手軽にできる猫ケージの寒さ対策5選!暖房なしでも暖まる防寒グッズを紹介

猫をケージ飼いしている場合、どのような寒さ対策があるのか気になっている方は多いはずです。できれば、身近にあるアイテムを利用するか、何も使わずにできる寒さ対策を知りたいという方も多いことでしょう。

猫をケージ内で飼っている場合、手軽にできる寒さ対策はいくつかあります。そのため、事前に準備しておくことで、愛猫が寒い思いをせず快適に過ごせるはずですよ。

この記事では、猫をケージ飼いしている場合の寒さ対策について詳しく解説します。最後までお読みいただくことで、飼っている猫が喜ぶ寒さ対策や、おすすめの猫用防寒グッズについても知れますよ。
目次

手軽にできる!猫ケージの寒さ対策5選
ケージ以外で愛猫のためにできる寒さ対策3選
防寒対策をしないと猫が低体温症になることがある
猫が寒いと感じているときのサイン
暖房なしでも暖まる!猫の寒さ対策におすすめグッズ
猫ケージの防寒対策における3つの注意点
猫にとってはNG!やってはいけない寒さ対策
寒さ対策グッズも置けるほど広いienekoのデザイナーズケージ
猫ケージにおける防寒対策を万全にして寒い冬を乗り越えよう

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

手軽にできる!猫ケージの寒さ対策5選


執行ねこ員:白井君、部屋が少し寒く感じるよ。すぐにできるケージの寒さ対策ってないの?

白井君:実は手軽にできるケージの寒さ対策って、いくつかあるんですよ!

猫ケージの寒さ対策は、大きくわけて5つあります。

  1. ケージを暖かい場所へ移動させる
  2. ケージの下にダンボールを敷く
  3. ケージに布をかける
  4. ケージ内に猫用のハウスや毛布を置く
  5. 寝床をケージの上段につくる


5つとも手軽にできる対策ばかりですので、ぜひ取り入れてみてください。

1. ケージを暖かい場所へ移動させる

猫ケージを室内の暖かい場所へ移動させることで、手軽に寒さ対策を行えます。

窓際にケージを置いている場合、時期によって昼は日差しが差し込んで暖かく感じられても、夜は外から冷気が入ってくるため寒く感じることもあるでしょう。昼間だけケージを窓際に置き、夜だけ移動させるのは大変です。

気温が下がる冬場だけ窓際を避けるなどして、冷気が吹き込む場所からケージを移動させましょう。

2. ケージの下にダンボールを敷く

猫ケージの下にダンボールを敷くことで、寒さ対策につながります。なぜなら、ダンボールが断熱材代わりになるからです。

寒い時期は床が冷えやすくなるため、ケージを直接置くと冷たく感じることがあります。ダンボールがなければ、新聞紙を敷くだけでも変わりますよ。

執行ねこ員:白井君、執行ねこ員にダンボール2枚あげて。

白井君:笑〇みたいに言わないでください。

3. ケージに布をかける

ケージに布をかけてあげることで、冷気が吹き込むのを避けられます。身近なものとしては、毛布やブランケットなど大きめの布をかけてあげると良いでしょう。

大きめの布を用意できない場合は、タオルで代用して風が吹き込みやすい箇所を覆ってあげると良いですよ。

>>猫ケージに布をかける7つの目的!カバーの選び方や適した布がない場合の代替品も紹介

4. ケージ内に猫用のハウスを置く

ケージ内にキャットハウスを置いてあげることで、猫が自分で暖をとれるようになります。

また、キャットハウスは猫にとってプライベート空間にもなります。猫が自分のテリトリーを確保することにもつながるため、キャットハウスはおすすめです。

執行ねこ員:白井君はキャットハウス内立ち入り禁止。

白井君:そもそも入れないので安心してください…。

5. 寝床をケージの上段につくる

寒さ対策においては、寝床をケージ内の上段につくるのも効果的です。冷気は下に流れやすくなるため、下段に寝床があると寒く感じやすくなるからです。

下段は床からの冷気も感じやすいため、冬場はとくに冷たく感じることでしょう。ケージ内のレイアウトを変えるだけでも、猫にとっては寒さ対策になりますよ。

>>猫ケージのレイアウトにおける工夫と注意点!2段と3段それぞれの基本パターンを紹介

執行ねこ員:知っているなら、はやくやってよ。

白井君:すみません。

ケージ以外で愛猫のためにできる寒さ対策3選


執行ねこ員:寒さ対策はケージにまつわること以外にもあるはずだから、我々猫のためにも最善をつくすべきだよね。

白井君:おっしゃるとおりです。ケージ飼いをしているとしても、飼い主さんができる寒さ対策はまだまだありますよ!

寒さを防ぐという点では、ケージにまつわること以外にもできる対策があります。

  1. 部屋の温度調節を行う
  2. 猫が温まれる場所をつくってあげる
  3. 飲み水の温度を調整する


あらゆる角度から防寒対策を行い、愛猫に対して寒い思いをさせないようにしましょう。

1. 部屋の温度調節を行う

ケージを置いている部屋にエアコンがある場合は、温度調節を行うのが確実です。猫にとっての適温は20〜28度と言われているため、冷え込む日は暖房をつけるなどして、室温の調整を行いましょう。

普段ケージを置いている部屋にエアコンが設置されていない場合は、置き場所を変えるのも1つの方法です。

>>猫ケージの置き場所を決めるうえで重要な3つのポイント!リビングや寝室に置く際の注意点も解説

2. 猫が温まれる場所をつくってあげる

放し飼いにしている時間が多い場合は、室内で猫が温まる場所をつくってあげましょう。たとえば、電気カーペットやこたつなどがあれば、人間だけでなく猫も体を暖められます。

ケージの扉を空けていれば、猫は自分で暖かいと感じる場所を探せます。室内で走り回って物を倒すなどの心配がなければ、暖かい空間をつくりつつ放し飼いにしてあげましょう。猫が自分で快適な場所を探せるようにしてあげるのも、寒さ対策の1つです。

3. 飲み水の温度を調整する

猫の飲み水も、冬場の寒さ対策につながります。

猫は水が冷たいと体温が下がるため、飲みたがらなくなることもあります。お水をぬるま湯や常温で出してあげると、脱水症状を防ぐだけでなく寒さ対策になることでしょう。

防寒対策をしないと猫が低体温症になることがある


防寒対策をしないと、猫は低体温症になってしまう可能性があります。猫の低体温症とは体温が平熱よりも下がり、体の機能が正常に動きにくくなることです。

猫の平熱は、一般的に38〜39度と言われています。この平熱を下回る時間が続くと、低体温症を引き起こす可能性があります。

猫は人と違い、言葉で自分の意思を伝えられません。そのため、飼い主さんが気づかないうちに、症状が悪化しているケースもあります。日頃から猫が暮らす部屋において、室温が下がりすぎていないか気をつかいましょう。

執行ねこ員:自分が寝ているところだけ暖かくしていればOKではないんだよ。白井君、わかった?

白井君:もちろんです!執行ねこ員に寒い思いはさせません!

猫が寒いと感じているときのサイン


白井君:執行ねこ員は、寒いと感じたときになにかサインを出されますか?

執行ねこ員:白井君のダジャレが寒かったときの冷たい視線のこと?

白井君:そちらの寒さではなく…。

ここでは、猫が寒いと感じているときのサインについて、その一例を紹介します。

  1. 丸まって動かない
  2. 運動量が減る
  3. あまり水を飲まない
  4. 毛が逆立つ
  5. くしゃみをする


猫が上記のような様子を見せている場合は、寒いと感じていることが予想されるため、室温が下がっていないか確認しましょう。

執行ねこ員:白井君、なにか猫に関するおもしろいダジャレ言ってよ!

白井君:そうですね…。

執行ねこ員:はやく!はやく!

白井君:猫を踏んじゃったと思ったら、猫の糞じゃった...。どうでしょう!?

執行ねこ員:うぅ…寒っ…。(毛を逆立てながら遠ざかる様子)

白井君:そうなると思っていました…。

暖房なしでも暖まる!猫の寒さ対策におすすめグッズ


ここでは、暖房がなくても暖まるような、猫の寒さ対策としておすすめのグッズを紹介します。

  1. 猫用ベッド
  2. 湯たんぽ
  3. ペットヒーター


ケージを置く部屋にエアコンがあればベストとはいえ、なかには設置できないこともあるでしょう。これから紹介する3つのグッズは、エアコンを新たに設置するよりも安い金額で寒さ対策が行えますよ。

1. 猫用ベッド

ケージ内にベッドを置いてあげることで、猫が自分で暖をとれるようになります。かたちもさまざまな商品があるなかで、温かい空気が逃げにくいドーム型のベッドも販売されています。

なお、猫用ベッドを選ぶ際は、ケージ内に置ける大きさか確認しましょう。なかには、今後ケージの購入や買い替えを予定している方もいるはずです。ケージを選ぶ際は、トイレや水の置き場所だけでなく、寒さ対策グッズなどが入るかどうかについてもチェックしてくださいね。

2. 湯たんぽ

最近では、猫用の湯たんぽも販売されています。素材もさまざまで、レンジで温めるだけという手軽なものもあるため、手間がかからないのも魅力です。

執行ねこ員:寒いダジャレのあとは、やっぱりこれ!

白井君:執行ねこ員が言わせたんですよ…。

また、湯たんぽは温かいというメリットだけでなく、猫に安心感をもたらすと言われています。猫を新たにお迎えする場合、親猫と一緒に迎えるケースは少ないはずです。親のいない猫にとって、湯たんぽは母猫の温かさに似ており、心細さを軽減してくれるという説もあるのです。

3. ペットヒーター

寒さ対策グッズとしては、ペットヒーターもおすすめです。ペットヒーターは小型の商品が多く、新たに部屋へエアコンを設置するよりも経済的です。

お部屋の環境や金銭面で、猫ケージを置いている部屋にエアコンの設置ができない場合は、小型のペットヒーターがあれば室温の調整をしやすくなります。

猫ケージの防寒対策における3つの注意点


猫をケージで飼う際の防寒対策においては、大きくわけて3つの注意点があります。

  1. 風がケージや猫へ直接あたらないようにする
  2. 猫が低温やけどしないように気をつける
  3. コードを噛まないように配慮する


猫が体調を崩したり、事故にあったりしないように、事前に注意点を把握しておきましょう。

1. 風がケージや猫へ直接あたらないようにする

寒いからといって、直接風があたるような位置にケージを置くのは避けましょう。直接風があたりつづけることで、猫が体調を崩してしまう場合もあるからです。

猫をケージ飼いしている場合は、行動範囲も狭まります。ケージに風があたりつづけたとしても、猫は居心地の良い場所へ自分で移動できません。ケージ飼いをしている場合は、とくに注意が必要です。

>>猫のケージ飼いって実際どうなの?飼い主さんが抱える疑問や悩みごとに切り分けて解説

2. 猫が低温やけどしないように気をつける

猫が暖房器具に長時間触れることで、低温やけどしないように気をつけましょう。低温やけどは通常のやけどとは違い、ゆっくりと進行するため気づきにくいので注意が必要です。

ケージ内で、ペット用の湯たんぽを使うときなどは気をつけましょう。

執行ねこ員:暖かく感じる場所があると、ずっとそこにいたくなるからね。

白井君:飼い主さんも気をつけなくてはいけませんね!

3. コードを噛まないように配慮する

暖房器具を使う場合は、猫がコードを噛まないように配慮しましょう。コードを噛んで感電したり、火災が発生したりすることがあるからです。

ケージのなかで猫を飼っている場合は、コードが側を通らないようにしましょう。また、コンセントの側へケージを置くのもなるべく控えましょう。猫がケージ越しで、コードで遊ぶ場合もあるからです。

猫にとってはNG!やってはいけない寒さ対策


飼い主さんのなかには、人にとって効果的だと感じる寒さ対策であれば、猫にとっても良いのではと考える方もいることでしょう。たしかに、人と猫は快適だと感じる室温が近いなどの共通点もあります。

しかし、なかには人にとって効果的であっても、猫にしてはいけない寒さ対策もあるのです。具体的には、以下のような寒さ対策は、人にとって良くても猫にしてはいけません。

  1. 辛いものを食べさせる
  2. 服を重ね着させる


辛いものを食べると温まるからと言って、猫に同じものを食べさせるのは控えましょう。人にとっては、辛い物を食べることでアドレナリンの分泌が活性化し、体温を温める効果が期待できます。一方で、猫にとっては嘔吐などを引き起こす場合があるからです。

また、人と同じように、猫に服を重ね着させるのも避けましょう。猫は毛をなめて、体を清潔に保つ習性があります。猫に服を重ね着させると、毛をなめられなくなるためストレスがたまりやすくなってしまいます

寒さ対策グッズも置けるほど広いienekoのデザイナーズケージ


執行ねこ員:寒さ対策も考慮したうえで、新たにケージを購入しようと考えた際に、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます

執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

>>ienekoの天然木製 デザイナーズ猫ケージはこちらから

猫ケージにおける防寒対策を万全にして寒い冬を乗り越えよう


飼っている猫に対して、寒さを感じさせないようにするためには、さまざまな対策があります。ケージの置き場所を変えたり、レイアウトを変えたりする方法などは手軽にできる寒さ対策です。

エアコンで部屋の温度調節ができればベストではあるものの、難しい場合はペット用の湯たんぽやベッドなどを用意してあげると良いでしょう。新たにエアコンを設置するよりも、費用を抑えられます。

ケージ内に暖房グッズを置く場合は、広さを考えて選ぶ必要があります。広めのケージを探している場合は、ienekoのケージがおすすめです。ienekoのケージであれば一般的なサイズのものより大きめにつくられており、冬場の寒さ対策もしやすくなるため、愛猫が快適に過ごせるはずですよ。



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