猫がケージで鳴く5つの理由と対処法!ケージへ入ってもらうコツや慣れさせ方についても解説

猫をケージへ入れると鳴いてしまうため、どうすれば良いのか解決策を探していないでしょうか。飼い主さんの立場からすると、猫がケージの中で鳴く場合に無視して良いのか、それとも対処しなければいけないのか悩むこともあるでしょう。

猫がケージの中で鳴くのには、いくつか理由が考えられます。トイレを片付けてほしいと要求しているなどのケースであれば、すぐに対処してあげましょう。一方で、ケージ内で猫が鳴いていても、理由次第ではあえて無視した方が良いケースもあります

この記事では、猫がケージ内で鳴くのに考えられる理由と、対処法を中心に解説します。最後までお読みいただくことで、猫にケージの中へ入ってもらうコツや、ケージへの慣れさせ方についても理解できるはずですよ。
目次

猫がケージの中で鳴くのには理由がある
猫がケージで鳴く場合に考えられる5つの理由
猫をケージへ入れると鳴く際の5つの対処法
猫がケージ内で鳴く理由次第では無視した方が良い場合もある
子猫がケージから出たがる場合は無視して平気?
猫にケージの中へ入ってもらうコツや慣れさせ方
猫が快適に過ごせるienekoのデザイナーズケージ
猫をケージに入れると鳴いてしまう場合は理由を考えよう

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。


・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

猫がケージの中で鳴くのには理由がある


執行ねこ員:白井君。飼っている猫をケージに入れると鳴いてばかりで困っている飼い主さんもいるみたいだね。

白井君:その情報、誰に聞いたのですか…?

執行ねこ員:(無視)…たしかに、猫をケージに入れると鳴いてばかりでうるさい…と感じてしまう飼い主さんの気持ちもわかるよ。一方で、猫がケージの中で鳴くのには、何か理由があるのではないかと考えてほしいんだよね。

白井君:猫だって理由がなければ鳴かないはずですからね。

猫がケージの中で鳴くのには、いくつか理由が考えられます。なかには、体の不調を訴えているなど、理由次第では対処が必要な場合もあります。

猫は人間の言葉を離せないため、完全に理由を突き止めるのは難しいかもしれません。ですが、ケージに入れると猫が鳴くからといって、すぐに叱るのではなくできる限りの対処をしてあげましょう。

白井君:私は、ケージの中にいる執行ねこ員のことを、うるさいと思ったことはありませんよ!!

執行ねこ員:うるさい!

白井君:そんな…。

猫がケージで鳴く場合に考えられる5つの理由


猫がケージで鳴く場合に考えられる理由は、大きくわけて5つあります。
  1. ストレス
  2. 要求
  3. ケガや体調不良
  4. 習性
  5. 発情期

猫をケージの中へ入れると鳴き続ける場合は、それぞれ心当たりがないか考えてみましょう。

1. ストレス

猫はケージの中に入れられることで、自由に行動できなくなるためストレスを感じているケースがあります。

ケージに対する印象は、猫によって違います。とくに保健所などからお迎えした猫は、ケージ自体に嫌悪感を抱いている場合があることでしょう。

猫がケージに対して極端に嫌悪感を抱いている場合は、無理矢理入れようとすると反発して、鳴き続けてしまうことが考えられます。

2. 要求

猫をケージへ入れると鳴く場合、何かしらの要求をしていることが考えられます。猫からの要求として考えられる内容としては、以下のとおりです。
  1. ご飯を食べたい
  2. 水を飲みたい
  3. ケージの外に出たい
  4. トイレを片付けてほしい
  5. 構ってほしい

適切な要求であれば、叶えてあげることで鳴きやむ場合もあります。

執行ねこ員:ニャ〜。

白井君:どうされました?

執行ねこ員:ご飯を食べながら水も飲み、ケージの外へ出ている間にトイレを片付けたうえで構ってほしいです。

白井君:1つずつ対応いたします…。

3. ケガや体調不良

猫がケガをしてしまったり、体調が悪かったりする場合に鳴くこともあります。

猫は人に、言葉で要求を伝えられません。そのため、鳴くことで飼い主さんに知ってもらおうとしているのです。飼い主さんの目が行き届かないところで、猫がケガをしてしまっていないか確認しましょう。

4. 習性

夜に鳴いている場合は、猫の習性とも言えます。猫は薄明薄暮性であり、明け方や夕方に行動が活発化しやすいとされています。

執行ねこ員:実は、猫って夜行性ではないんだよ。

一方で、家での飼い方次第では、猫が人と同じリズムで過ごせるようになることもあります。人間の生活に慣れてもらいながら、温かく見守ってあげましょう。

>>猫を夜だけケージ飼いする際の注意点や夜鳴きが気になる場合の対処法を解説

5. 発情期

飼っている猫が発情期を迎えたことで、ケージの中へ入れても鳴くケースがあります。

一般的には、生後6ヶ月を過ぎたあたりから、発情期を迎えて鳴くことが多いとされています。発情期は年間を通じて訪れるため、先を見据えて早めの去勢・避妊手術も検討する必要がありそうです。

猫をケージへ入れると鳴く際の5つの対処法


続いて、猫をケージへ入れると鳴く際に、飼い主さんがとれる5つの対処法を解説します。
  1. ケージの外で自由に遊ぶ時間をつくる
  2. 飼い主さんの姿が見えやすい位置にケージを置く
  3. トイレを清潔にする
  4. 病院へ連れて行く
  5. ケージに布をかけてあげる

対処法としてできていないことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

1. ケージの外で自由に遊ぶ時間をつくる

猫をケージへ入れると鳴く場合は、一度自由に遊ぶ時間をつくってあげましょう。

猫がケージの中で鳴く理由として、まだまだ遊びたいと要求をしていることがあります。猫もずっとケージの中へ入れっぱなしにされると、ストレスがたまります。猫をケージに入れると鳴き続ける場合は、遊んであげる時間をつくってみてください。

>>猫を一生ケージで飼い続けるのはNG!ケージで飼う方が良い5つのケースや注意点を解説

2. 飼い主さんの姿が見えやすい位置にケージを置く

ケージの置き場所を、飼い主さんの姿が見えやすい位置に変えるのも1つの方法です。

猫がケージで鳴く理由として、寂しく感じているケースが考えられます。具体的には、ケージへ置き去りにされたと感じたり、飼い主さんの姿が見えなくなることで不安になったりするケースです。

ケージを飼い主さんの姿が見える位置に置くことで、猫が安心して鳴きやむこともありますよ。

>>猫ケージの置き場所を決めるうえで重要な3つのポイント!リビングや寝室に置く際の注意点も解説

3. トイレを清潔にする

猫は綺麗好きなので、トイレを片付けてほしいと鳴いている場合があります。

ケージの中にいる猫は、自分でトイレを片付けられません。トイレが原因である場合は、こまめに片付けてあげることで猫は鳴きやみます。

忙しくてこまめに片付けられない場合は、自動のトイレを購入するなどして、清潔な状態を保てるようにしましょう。

執行ねこ員:トイレの片付けや管理は飼い主さんの仕事です。

白井君:おっしゃるとおりです。

4. 病院へ連れて行く

猫が鳴き続ける場合は、ケガや体調不良を訴えていることもあるため、病院に連れて行った方が良いでしょう。猫によっては違和感があるものの自分でケガや病気に気づけておらず、病院へ行くことで気付けるケースもあるからです。

専門知識がなければ、飼い主さんも猫の病気に気づけないこともあるでしょう。ケガや病気以外に心当たりがない場合は、病院へ連れて行ってあげましょう。

5. ケージに布をかけてあげる

ケージに布をかけてあげることで、周囲の視線が気にならなくなり落ち着くこともあります。

猫は、自分のテリトリーを持ちたがる動物です。周りの雑音や人の気配に対して、敏感に反応して鳴いている場合もあるのです。

執行ねこ員:白井君が近くにいると安心して寝られません。

白井君:何もしませんので、ご安心ください…。

ケージに布をかけることで周囲の視線が気にならなくなり、安心して鳴きやむケースもあります。

>>猫ケージに布をかける7つの目的!カバーの選び方や適した布がない場合の代替品も紹介

猫がケージ内で鳴く理由次第では無視した方が良い場合もある


猫がケージで鳴く理由次第では、あえて無視した方が良い場合もあります。

執行ねこ員:なんだと!

白井君:気持ちはわかりますが落ち着いてください…。

具体的には「構ってほしい」「ケージから出してほしい」などの要求であれば、対処せずに無視するのも選択肢の1つです。なぜなら、鳴くたびに対応していると、猫は鳴けば要求が満たされると学習してしまうからです。

執行ねこ員:むむむ。

白井君:図星ですかね…。

鳴き声だけでは、猫が何を要求しているのか判断するのは難しいかもしれません。その場合は、考えられる理由に対して1つひとつ対処していく必要があります。

一方で、要求内容を見極めたうえで問題ないと判断した場合は、一時的に無視するのも愛猫のためと言えるでしょう。

子猫がケージから出たがる場合は無視して平気?


子猫の場合は好奇心旺盛であるため、とくにお迎え当初はケージから出たがる場合も多いことでしょう。ケージから子猫を出してあげるかどうかは、状況を見極める必要があります

仮に、飼い主さんが猫の様子を見てあげられるのであれば、ケージから出しても問題ありません。お迎えしたばかりの子猫であれば、ケージを毛嫌いすることも予想されます。子猫がケージに対して極端な拒否反応を示すようであれば、少しずつ慣れさせてあげる期間が必要です。

ただし、室内に物が多く、飼い主さんが子猫の様子を見てあげられない場合は注意が必要です。好奇心旺盛な子猫が室内を自由に歩き回ることで、物を倒したり隙間に入り込んで抜けなくなったりするなどのトラブルが考えられます。子猫をケージから出す場合は、飼い主さんが様子を見てあげられる時間帯にしましょう。

猫にケージの中へ入ってもらうコツや慣れさせ方


お迎えする時期によっては、猫がケージの中に入ってくれなかったり、鳴き続けてしまったりするケースもあることでしょう。飼い主さんにとっては悩みどころかもしれませんが、ケージの中が快適な環境であれば、猫は嫌がらないはずです。

執行ねこ員:なぜ、理由もないのにケージの中へ入らないといけないんだい?

白井君:たしかに、一理ありますね…。

飼い主さんの立場からすると、目が行き届かない時間帯は、安全のためにもケージの中へ入ってほしいと考えることもあるはずです。コツとしては、猫にケージの中が快適だと思ってもらえるように工夫するか、ケージの中に入る理由をつくることです。

たとえば、お気に入りのおもちゃをケージの中に置く方法があります。ハンモックやキャットタワーなど、ケージの中のみで楽しめるアイテムを入れるのも良いでしょう。

慣れさせるという意味では、はじめのうちは時間を限定したり、水やご飯をケージの中であげたりすることで徐々に慣れていく場合もあります。

また、ケージの中が嫌な空間とならないように、トイレは常に清潔な状態を保ちましょう。

猫が快適に過ごせるienekoのデザイナーズケージ


執行ねこ員:猫がストレスをためて鳴かないように、居心地の良さそうなケージを購入しようと考えても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君:たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員:白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ?おすすめのケージはないの?イイ感じのやつ!

白井君:もちろんありますよ!

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい!」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員:まるで…インテリアみたい!

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます

執行ねこ員:広々していて快適!

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員:へぇ~。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員:機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね!

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猫をケージに入れると鳴いてしまう場合は理由を考えよう


猫がケージの中で鳴くのには、いくつか理由があります。ケージに入れるとうるさいと感じてしまう場合は、猫に対して怒るのではなく鳴く理由を考えるようにしましょう。猫がケージの中で鳴く理由によっては、すぐに解決できる場合もあります。

一方で、猫が落ち着いて過ごせるように、ケージ内の環境を整えてあげることも重要です。おもちゃなどを用意することで解決できる場合もありますが、ケージの中が窮屈だと猫はストレスをためてしまうことでしょう。

猫が快適に過ごせるようなケージを探しているのであれば、ienekoのケージがおすすめです。ienekoのケージは、一般的なものと比べて大きめに設計されています。おもちゃやハンモックを置くスペースだけでなく、寝床としてゆっくりとくつろげる空間を確保できるため、ienekoのケージであれば愛猫が快適に過ごせるはずですよ。

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