き出されることが考えられます。ご飯を食べてすぐ吐く場合は、食べるペースや姿勢など食べ方に問題があるため、以下の対策を取りましょう。
- 早食い防止用の食器にする
- フードを変える
- 高さのある食器を利用する
ご飯を食べてすぐ吐く場合は様子見で問題ありませんが、時間が経過してから吐いてしまうのであれば何かしらの病気を抱えていることが考えられます。
>>猫が食べてすぐ吐く原因と5つの対策!吐き戻しの際に病気を疑うべきケースも解説
猫が吐き戻した際は嘔吐物の色を確認する
猫ちゃんの吐き戻しが続く場合は、嘔吐物の色を確認しましょう。毛玉やご飯をそのまま吐き戻す以外には、以下のような色をしているケースが考えられます。
- 白、透明色
- 黄、緑色
- 赤、ピンク、茶色
白や透明色で水っぽい場合は、胃液や直前に飲んだ水が逆流しているケースです。ストレスや空腹などが原因として考えられるため大半はすぐに収まるものの、吐き戻しが続くと脱水症状になってしまうこともあります。
黄、緑色の場合は、胃酸過多で胆汁が混じっているケースです。多くは食事の間隔が長いときや、異物を吐き出そうとしたりする際に見られます。
食事の量は変えずに、回数を増やすなどすることで改善する場合が多いです。一方で、腎臓病や肝炎の初期症状のケースもあるため、吐き戻しが続くようなら動物病院へ連れて行きましょう。
赤、ピンク、茶色の場合は、体内からの出血が考えられます。何かしらの病気を抱えている可能性が高いため、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。



猫が毎日吐くものの元気はあるならしばらく様子を見る


猫ちゃんが毎日吐いてしまうものの、元気がある場合はしばらく様子を見て問題ありません。とくに、毛玉や食べたご飯をそのまま吐き戻してしまう場合は、過敏に反応しなくても大丈夫です。
ただし、症状がしばらく続いたり、赤色や茶色の嘔吐物を吐いたりしてしまう場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。


猫の吐き戻しで病院を受診する際に必要な情報
猫ちゃんの吐き戻しによって病院を受診する際は、以下の情報を伝えると原因の特定がスムーズに進むことがあります。
- 回数
- 頻度
- タイミング(食べてすぐか、時間が経過してからか)
- 嘔吐物の色
- 食べたご飯(含まれている原料)
- 吐いたあとの様子(吐くものの元気はあるか、体調が悪そうなのか)
- 嘔吐以外に見られる症状
動物病院のお医者さんは、猫ちゃんの様子を見たり検査したりすることで、病気の有無や特定を行います。しかし、猫ちゃんが吐いてしまった際に、その場で見ているわけではありません。そのため、飼い主さんが詳細な情報を提供することで病気を特定しやすくなります。


伝える際は、なるべく事実ベースで共有するようにしましょう。猫ちゃんが吐いてしまった際に、余裕があれば写真を撮っておくことで、より判断がしやすくなりますよ。
食べ方や姿勢に問題がある場合は食器を変える
猫ちゃんの食べ方や姿勢に問題がある場合は、食器を変えるのも吐き戻し対策の1つです。
病気以外で猫ちゃんが吐き戻してしまう理由として、早食いや食べる際の姿勢に問題があり、体へ負荷がかかっているケースもあるからです。
>>猫が食べやすい食器の選び方!深さ・高さ・傾斜だけでなく素材の特徴についても解説
猫ちゃんが高さの低い食器でご飯を食べる際は、頭を下げた姿勢になります。頭を下げたまま食べ続けると、食道が胃よりも下にある状態なので、食べ物が逆流しやすいのです。高さのある食器に変えることで、食道から食べ物が逆流せず、食べた後ですぐ吐く回数を減らせることがありますよ。
猫ちゃんによって変わるものの、ご飯を食べる際は一般的に床から5〜8cmほどの高さが適していると言われています。食器を変えたり土台の上に置いたりするなどして、猫ちゃんが頭を下げずに食べられれば吐き戻しを軽減できます。
>>猫の餌台が高すぎるとどうなる?高さの調節が必要な2つの理由
食事をする際にひっくり返りにくいienekoのフードボウル




少し強引な流れではありますが、新たに猫ちゃん用の食器を購入したいと考えている方にはienekoのフードボウルがおすすめです。
ienekoのフードボウルは、猫ちゃんの体に配慮した設計がされており、おしゃれで機能的にも優れているのが特徴です。

15度の傾きが猫ちゃんの首・腰の負担を軽減し、食道がまっすぐの姿勢を保ってくれるため、吐き戻しづらくなります。
分離式であるため、お皿だけ取り外して洗えるだけでなく重ねて収納できるので、実用性にも優れています。

目が細かいテープで土台にお皿をしっかり固定できるため、パワフルにご飯を食べる猫ちゃんでも皿が取れる心配は一切無用です。

また、高品質で丈夫な素材を使用している点も、ienekoのフードボウルならではの特徴です。高質な粘土のみを選び、高温で2度焼きした硬質なセラミック皿は、耐久性はもちろん、雑菌が繁殖しにくいというメリットがあります。
安全性にもこだわっており、毎日使うものだからこそ人間と同じ基準をクリアした素材でつくられているため、安心してご利用いただけます。

ienekoのフードボウルは、デザイン性にも優れています。花びらのようなふんわりかわいらしい形のセラミック皿と天然オーク材ベースの組み合わせが、インテリアにもなじみやすいのが人気の理由です。

>>ienekoのフードボウルはこちらから
猫の吐き戻しが多い場合は早めに動物病院を受診しよう
猫ちゃんが吐き戻しをしてしまうのには、異物の誤飲や日々のストレスなど、いくつかの理由が考えられます。それぞれの理由に応じて、適切な対策を取りましょう。仮に猫ちゃんが吐き戻しても、元気があるのであれば数日様子を見て問題ありません。
動物病院を急いで受診するかどうかは、嘔吐物の色で判断しましょう。赤やピンク、茶色であれば体内の出血が考えられるため、すぐに動物病院を受診してくださいね。
食べたご飯をそのまま吐き戻したり、毛玉を吐いたりしている場合、緊急性はないと考えて良さそうです。早食いの習慣や食べる姿勢などを見直すことで、吐き戻しが軽減するケースもありますよ。
吐き戻しの対策として、新たに猫ちゃん用の食器を買おうとしている方には、ienekoのフードボウルがおすすめです。ienekoのフードボウルは、素材にこだわっています。高質な粘土のみを選び、高温で2度焼きした硬質なセラミック皿は、耐久性はもちろん雑菌も繁殖しにくいのが特徴です。
また、土台から取り外しができるため、吐き戻し対策以外に利便性の面でも優れています。おしゃれなデザインはインテリアにもなじみやすく、飼い主さんの猫ライフをワンランクアップさせてくれるはずですよ。