すでに先住猫がいる家庭で、新たに猫ちゃんをお迎えする際、どのような点に配慮すれば悩んでいないでしょうか。多頭飼いを検討するにあたって、先住猫と新入り猫が仲良くできるか不安な方もいるはずです。

多頭飼いを行う際は、飼い主さんも先住猫と新入り猫の関係性を理解しておく必要があります。先住猫がいる家庭で新入り猫をお迎えする際は、心構えを含めたさまざまな準備が必要です。

この記事では、先住猫と新入り猫との関係性など、多頭飼い時のポイントを中心に解説します。最後までお読みいただくことで、飼い主さんが意識すべきことについても理解が深まるはずですよ。

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目次

◆先住猫と新入り猫の関係性
◆新たに猫をお迎えする際に考慮すべき2つのポイント
◆あくまで優先するのは先住猫
◆新入り猫をお迎えする前に必要な準備
◆先住猫と新入り猫を仲良くさせるための手順
◆先住猫と新入り猫が仲良くなるまでの期間は相性次第
◆先住猫が新入り猫を受け入れたかどうかのサイン
◆多頭飼いにおいてはケージがあると便利
◆新たに購入するならienekoのデザイナーズケージがおすすめ
◆多頭飼いは先住猫と新入り猫にそれぞれの配慮が必要

※登場キャラクター
・白井君
株式会社ienekoの代表取締役で「猫と暮らすあなたのワガママを叶える」をコンセプトにしており、ケージやキャットハウスなどを販売。コラムでは、これから猫をお迎えする方や、すでに猫を飼っている飼い主さん向けに、ためになる情報の発信を心がけている。執行ねこ員の飼い主。

・執行ねこ員
白井君に飼われている猫。わからないことがあったら白井君に質問して、すぐに答えさせる。性格はワガママ。

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先住猫と新入り猫の関係性

白井君：執行ねこ員は、新入り猫が家にやってきたらどのように感じますか？

執行ねこ員：敵だよ。

白井君：えっ…？

執行ねこ員：警戒すべき敵。

はじめのうちは、先住猫は新入り猫に対して警戒心を示すことが多いです。

そもそも、猫ちゃんは自分のテリトリーを持っている動物です。自分が過ごす空間において、新入り猫がやってきたとなれば、自分のテリトリーが荒らされるのではないかと不安に感じて威嚇することもあります。

＞＞先住猫が新入り猫に威嚇する3つの理由！対処法と合わせて解説

一方で、新入り猫にとっても新しい環境に対して不安を感じることでしょう。お互いが警戒心を強めやすい環境にあるため、対面させる際は注意が必要です。

新たに猫をお迎えする際に考慮すべき2つのポイント

新たに猫ちゃんをお迎えする際に、考慮すべき点は大きく2つあります。

1. 年齢差
2. 性別

多頭飼いを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

1. 年齢差

一般的には、先住猫と歳が近い方が良いとされています。年齢差があると生活スタイルが異なるため、お互いの存在がストレスを溜める原因になってしまうからです。

先住猫が高齢で落ち着いて過ごすことを好む場合、新たに子猫を迎えすると、先住猫は疲れてしまうかもしれません。反対に子猫がいる家庭で、新たに高齢の猫をお迎えする場合も、新入り猫にとってストレスがたまりやすくなるでしょう。

＞＞先住猫が子猫を受け入れない3つの理由！対処法や対面時に役立つアイテムを紹介

2. 性別

猫ちゃんの性格にもよりますが、比較的異性同士は仲良くなりやすいと言われています。

また、メス同士の場合も仲良くなりやすいと言われていますが、オス同士の場合は縄張りを主張し合うなどの傾向があります。

執行ねこ員：とはいえ、性格次第だから一概には言えないけどね。

白井君：おっしゃるとおりです！

あくまで優先するのは先住猫

多頭飼いを始める際に、あくまで優先させるのは先住猫です。

執行ねこ員：ここ、テストに出ます。

白井君：テストに出るかは別として、大事なポイントですよね。

新入り猫をお迎えすることで、環境が変わるのは先住猫も同じです。

飼い主さんの立場からすると、新しい環境に慣れてもらうためにも、新入り猫の方に意識が向いてしまうことも多いのではないでしょうか。仮に悪気はなくても、先住猫は飼い主さんの意識や振る舞いの変化を敏感に感じ取ります。

新入り猫に飼い主さんを取られたと感じてストレスも溜めやすくなり、体調を崩すこともあります。

＞＞先住猫がストレスを溜めてしまうのはなぜ？多頭飼いにおける接し方の例も紹介

新入り猫をお迎えする前に必要な準備

新入り猫をお迎えする際は、事前に準備が必要です。

1. スペースの確保
2. 多頭飼いに必要な資金

すでに先住猫と生活しているから大丈夫だとは思わずに、新たにお迎えする準備が整っているか確認していきましょう。

1. スペースの確保

新たに猫ちゃんをお迎えする際は、隔離できるスペースを事前に確保しておきましょう。いきなり対面させたり同じ空間で過ごさせたりすると、威嚇してしまうことがあるからです。

はじめのうちは、それぞれ隔離して別の部屋で過ごさせる必要があります。新たにお迎えする猫ちゃんが過ごすためのスペースを事前に確保しておきましょう。

執行ねこ員：いきなり同じ部屋で過ごさせるのはアカン。

白井君：先住猫と新入り猫の関係性は最初が肝心とも言いますからね！

2. 多頭飼いに必要な資金

多頭飼いをするのであれば、当然ながらこれまでよりもお金がかかります。基本的には、2倍のお金がかかると思って問題ないでしょう。

ただ、病気をかかえてしまったときなどは、想像以上にお金がかかります。金銭的に懸念がある場合は、新たにお迎えするのを断念することも視野に入れなければなりません。

先住猫と新入り猫を仲良くさせるための手順

先住猫と新入り猫を仲良くさせるための手順は、おおよそ以下のとおりです。

• それぞれ別の部屋で生活させる
• お互いの匂いに慣れさせる
• 同じ空間で距離を保ちながら過ごさせる
• お皿やトイレの場所を近づける

早く仲良くなってほしいからと、いきなり対面させるのはNGです。

まずは、お互いの匂いから慣れさせていきましょう。具体的には、普段使っているクッションやおもちゃなど、匂いがついたアイテムを交換させるなどの方法があります。

その後は、距離を保ちながら徐々に近づけていき、お互いの様子を見守りましょう。

先住猫と新入り猫が仲良くなるまでの期間は相性次第

仲良くなるまでの期間は、猫ちゃんの性格や相性によるため一概には言えません。早ければ1週間程度で仲良くなることもあれば、数ヶ月経過しても警戒心を示すことがあります。

執行ねこ員：性格や相性にもよるからね。

白井君：こればかりは、一緒に過ごしてみないとわかりません…。

飼い主さんの立場からすると、不安を感じるかもしれませんが、猫には猫のコミュニケーションがあります。必要以上に介入してしまうと、かえって逆効果になってしまいます。

＞＞先住猫が新入り猫と仲良くなるまでにかかる期間とは？多頭飼いのポイントについても解説

先住猫が新入り猫を受け入れたかどうかのサイン

先住猫が新入り猫を受け入れたかどうかのサインは、いくつかあります。

1. 近い距離でごはんを食べる
2. 同じ場所で寝る
3. 一緒に遊ぶ
4. グルーミングしあう
5. 至近距離で匂いを嗅ぐ

基本的には、一緒に過ごす時間が長くなります。同じ場所で寝るにしても、遊ぶにしても相手を受け入れていなければ、距離をとるはずです。

猫ちゃんの場合は、お互いの存在を認めると、匂いを嗅ぎあったりグルーミングしあったりといったしぐさを見せることがあります。これらのしぐさは挨拶やスキンシップの意味合いがあるとされています。

猫同士でこれらの行動をとっている場合は、先住猫が新入り猫を受け入れたサインと言えるでしょう。

＞＞先住猫が受け入れたときに見せる5つのサイン！対面時の注意点と合わせて解説

多頭飼いにおいてはケージがあると便利

多頭飼いを始める際は、ケージがあると便利です。ケージのなかに猫ちゃんを入れてあげることで、行動を制限できるからです。

新入り猫は新しい環境に慣れておらず、意図せず先住猫のテリトリーを荒らしてしまうことがあります。先住猫も新入り猫が自分のテリトリーへ侵入してきたと感じたら、威嚇したり、ケガさせたりしてしまうことが考えられます。

執行ねこ員：新入り猫にとっては、悪気はないかもしれないけどね。

白井君：先住猫の立場で考えると、警戒してしまうのも理解できます…。

ケージがあれば直接触れ合うことを避けられ、距離をとりながら同じ空間で過ごせるため、先住猫と新入り猫の対面時に役立つのです。

新たに購入するならienekoのデザイナーズケージがおすすめ

執行ねこ員：猫ケージを新たに購入しようと考えても、いろいろな種類があってどれが良いのかわからない人もいそうだね。それに、ケージは場所をとるから、部屋の雰囲気が変わるだろうし…。

白井君：たしかに愛猫のためとはいえ、機能性だけでなくデザイン性も気にしたいところですよね。

執行ねこ員：白井君の会社って、猫に関するアイテムを販売しているんでしょ？おすすめのケージはないの？イイ感じのやつ！

白井君：もちろんありますよ！

少し強引な流れではありますが、、猫をケージ飼いするならienekoのデザイナーズケージがおすすめです。

ienekoでは、利用者の方から「まるでインテリアみたい！」などの声をいただけるような、機能性だけでなく見た目にもこだわったケージを販売しています。

執行ねこ員：まるで…インテリアみたい！

ienekoが販売しているケージは、一般的なサイズのケージより大きく設計されているのが特徴です。また、広さがあるため、ケージの中だけでもストレスを抱えずに過ごせます。

ストレスを軽減できる「猫ステップ」がついており、「ハンモック」を置けるスペースも確保できるため、ケージの中でも自由に遊べます。

執行ねこ員：広々していて快適！

ieneko独自機能である高さ15cmの猫砂ブロックにより、猫砂の飛び散りを防げます。また、付属のお掃除トレーを引き出すだけでお手入れが簡単に行えるなど、日々のお掃除が手軽に行えます。

執行ねこ員：へぇ～。すごいじゃん。

また、天然ブナの木製フレームが使われており、インテリアとしてお部屋にもなじみやすいデザインです。

ダサいと感じてしまうようなデザインだと、放し飼いにしたあとはすぐにケージを片付けたくなることでしょう。ienekoのケージはそのまま置いたままでも、インテリアとしてお部屋に残しておきたくなるようなデザインです。

ケージは、2段と3段から選択できます。お部屋のレイアウトやケージを置くスペース、愛猫の特徴に合わせて選べます。

執行ねこ員：機能性だけでなく、デザイン性にも優れているんだね！

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＞＞ienekoの猫ケージがおすすめできる5つの理由！他社製品と比較した際のデメリットも正直に解説

先住猫と新入り猫が仲良くできるような環境を整えよう

多頭飼いをする際は、先住猫と新入り猫の両方にとって環境が変わることになります。猫ちゃんの性格はそれぞれですが、仮に多頭飼いをする際は、猫同士の年齢が近い方が仲良くなりやすいとされています。

お迎えする際の注意点は、先住猫を優先させることです。先住猫は、飼い主さんの振る舞いに敏感です。新入り猫に意識が向きすぎると、先住猫がストレスを溜めてしまうこともあります。

お迎えする際に、いきなり対面させるのはNGです。まずは匂いから慣れさせていくなど、先住猫と新入り猫の対面においてはそれぞれ配慮が必要です。



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